俺とヒーローと魔法少女(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『俺とヒーローと魔法少女』とは、九段そごうによるWEB漫画。魔法少女に変身してしまうヒーローを描いたハートフル苦行コメディである。『ニコニコ漫画』で連載していたが、その後『COMICポラリス』にてセルフリメイクし、完結した。単行本は全7巻。舞台はヒーローと怪人が存在する現代の日本。そんな世界でヒーローをしている十文字ハヤトは、変身すると魔法少女になってしまう事に苦悩しながらも、日々現れる怪人から人々を守るため活躍する物語。いかつい男が可憐な魔法少女になって戦う設定が話題となった。

男性が変身前の十文字ハヤト、少女が変身後のルミナスガール。

今作の主人公。
黒髪のツンツンヘア、筋肉質な体をしており、正義感が強い熱血漢の27歳。
魔法少女に変身してしまうヒーロードライブを嫌っているが、正義感の強さのせいで、ルミナスガールに変身することを余儀なくされてしまうケースが多い。
ルミナスガールに変身した際は、背が低くなりふわふわの衣装、マントに星がついたカチューシャをつけ可愛い声となる。
人格はハヤトのまま少し幼い行動をとってしまう事が多い。
怪人やヒーローの力で度々ただの少女になってしまう事もある。
見た目とは裏腹に、戦闘スタイルは殴ったり蹴ったりである。
ハヤトの時も、ルミナスガールに変身した時も、好きなものは変らずぷりんと憧れのヒーロー・ダンである。

浦賀 カスミ(うらが かすみ)/リジットハート

浦賀 カスミの変身後の姿であるリジットハート。

黒髪セーラー服の女子高生、変身すると髪色が金色に変化する。
女子高生ヒーロー「リジッドハート」として活動している女の子。
過去に男性ヒーローである槇山(まきやま)に裏切られ、男性ヒーローを嫌っている。
ハヤトと出会った際、ハヤトがルミナスガールの姿だったため、女の子のヒーローと初めて出会えたと喜んでいたが、こけた拍子にハヤトの変身が解けてしまい、戦闘になりかける。
心根は優しく可愛いもの好き、JKらしく有名人に黄色い声を上げたりする。
ハヤトの姿の時にはきつく当たる節がある一方、ルミナスガールに対しては好意的な姿をとる事が多い。

二階堂 シズマ(にかいどう しずま)/ブルースティール

二階堂 シズマの変身後の姿、ブルースティール。

細身の美形な、正統派ヒーローのような見た目をしている。
ブルースティールに変身しても髪色が変わるだけで、特段変化はない。
ルミナスガールいわく普通にかっこいい。
強運の持ち主で、自販機でジュースを買えば、必ずといって良いほど大当たりがでる。
特に何もしなくても戦闘が終わるため、戦闘において出番はほぼない。

分倍河原の祖母/レティクルミスティ

ルミナスガールを連れて帰ってきたヨウスケに詰め寄るヨウスケの祖母。

強い口調と有無を言わせむ行動力でハヤトを驚かせる事が多い。
とても世話焼きで、ヨウスケの嘘でるみと名乗っているルミナスガールの事を可愛がっている。
若い頃は有名なヒーローで、グラマラスな仮面のヒーロー、レティクルミスティに変身する。

浦和ダン(うらわ だん)

怪人と戦うために変身したダン。

カスミの父親で、ハヤトの憧れのヒーロー。

鷲尾 エイジ(わしお えいじ)

自由奔放、ムードメーカーな鷲尾エイジ。

外見と能力をコピーするヒーロー。
当初はハヤトの変身姿をコピーするつもりだったが、ルミナスガールの姿が気に入らないなどの理由でコピーしなかったりもする。
最終章で、実は「女体化する事が俺の願望なのでは?」という疑念に苛まれることになる。

長谷川 リン(はせがわ りん)

長谷川 リンがハヤトをダークヒーローと誤解し、変身するシーン。

おさげに眼鏡をかけた夢見がちな女性だが、変身するとおさげがドリルになる。
ハヤトの事をダークヒーローと認定したヒーロー組合からのしらせにより現れたヒーロー。
ハヤトに対して「かっこいい」、「王子様」と言うが、その後助けに入った二階堂にも王子様と言っている。
基本的にはハヤトに好意を抱いており、有名人に黄色い声を上げるカスミに「高校生っぽくて良いじゃないですか」などの発言をしている。

間久部サイド

平川ゆみ(ひらかわ ゆみ)/ダークハヤト

ハヤトに似たヒーローが怪人を吊るしているシーン。

本作のダークヒーローの1人。
その実態は平川ゆみというルミナスガールそっくりな少女。
悪いやつらに捕まった父と母を助けるために、間久部の言いなりになっている。
表面では強気な態度を取っているが、裏では両親の事で泣く事もある。
ダークハヤトの姿では冷徹無比な態度だが、言葉の節々に素のゆみのような言動が目立つ。

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