ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウ・ヨンウ弁護士』は天才肌』は、2022年6月から韓国のENAチャンネルで放送された法廷ヒューマンドラマ。自閉スペクトラム症を抱えながら、ロースクールを主席で卒業した彼女は、韓国きっての大手法律事務所に入社する。さまざまな困難に直面しながらも、弁護士として、一人の人間として、そして女性として成長していく。また、世の中の偏見や理不尽さにぶつかりながらも立ち向かっていく彼女の姿勢が、多くの視聴者から支持を得た。

第1話のハンバダ法律事務所が入るビルの回転扉の前で、うまく入れずにいるヨンウに、ジュノが優しく声をかけるシーン。「ワルツを踊ると思っては?リズムに乗れば簡単に入れますよ。ズンチャッチャ、ズンチャッチャ」とリズムを取りながら彼女の手を握り、エスコートして通してあげる印象深いシーン。

ヨンウ「春の日差しスヨン」

ハンバダの食堂で、ヨンウから「春の日差し」と例えられ感動するスヨン

第5話で、ヨンウとスヨンが一緒に食事をしている際に、スヨンに対してヨンウが言った言葉。「あなたは春の日差しみたい。ロースクールの時代から思ってた。休講情報や試験範囲を教えてくれて、今日もフタを開けてくれて、海苔巻きの日は教えてくれると言っている。あなたは明るくて暖かくて、思いやりにあふれた人なの。春の日差しスヨン」。スヨンはロースクール時代から、他の人が簡単にできることもヨンウにとっては難しいといった状況になったときには彼女のサポートをしていた。

ジュノ「他人に否定されても、自分が愛だと思えば愛です」

夕日の見える海岸でジュノ(画面右)がヨンウ(画面左)に語り掛ける

第10話でヨンウは、障がいのある女性に性的暴行をはたらいた罪で起訴をされた青年の弁護を請け負う。

その裁判を通して、障がい者が自己決定権を認めてもらうことの難しさを痛感する。本人が愛だと思っていても、障がいがあるだけで「恋愛」と認められることが困難であることに心を痛める。そしてヨンウは「私が恋だと言っても、他の人たちが違うと言えば違うことになってしまう」とジュノにつぶやく。ジュノはそんなヨンウに、まっすぐに答える。そのときのセリフが「他人に否定されても、自分が愛だと思えば愛です」である。これはヨンウに向けて言ったセリフだが、自身もそう確信した上で言っている。

ヨンウ「孤独にさせませんか?」

父に電話をかけ、ジュノを孤独にさせないか確かめるヨンウ

恋人のジュノは、自分を幸せにしてくれる人であるけれど、自分は果たしてどうなのか。ヨンウは父に電話をかけて、「私はジュノさんを幸せにできる人ですか?孤独にさせませんか?」と涙を浮かべて父に尋ねるシーンが印象的である。

ヨンウとグラミのおかしな挨拶

ヨンウ(画面左)とグラミ(画面右)が挨拶の掛け合いダンスをしているところ

ヨンウとグラミは親友同士であり、2人が会ったときには挨拶ダンスをしてポーズを取る。このダンスは話題となりTikTok(ティックトック)ユーザーの間でも人気となった。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

オファーを断っていたヨンウ役のパク・ウンビン

主演であるパク・ウンビンは、主人公のヨンウを演じる自信がなかったため、数回にわたり監督からのオファーを断っていたという。しかし何度もラブコールをしてくれたことで、出演することに決めた。「最善を尽くして心を込めてウ・ヨンウを演じる」ことで、すばらしい作品になったとインタビューで答えている。

カン・テオが語ったジュノのイメージ

ジュノ役のカン・テオは、優しく紳士的でありヨンウへの気持ちをまっすぐに表現するまさに理想の男性像そのもの。彼は自身の役のイメージについて、「あまりに完璧で、この世に存在しなさそうなイメージ」と答えている。一方、これまで演じてきた役に比べると、キャラクター性が強くないので苦戦したとも話している。その不安を払拭したのが、撮影当日に見たヨンウを演じているパク・ウンビンだったという。彼女があまりに可愛すぎて、その気持ちを自然に演じていくことを心掛けたと答えている。

撮影現場は常にわきあいあい

ヨンウのメンターとなる弁護士・ミョンソク役を演じたカン・ギヨンは、撮影当時をこう振り返っている。撮影時もそうでないときも、チームワークがとても良く、みんな仲良く雰囲気のいい中で撮影ができたとインタビューで語っている。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の主題歌・挿入歌

主題歌:Maytree「Extraordinary Attorney Woo」

挿入歌:キム・ジョンワン「Brave」

HiyaTakuya
HiyaTakuya
@Takuya00

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