新しい上司はど天然(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『新しい上司はど天然』とは、いちかわ暖による漫画および、それを原作とした日本のアニメ作品である。2018年よりいちかわ暖のTwitterに投稿されており、2019年2月よりwebコミックサイト『マンガクロス』にて連載されている。2019年に“Web漫画総選挙2019”にて1位を獲得し、2020年には第4回TSUTAYAコミック大賞にて第3位を獲得。2023年5月にはテレビアニメ化が発表された。前職でパワハラ上司に悩み転職してきた部下と、転職先のど天然な上司とのやり取りが描かれる。

CV:櫻井孝宏(PV・ドラマCD)/梅原裕一郎(テレビアニメ)

株式会社Minetteの企画営業部主任で、桃瀬の直属の上司。仕事中は髪をオールバックにしており、仕事に集中している時の表情は厳しく怖い印象。桃瀬の心を動かした広告を作った人物。しっかりしているように見えるが、実はド天然である。

青山 光男(あおやま みつお)

CV:杉田智和

株式会社Minetteの社員で企画営業部課長であり、金城の教育係を務める。マイホームを購入した直後に離婚。さみしさから大きいクマのぬいぐるみを購入しており、後に様々なサイズを揃え大家族になった。女性社員たちからは、かまってちゃんで扱いにくいと思われている。

金城愛悟(きんじょう あいご)

CV:鈴木達央(PV・ドラマCD)/福山潤(テレビアニメ)

桃瀬と同じように、上司からパワーハラスメントを受けていたが、外回り中にカフェで見かけた桃瀬と白崎の関係に影響を受け、転職。株式会社Minetteの社員で企画営業部に所属している。桃瀬の後輩にあたるが、入社時期が近いため桃瀬は先輩扱いされることを断っており、同期として関係を築いている。

その他

白桃(はくとう)

CV:下野紘

桃瀬と白崎に拾われた元ノラ猫。ソファーで爪とぎをしたことで飼い主に捨てられたが、パワハラ飼い主にうんざりして家出をしたことにしている。最初は白崎に対し威嚇していたが、爪とぎが人にけがをさせないようにしたものだと理解してくれたことで懐き、白崎の家で飼われることになった。

『新しい上司はど天然』の用語

株式会社Minette

桃瀬、白崎、青山、金城が働く広告代理店。四人は本社企画営業部に属しており、白崎は主任、青山は課長を務めている。
所在地は東京都渋谷区、最寄り駅は恵比寿駅、就業時間は9時30分から18時など、しっかりした設定がある。

くまってちゃん

ぬいぐるみやジュースなど様々なグッズ展開をしているかまってちゃんなくまのキャラクター。
マイホームを買った直後に離婚をした青山は、さみしさからたくさんのくまってちゃんのぬいぐるみを購入。
青山のくまってちゃん好きは、桃瀬らにも周知されている。

くまってランド

かまってちゃんなくまがメインキャラクターとなっている、アミューズメントパーク。他のパークを参考に大自然の中に建設したが、大自然を求めすぎてあまりにも田舎に作ってしまい客足が少ない。
クオリティーの高いアトラクションや、宿泊施設もあり充実したつくりになっている。

くまってハウス

くまってランド内にある宿泊施設で、ログハウス仕様。
部屋の中は様々なくまってちゃんグッズでつくられており、ベッドやライトもくまってちゃんの形になっている。
くまってちゃんがはちみつ紅茶をもって部屋に遊びに来てくれ、人生相談できるサービスを無料で受けられる。

『新しい上司はど天然』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

火災報知器の点検で音が鳴ることを忘れていた白崎優清

火災報知器の点検のため、ベルの音が鳴るが気にしなくていいと白崎から知らされた桃瀬。前の職場でボヤが起き火災報知器がなった際、逃げる上司に突き飛ばされ両足を痛め動けなくなった時の記憶を思い出してしまう。何とか気持ちを切り替え集中して仕事をしていたが、火災報知器のベルの音が鳴りまた思い出して胃痛に襲われ、過去にとらわれている自分に悩む桃瀬。すると焦りながら「火事だ逃げるぞ」と呼びかける白崎に、桃瀬は腕を掴まれた。あっけにとられる桃瀬を見て心配していた白崎だったが、点検だということを思い出し慌てて手を放す。課長である青山が思わず吹き出してしまうほどの白崎のど天然な行動に、桃瀬のつらい記憶は完全にぶっ飛んだ。

たぬきのイラストではなく外を見た白崎優清

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