田中将大の必殺技「縦のスライダー」解説!プロ野球監督の度肝を抜く
日本野球界でトップクラスの知名度と人気を誇る田中将大選手は、高校時代から名投手としてその名を馳せていた。彼の必殺技として有名で、ヤンキースの監督すら度肝を抜いたと言われているのが「縦のスライダー」だ。
1月18日に自主トレ先をコボスタ宮城の室内練習場に移すとメジャー公式球を“解禁”し、キャッチボールで指になじませてきた。
◎メジャーの球は、しっかりかかって投げれば、よく曲がる!
スライダーはスリップするとよくないけど、しっかり(指に)かかって投げられれば、よく曲がるなというのはありますね」と納得の様子。
ジラルディ監督ら首脳陣を「ウーッ!」とのけぞらせたのは、サイズモアに投じた外角低めの縦に変化するスライダー(縦スラ)だった。
打席に立ったスコット・サイズモア内野手(29)は落差の大きな鋭いスライダーに目を見開き、「ダルビッシュ(レンジャーズ)のような印象だ。シーズン中は勝負したくないね」と首を横に振った。
マスクをかぶったセルベリが「ナスティー(えげつない曲がり)だった」と驚くほどの変化だった。
◎スコット・サイズモア内野手の驚嘆
「“Twelve to six”(時計の12時から6時の位置へ真下に落ちるような変化球)がよかったよ」
出典: www.tadae.net
切れ味鋭い変化に、打撃ケージを取り囲んだ面々からは「WOW!」の声が上がった。