
The Fratellis(ザ・フラテリス)とは、スコットランドのグラスゴー出身のロックバンド。2005年にバンドを結成してから1年という短期間で、メジャー契約と2枚のシングルの連続ヒットによるブレイクを果たした。2009年に活動休止し、2013年に再始動した。パブロックやパワーポップ、ガレージロックなどを感じられる独自の音楽性でUKロックシーンを牽引し続けており、メンバー全員が「フラテリ」というファミリーネームを名乗っていることでも知られる。
デビュー・アルバム『コステロ・ミュージック』の一曲目。キャッチーなメロディとギターが印象的。
Look Out Sunshine
2ndアルバム『ヒア・ウィー・スタンド』の中でも人気の一曲。
Seven Nights Seven Days
活動再開後に発表された曲。これまでのサウンドを引き継いだものとなっている。
The Fratellis(ザ・フラテリス)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
デビュー前のメンバーの「奇妙な前職」の噂
The Fratellisがデビューした頃、メンバーの過去について「バリーは元自動車泥棒」「ジョンは老人ホームの介護士」「ミンスはライオンの調教師」という噂が広まっていた。もちろんこれらはメンバー本人ら主導の作り話で、おちゃめな人間性を物語るエピソードとして語り継がれている。
なお、ベースのバリーは夜にカジノのクルピエ(テーブルゲームを主導するスタッフ)として働いていたそうだ。
メンバー全員が「Fratelli」(フラテリ)姓を名乗る理由
血縁関係のない3人だが、全員が「Fratelli」(フラテリ)という姓を名乗っている。これは、ニューヨークのパンクバンドThe Ramones(ラモーンズ)が全員「ラモーン」姓を名乗っていたことにインスパイアされ、バンドの一体感やコンセプトを表現するユニークな方法として採用されたもの。ベースのバリーの母の旧姓が由来しており、「Fratelli」(フラテリ)はイタリア語で「兄弟」という意味。
目次 - Contents
- The Fratellis(ザ・フラテリス)の概要
- The Fratellisの活動経歴
- 結成から異例の速さでブレイク
- 突然の活動休止
- 活動再開
- The Fratellis(ザ・フラテリス)のメンバー
- Jon Fratelli(ジョン・フラテリ)
- Barry Fratelli(バリー・フラテリ)
- Mince Fratelli(ミンス・フラテリ)
- The Fratellis(ザ・フラテリス)のディスコグラフィー
- スタジオアルバム
- Costello Music
- Here We Stand
- We Need Medicine
- Eyes Wide, Tongue Tied
- In Your Own Sweet Time
- Half Drunk Under a Full Moon
- The Fratellis(ザ・フラテリス)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Flathead
- Chelsea Dagger
- Henrietta
- Look Out Sunshine
- Seven Nights Seven Days
- The Fratellis(ザ・フラテリス)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- デビュー前のメンバーの「奇妙な前職」の噂
- メンバー全員が「Fratelli」(フラテリ)姓を名乗る理由