【オススメホラーゲーム】斬新なゲーム性も印象的な日本一ソフトウェアの「流行り神」
2004年に発売され、4まで続編が発売されている流行り神。今回はその第一作目の紹介です。アドベンチャーゲームとしてのゲーム性も高く、分岐が多いのでやりこみ要素も満載です。
ホラーアドベンチャーゲーム・流行り神
主人公は警視庁の刑事として、「コックリさん」や「赤マント」「さとるくん」といった都市伝説を題材にした奇妙な事件を解決していく。ゲームは文章と絵が表示され、要所要所で現れる選択肢の中から適切と思われるものを推理し選択、事件の謎を解いていくというホラーテイストのテキストアドベンチャーゲームである。本作最大の特徴として、プレイヤーの選択によって"科学的"な捜査と、"オカルト"要素を許容した捜査の二種に分岐していくシナリオ方式があげられる。
出典: ja.wikipedia.org
都市伝説が題材になっているゲームですが、そのままオカルト的な解決に向かう訳ではなく科学的に解明することも可能です。これは捜査中に主人公のセルフクエスチョンと言われるシステムで方針を変えることができるようになっています。ゲーム全体のムードは暗くなんとも言えない空気感があります。解決したからといって必ずしも関係者全てがハッピーにならない可能性もあるのがゲームの特徴です。
面白いゲームシステム
カリッジ・ポイント
プレイヤーには、シナリオごとに決まった数量のカリッジ・ポイント (Courage Point) 、即ち「勇気」が与えられる。
ゲーム中では選択肢に赤い六角形が表示された「勇気を必要とする行動」が現れる場面があり、これを選択するとポイントを1つ消費する。
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セルフ・クエスチョン
ゲーム中の要所要所で今までの状況を整理する「セルフ・クエスチョン(自問自答)」があり、ここでの推理がシナリオの方向性や、終了時の評価(ランク)に影響する。特に事実と矛盾するような選択を選ぶと評価が下がってしまう他、導き出した結論によってゲームオーバーに直行する場合も多々ある。
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推理ロジック
人物相関図にゲーム中で得たキーワードを当てはめ、事件の全景を作る場面。エピソードの佳境か、任意のタイミングで表示され、ここでのキーワードの選択が評価に大きく影響する。特定の選択肢を経過しないと得られないキーワードの存在や、一つのキーワードが複数の枠に当てはまる場合がある為、総当りだけでは解けないようになっている。
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データベース
ゲーム中にて都市伝説の題目やオカルト知識を要する単語、また警察機関の専門用語などが現れた際に、補足説明が登録される辞書。
各作品それぞれに200種の単語が用意されており、どのシリーズも200個目の単語は「F.O.A.F」("Friend of a Friend"「友達の友達」)である。
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たまには萌えとは無関係なホラーゲームはいかが?
登場人物が特に美形であったりするわけではないので、全く萌え要素はありません。ホラーゲームは元々萌えとは無関係ではありますが、このゲームは特に菅原健氏が描く世界観が素晴らしいです。ダークな世界観とストーリー、オカルト、科学それぞれのルートで全く異なるストーリー展開を見せてくれる良作です。じっくりと取り組んでもらいたいオススメのゲームです。