日本が世界に誇るトラックメイカー・Nujabes
2010年に不慮の事故で亡くなった日本を代表するトラックメイカーNujabesのサウンドを紹介する。
Nujabesとは
Nujabes(ヌジャベス、アーティスト名:瀬葉 淳(せば じゅん)[3][4] 1974年2月7日[1] - 2010年2月26日[2])は、東京都港区西麻布出身のDJ、ヒップホップのトラックメイカー、音楽プロデューサー。
1995年~2010年にかけて東京・渋谷を拠点に幅広い音楽活動を展開、1995年7月、渋谷宇田川町の奥まった高野ビルに、レコード店「GUINNESS RECORDS(ギネスレコード)」を開店。1999年3月、渋谷神南に「Park Avenue Studios(パークアべニュー・スタジオ)」を設立する。
インディペンデントレーベル「hydeout productions」の主宰も兼ねた。
30数枚の12" Singleのリリースを経て2003年にファースト・アルバム"metaphorical music"をリリースする。 2004年3月のパリコレクションにてコムデギャルソン音楽ディレクタージュンヤワタナベ、フジテレビ「サムライチャンプルー」のサウンド制作、Sonar Sound Tokyo出演等を経て、2005年11月にセカンド・アルバム"modal soul"を発表、07年11月には"first collection"以来4年半ぶりのレーベルコレクションアルバム"2nd collection"をリリース。08年に入り、Nujabesが影響を受けた音楽を集めたコンピ"Modal Soul Classics By Nujabes"を発表したが、 2010年2月に交通事故で逝去した。まだ36歳だった。東京都営霊園にある墓に埋葬され、墓誌には「NUJABES・瀬葉淳」と刻まれている。2011年に3rdアルバム「Spiritual State」を発表した。
出典: ja.wikipedia.org
nujabesのサウンド
日本のアニメ「サムライ・チャンプルー」への楽曲提供など、
音楽シーン以外にも活動の幅を広げ、ヒップホップのイメージのみならず、
クオリティー事態も変革していったミュージシャンの1人だといえる。
このアニメのサウンドトラックはヒップホップファン、アニメファンからも好評を得た。
Nujabes本人は浮き沈みの激しい音楽シーンを嫌い、
歴史の浅いヒップホップという音楽においても、
作品が長く残ることを重んじ、トラックを制作していた。
そのアティチュードのもとにマスコミや、ミーハー的な意見を嫌い、
人気とは裏腹にNujabes本人が大々的にメディアに登場することはなかった。
Nujabesのサウンドは世界でも認知されており、
多くのラッパーなどと共演、フィーチャリングをしてきた。
このfeatherはCise StarrとAkinがMCをしている。
Lady BrownにもCise StarrがMC。
このletter from yokosukaはNujabesの盟友であり、
Nujabesワークスを支えてきたUyama Hirotoが提供した曲である。
Nujabesを語るにはUyama Hirotoを欠かすことはできない。
Nujabes没後
nujabesのサウンドはそれまでジャジーヒップ、チルアウトと呼ばれる音楽を制作している人間にも大きな影響を与えた。
ヒップホップという音楽を聞いたことのない人へのイメージを変えることにより、nujabesがヒップホップの入口となったのだ。
もちろん、それについて賛否両論あるだろうが、間違いないのはリスナーとの距離を縮めたこと。
それは非常に難しいことである。いまだに成し遂げられてはいない。
だが彼が亡くなったあとも、彼のサウンドは広がっている。