意外な取り合わせだが、引き込まれる「コッペリオン」まとめ
放射能汚染された街を歩く女子高校生という一見ミスマッチな取り合わせに驚き、読み進むうちにどんどんストーリーに引き込まれてしまう「コッペリオン」の情報をまとめてみました。
現在も連載中のマンガ
出版:講談社
連載誌:月刊ヤングマガジン(2008年~2012年までは週刊ヤングマガジンにて連載。その後、月刊へ移行して連載中)
単行本:ヤンマガKC(現在23巻まで刊行)
「COPPELION」コッペリオンの意味は
聞きなれない「コッペリオン」という名前ですが、これはバレエの「コッペリア」と「イオン」の造語。
コッペリアはコッペリウスというお爺さんが人間そっくりに作った人形で、青年がその人形を人間と間違えて恋をしたことから騒動を引き起こすコメディバレエです。
「コッペリオン」の生みの親の「伊丹又三郎」も「Dr.コッペリウス」と呼ばれています。
普通の高校生に見えて、実は特殊能力者
ぱっと見は、普通の女子高生ですが、遺伝子操作されて生まれてきた特殊能力者。
生まれつき放射能に対して抗体を持っている為、放射能汚染地帯も防護服無しで行動できます。
実は陸上自衛隊の特殊部隊員。
更に個別に色々な能力を持っていて、それを駆使して任務に当たります。
内容が現在非常にデリケートな話題の為、苦しい連載に
ストーリーは、東京に作られた原発がメルトダウンを起こしてしまい、放射能汚染された街から残された人間を探し出して救出するというものでした。しかし、連載中に東日本大震災が起こり、福島原発が本当にメルトダウンする事故が起きた為、内容が酷似するこの作品は苦しい連載を余儀なくされてしまいました。
アニメ化も危うくなっていた
人気の作品だったので2010年にはアニメ化も決定されていましたが、翌年に地震と原発事故が起き、延期となってしまいました。
しかし2013年に仕切り直され、10月から全13話で放送されました。
但し、設定は気を使って色々と変更されました。(西暦をXX年とぼかしたり、メルトダウンという言葉を外したり)
StarChild:COPPELION
www.starchild.co.jp
TVアニメ「COPPELION」 2013年10月BS11ほかにて放送開始!
キャラも魅力的
主人公の「成瀬荊」(関西弁)をはじめ、登場するキャラもなかなかに魅力的です。
イケメンもいます
紅一点の逆バージョンで、ほとんどが女子高生の中、イケメン男子がいました。
「黒澤遥人」(声:鈴村健一)高校3年。
とてもクールなイケメン君ですが、後々衝撃的な出生の秘密が明らかになります。