破壊神となって勇者を倒せ!『勇者のくせになまいきだ。』シリーズまとめ

PSPソフトの知る人ぞ知る名作、ダンジョン・マネージメントゲームの『勇者のくせになまいきだ。』のシリーズをまとめました。PSP版の全3作に注目していきます。
昔懐かしいドット絵に、心動かされる音楽とシステム以外にも良い点の多いゲームになっています。

『勇者のくせになまいきだ。』とは?

『勇者のくせになまいきだ。』(ゆうしゃのくせになまいきだ)とはSCEから2007年12月6日に発売されたPlayStation Portable(PSP)専用ソフトウェアである。公式な略名は無いが開発者は「ゆうなま」という略名を使用している。以降シリーズ化がなされており、2010年6月現在PSPタイトルとして計3作が、携帯電話用アプリとして計4作が発売/配信されている。

出典: ja.wikipedia.org

ダンジョンを造り、食物連鎖によって強力な魔物を育てることで次々とダンジョンに侵入してくる勇者たちを倒し、世界征服を果たすことが目的のゲーム。キャラクターデザインからダンジョンまで全て、ドット絵を意識したデザインになっている。
勇者がダンジョンをクリアし、魔王を連れ去ってしまうと(この場合、世界に平和が訪れるという意味で)ゲームオーバーになる。一度ゲームオーバーになってしまうと、ダンジョンの構築・魔物の育成を一からやり直さなければならない。いわゆる『不思議のダンジョン』シリーズを代表とした「プレイヤー自身の技術を磨く」ことが重要となるゲームである。

出典: ja.wikipedia.org

『勇者のくせになまいきだ。』は全く新しいダンジョン・マネージメントというゲームシステムを作り、多くの人に衝撃を与えました。今でもゲームプレイ動画を上げる方がいるほどの人気です。
勇者となって世界を救うのではなく、プレイヤーは魔王側の味方『破壊神』となってツルハシを用いて魔物を生み出し勇者を倒します。
シリーズを追うごとに新システムが加わり、一つ一つ違った楽しみ方があります。

『勇者のくせになまいきだ。』

シリーズの原点、第1作目の『勇者のくせになまいきだ。』です。
シンプルだから遊びやすい、シンプルなのに奥が深い。某パズルゲームのように、遊べば遊ぶほどさまざまな面白さが見えてきます。
やはり初めてやる方はここからプレイして、ゲームシステムに慣れると良いと思います。
難しく感じてクリアできないと思う方もいると思いますが、そういう時はプレイ動画を見るのをおススメします。ただし簡単にクリアする攻略法もあるので、一度は自分でクリアするまではそちらは見ないようにするのをおススメします。

『勇者のくせになまいきだor2』

シリーズ2作目の『勇者のくせになまいきだor2』です。
基本システムはそのままに、突然変異などの新システムを加えて進化しました。
タイトルでピンと来た方もいるかもしれませんが、『ゆうなま』の特徴として、勇者の名前に色んなネタを仕込んでいることがあります。このタイトルもネットでよく使われる『orz』から捩ったと考えられます。
最後に出てくる勇者の名前が『ああああ』でステータスがカンストしてたりと、チートを想像させるような勇者も出てきます。魔物側に立ってみると尋常じゃない恐怖を感じること間違いないです。

『勇者のくせになまいきだ:3D』

シリーズ3作目のタイトルは『勇者のくせになまいきだ:3D』です。
こちらは新しく水棲魔物が出てきました。これによりさらに魔物の食物連鎖の幅が広がりました。
個人的にこの新システムには慣れるまでに時間がかかりました。慣れるとかなり楽な印象でしたが、やはりシリーズを未プレイの方は1か2をおススメします。

『湯者のくせになまいきだ。』シリーズまとめ

ゲームシステムももちろん面白いですが、PSPの時代にあえてドット絵のゲームを出したというのも驚きでした。だからこそスーファミに慣れている世代にはかなり親しまれていると思われます。
更に音楽も非常に良い出来で、サントラを買ってしまう人も大勢いたと思います。古き良きレトロゲームの世界観を味わいたい方にもおススメです。
単純にレベルを上げればクリアできるようなゲームに飽きている方、運でクリアできるかどうかが左右されるのも嫌いな方にもおススメです。このゲームをクリア出来るかはまさにプレイヤーのスキルに、破壊神様のツルハシにかかっています。

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