「かごめかごめ」の都市伝説まとめ!逆再生すると呪いのメッセージになる?
童謡「かごめかごめ」にまつわる怖くて不思議な都市伝説をまとめました。「逆再生すると呪いのメッセージになる」など、馴染み深い歌に隠された秘密や噂などを掲載。時代によって変化した歌詞や、松尾芭蕉によって広められたという説も合わせて紹介していきます。
・遊女
「かごめ」に『籠女』と漢字を当てた場合、「かごめかごめ」は遊女を描いた歌として読み解くことが出来ます。
その昔、遊郭にいた遊女は結婚でもしない限り、一生遊郭で暮らさなければいけない時代がありました。自由を奪われたその姿は、まさに籠にとらわれた鳥に例えられます。
などの歌詞から、「この籠からいつになったら出られるのだろう」、「次に訪れる男性は私を自由にしてくれるだろうか」といった遊女の悲痛な思いを推し量ることが出来るのです。
・いじめ
かごめを「囲め」と捉えるのは一般的な解釈ですが、単に遊び方を説明しているのではなく、「囲もう、囲んでやろう」といういじめっ子の言葉としても捉えることが出来ます。
本来の遊び方は目を瞑った鬼を囲んで何人かが回るというものですが、この状況を客観的に見ると遊びというよりもいじめのようではないでしょうか?
「かごめかごめ」をいじめの歌だと考えてみると、「籠の中の鳥」は友達の輪という籠にとらわれた子供ということになります。
歌詞は、「夜になっても続くいじめはいつになったら終わるのだろうか」、「犯人がだれかは怖くて言えない」、といった、いじめられている子供の気持ちを歌っていることになります。
・子供さらい
昔は貧しい村で身売りをすることが多かったため子どもさらいの説があります。「かごめかごめ」をして最後の「後ろの正面だあれ?」を歌い終わった時に中央にいる子どもの後ろに立っていた子が身売りされました。
出典: pouchs.jp
輪の中心にいる子どもは神様の代わりと言われていたため選ばれた子どもには拒否権がなかったのです。神様の言うことは絶対だとされていたからです。
他にも身売りすることが決まった子どもの安全祈願の儀式に使われる歌だという説もあります。
出典: pouchs.jp
・囚人の苦しみ
「かごめかごめ」のかごめ、は「籠目(カゴの穴を目に見立てる)」という意味と「囲め(かごめ、とも発音します)」という意味のどちらにも取れますね。
はたして、この「囲まれている」のは一体何者なのでしょうか?
何かの罪を犯して、囲まれ捕らえられた罪人?
もしくは、無実の罪で捕らえられた人かもしれません。
どちらにせよ「いついつでやる」と、いつ出られるのかわからない状況です。
この都市伝説は、一般的によく知られているものとはちょっと雰囲気が異なっていますが、歌詞の内容からすると、なるほどとうなづけますね。
・埋蔵金
「かごめかごめの歌詞は、徳川家の莫大な埋蔵金の位置を示している」という説です。
かごめ=籠目=日本の籠の目は、六芒星の形をしています。
徳川家が関東に建立した神社仏閣を線で結ぶと、六芒星の形になるのです。
そして、その中心にあるのは「日光東照宮」。
江戸の町が、実は風水に基づいて緻密に計算され、龍脈や地形によって呪術的に防御を固めた「魔法都市」だという事はご存知でしょうか?
それだけの知識を持つ幕府が、多額の費用を割いて神社仏閣を建立するというのに、何の意味も無しにその場所を選ぶとは考えづらいですよね?
そして、東照宮には歌詞に出てくる「鶴」も「亀」もいます。
最新の地質調査でも東照宮の境内の地中に、ほぼ確実に土や石ではない「何かが」埋まっている、という結果が出ているそうです。
けれど、掘り出すことはできません。
なぜなら、東照宮は国宝がある場所だからです。
そして、一部のウワサでは……
その埋まっている何かとは、これまでの日本史が変わってしまうおそれがあるものなので、掘り出せないのだそうです。
かごめかごめから埋蔵金に、そして埋蔵金ではない重大な何かに……
二重の都市伝説が隠されているのです。
・口減らし
かごめかごめの歌は、古来日本の農村で行われていた、口減らしの対象となる子どもを決める歌であるとする説がある。まず、かごめかごめを歌うときには一人が目隠しをして中心に座り、他の子どもたちが囲うように回る作法だが、これには意味があるといわれている。
出典: kowabana.jp
中心に座る子どもは神からのお告げを受ける役目を果たしており、贄となる候補の子供が中心の周りを回る。
そして、「後ろの正面」に来た子どもを贄とする儀式的な意味合いがあるとする説。
出典: kowabana.jp
・口寄せ
口寄せ説も存在します。一人を取り囲んで歌いながら回ることで霊を呼び寄せて真ん中にいる人に憑依させます。口寄せ説と似ているものとしてコックリさんと同様の交霊術で使う歌だとする説もあります。
出典: pouchs.jp
コックリさんとはテーブルターニングが起源の占いの一種で、テーブルを数人で囲んで手を乗せるとテーブルが勝手に傾いたり移動したりするとされました。
アルファベットを記した板の文字上を霊の動きで指差しさせて霊と会話を行うことができると言われているものです。日本では「狐狗狸」の字が当てられます。
出典: pouchs.jp