20世紀野球アニメ10選

20世紀にはサッカーを抑え、子供達に圧倒的に人気のあったスポーツ、野球。今でも、野球アニメは定番の素材ではあるが、20世紀のアニメはちょっと違う。「奇想天外な魔球」「実名選手」といったものは、今では出しにくい素材だろう。そんな、20世紀の野球アニメ10本を紹介したい。

(一部「梶原一騎原作のスポ根漫画の映像作品」とかぶる部分があります)

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巨人の星

1968年3月30日より、日本テレビ系列で放映された。週刊少年マガジンに掲載された漫画(原作:梶原一騎、作画:川崎のぼる)のアニメ化。制作は東京ムービー。主人公は、投手の星飛雄馬。スポ根もの代表作の一つと言える作品。父、星一徹のスパルタ教育を受けた星飛雄馬が、豪速球や魔球「大リーグボール」を武器に、高校野球、プロ野球を舞台にライバルと戦っていく。

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アパッチ野球軍

1971年10月6日より、NET系列で放映された。制作は東映動画。主人公は、野球部コーチの堂島剛。野球選手としての選手生命を自ら断った堂島剛が、四国の山間の村の私塾の荒くれ者の生徒に、野球を教えるという作品。「怒り新党」で部分的に紹介されたが、放送コードに引っかかる部分も多く、一般的な放送は困難と思われる。

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侍ジャイアンツ

1973年10月07日より、日本テレビ系列で放映された。週刊少年ジャンプに掲載された漫画(原作:梶原一騎、作画:井上コオ)のアニメ化。制作は東京ムービー。主人公は、投手の番場蛮。「巨人の星」と類似点は多いが、破天荒なキャラクターや、ダイナミックな作画など魅力は多い。
宮﨑駿も第一話に参加しているが、作風が合わなかったのか、すぐに降板。

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ドカベン

1976年10月6日より、フジテレビ系列で放映された。週刊少年チャンピオンに掲載された漫画(原作:水島新司)のアニメ化。制作は日本アニメーション、土田プロダクション。主人公は、捕手の山田太郎。野球漫画の大家である、水島新司の代表作である高校野球を舞台とした作品。原作も長期作品であるが、アニメも長期シリーズ。

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野球狂の詩

1977年12月23日より、フジテレビ系列で放映された。週刊少年マガジンに掲載された漫画(原作:水島新司)のアニメ化。制作は日本アニメーション、土田プロダクション。架空の球団、東京メッツを舞台に、個性的な選手を描いたオムニバス作品ではあるが、圧倒的な知名度を誇るのは、水原勇気。水原勇気は、プロ野球初の女性選手、左利きのアンダースロー。女性ゆえの弱点をカバーするために、魔球「ドリームボール」を生み出す。

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がんばれ!!タブチくん!!

1979年11月10日に第一作が公開され、全三作が公開された。「いしいひさいち」の、4コマギャグ漫画のアニメ化。「いしいひさいち」の出世作であり、実在選手に対する容赦無い毒のある風刺が魅力。

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