【2000年以降】定番不良マンガ
男なら誰しも一度は「不良」に憧れる時期があったと思います。そんな不良マンガをまとめてみました。
新宿スワン
元スカウトマンの作者の体験を元に書かれた作品です。
天然パーマの主人公、白鳥タツヒコのスカウトマンとしての成長と、歌舞伎町裏社会を描いている。
ナニワトモアレ
舞台は1990年代の大阪、作者の経験を元に、大阪環状線を走っていた走り屋たち
(いわゆる環状族、であり、登場人物が自らを暴走族と言っている場面もある)を描いた作品。
全編セリフは大阪弁で、時折挟まれるギャグもテンポが良く面白い。
何より実体験を元にしているため、展開もとてもリアル。
走り屋達の抗争の様子や、仲間の死、引退したその後の描写は、読んでいると自分が体験しているかのように思えてくる。
爆音列島
1980年代の品川を舞台に、暴走族ZEROS(ゼロス)に所属するタカシが主人公。
理想化された暴走族ではなく、所属する登場人物と社会との関係や、抗争の中の倦怠感などをリアルに描きだしている。
WORST
クローズの後の年代の話です。
坊屋春道が卒業し、ゼットンやキングジョー等が3年生になってからのお話です。
坊屋春道とはまた違うタイプの月島花が主人公です。
クローズに負けず劣らず、癖があるキャラクターが出てきます。
現在連載中の漫画で一番すきです!
ヤンキー漫画好きな人、男の友情が好きな人、要チェックだ!
ヒロイン等はいません、というか女自体でません!(笑)
出典: www.amazon.co.jp
女神の鬼
『BADBOYS』『KIPPO』の作者田中宏の作品です。
一部デフォルメされまくった絵に気を引かれるかもしれませんが、
ストーリー構成はしっかりしていますので、スルスルと読めると思います。
R-16
原作は『特攻の拓』で有名な佐木飛郎斗で、
独特の「””」や「!?」で台詞を強調する手法がよく使われます。
大方の登場人物がぶっ飛んでいるのですが、
16歳という年齢独特のすり切れ、破裂しそうな感情がうまく表現されていると思います。
ホーリーランド
壮絶な過去を持つ主人公が、
『暴力』と出会う事によって不器用ながら周囲との接点を見いだしていく物語。
まず大前提に作者は『暴力』を肯定していません。
典型的な「強い者が正しい」という価値観ではなく、「力」を手に入れることによって生まれる
負の部分に目を背けることなく描ききっている作品です。