やしきたかじんが「食道がん」で死去…症状の恐ろしさと早期発見のポイント

ここでは人気タレントだったやしきたかじんが亡くなる原因となった「食道がん」について、症状の恐ろしさや早期発見のポイントなどをまとめた。
歌手やテレビ番組の司会などで人気を博していたやしきたかじんは、2014年1月3日、食道がんのために亡くなった。64歳だった。

・飲酒と喫煙が発がん要因とされる

たばことお酒が危険要因とされる

発がん要因としては、現在、遺伝的・体質的なものよりは、環境中の刺激因子のかかわりのほうが大きいと考えられています

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食道がんの危険因子の解明は進んでいます。特に影響があるのは飲酒と喫煙

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喫煙と飲酒はがんの発生を高めると言われていますが、食道がんの場合は、相互作用でより罹患率が高まるとされています

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・日本人にできる部位は胸部中部食道が多い

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できる部位は食道の中央部分が多い

日本人の食道がんは、約半数が胸の中の食道中央付近から発生し、次いで1/4が食道の下部に発生します

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日本人の食道癌は、約50% が胸の中の食道の真ん中から(胸部中部食道)、次に約25%が 食道の下1/3 (胸部下部食道)に発生

食道は頚・胸・腹部の3つの領域に分けられますが、食道癌の発生部位としては胸部食道に最も多く(87.8%)、頚部食道や腹部食道に発生するものはそれぞれ5%くらい

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・また日本では扁平上皮がんであることが多い

皮膚の表層にできる扁平上皮がんが多い

食道の上皮は 扁平上皮でできているので、我が国では 食道癌の90%以上が扁平上皮癌です

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日本では、食道癌全体の93%以上を食道扁平上皮癌がしめ、発生部位も胸部中部食道に多い

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日本人の食道がんのほとんどを占める扁平上皮がんは最も内側の粘膜上皮から発生し、やがて外膜に向かって発育進展して行きます

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・初期症状は?

沁みるような感覚が初期症状だが、初期には自覚症状がないことも

食道がんの代表的な初期症状の1つが沁みる感覚

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食べ物を飲み込んだときに胸の奥がチクチク痛んだり、熱いものを飲み込んだときにしみるように感じる症状は、初期のころにみられる

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食道がんは、初期には自覚症状がないことが多く、健康診断や人間ドックのときに発見されることが20%近くあります

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・進行した場合の症状は?

進行すると食べ物がつかえるように

進行すると、食道の内側に向かって腫瘍が盛り上がったり、食道の壁が固くなったりするので、食べたものが通りづらくなります

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がんがさらに大きくなると、食道の内側が狭くなり、食べ物がつかえて気が付くことになります

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