奥山佳恵の「次男のダウン症告白」で巻き起こった賛否両論まとめ

2001年に結婚した女優の奥山佳恵。2002年に長男、2011年に次男を出産した彼女ですが、その次男がダウン症であることをテレビ番組で告白。ハンディキャップを抱えた子を育てる自信が無かったというありのままの彼女の言葉に、世間では賛否両論が巻き起こりました。出生前診断などは今でも論争の的になっていますが、綺麗事ばかりでは済まされないのが子育てです。自分勝手な正義を押し付けるのはやめましょうね。

今年5月のトークイベントに参加した奥山佳恵さんのコメント

奥山さんが次男を出産したのは37歳の時…高齢になるほどダウン症児の出生率も高くなる

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ダウン症児の出生、過去15年で倍増 全国調査から推計

高齢妊娠の増加に伴い、ダウン症の子を妊娠する人が増えていることが背景にあるという

ダウン症児の出生率を見てみると…20歳で1667分の1、30歳で952分の1、35歳で378分の1、40歳で106分の1、45歳で30分の1

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高年齢での妊娠・出産の場合「ダウン症児」が生まれる確率が高まる。それだけではなく、高齢出産になると様々なリスクが伴う

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11年の人口動態統計の出生数に当てはめると、ダウン症の赤ちゃんは約2300人生まれるはずだったが、実際に生まれたのは約1500人となる

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差の約800人の一部が中絶されたとみられる

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出生前診断が簡易に行われるようになった背景もあるかもしれない。

今回のテレビ番組での奥山佳恵さんのカミングアウトには、実は賛否両論、さまざまな意見がある

ダウン症児を産んだ人のせいにするのはおかしい。

――番組内でのゲストの涙に違和感を持つ人も

もっと大多数の現実を放送してほしいという意見も

――ダウン症と言っても、一人一人が違う個性を持っている

――出生前診断を否定する権利はどうなのか?

――ダウン症を持つ家庭の家族の負担を心配する声

――美談にすることの違和感

hikaro8
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