小林麻央が罹患したとされる「花咲き乳がん」の特徴まとめ!彼女のブログも紹介

2017年6月22日、小林麻央さんが乳がんとの闘病生活の末に亡くなりました。34歳という若さにしてこの世を去ってしまった彼女は、亡くなる3日前まで闘病ブログを綴っていました。彼女の場合、早いうちからがん細胞が皮膚を突き破る「花咲き乳がん」という状態だったといわれています。この記事では、その「花咲き乳がん」について詳しくまとめました。

フェントステープはがんによる強い痛みを抑える麻薬性鎮痛剤です。成分を皮膚から吸収させるテープ剤で、同成分の薬剤にデュロテップがあります。1日毎に交換します。貼付中は持続的に薬剤を放出するように工夫されています。
麻薬ですからけっして他人に譲渡してはいけません。紛失したり子供が触れてしまわないように保管にも気をつけて下さい。

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医療用麻酔について詳しく解説された本もあります。

有名人の相次ぐ訃報を受けて乳がん検診を受けようとする人や体験談も寄せられました

『花咲き乳がん』ってなんだろう。【閲覧にご注意ください】

ここからはご注意ください。

専門家の間でも「年を越すのは難しいだろう」という見解が圧倒的だったが、麻央さんは家族や周囲の献身的な看病や励ましもあり、医療従事者も驚くほどの生命力を見せた。前出関係者の話として「ブログでは伝えることはできない部分もあったと思います。状況から察するに、早い段階でがんの皮膚転移がお腹にまで広がり、がん細胞が皮膚を突き破る『花咲き乳がん』の状態だったと考えられます」とのコメントがある。

がん性皮膚潰瘍のにおいとは

名前は美しいですが、患者は痛みはもとより、皮膚から突き出た腫瘍から発せられる腐臭によって、精神的にも苦痛を味わうことになります。

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腫瘍は熱を持ち、魚の腐ったような臭いを放ち、肌着が濡れるなど目に見えて辛いといいます。麻央さんも病床で涙したそうで、これは看病する家族にとってもたまらない光景だったことでしょう。

麻央さんは昨年10月1日のブログで「QOL(生活の質)のための手術」を受けたことを公表。
関係者は「これは腫瘍の除去手術だと考えられます。根本治療ではなく、家族や医療従事者、お見舞いに訪れる訪問客のことを考え、臭いをとにかくなくしたかったのだと思います」「花咲き乳癌は組織の壊死を伴うため、組織が腐っている状態になります。その為腐敗臭が酷く、これに悩まされていたのでしょう。そのため抗がん剤投与を一時中止して、腫瘍の切除できるだけ切除したのでしょう。実際の局所のコントロールとは花咲き乳がんでも抗がん剤治療で非常に小さくなり、完全切除できる状態になり、stage4でも乳がんと共存できる方に行うもので少し局所のコントロールとは違うと思います」と話しました。

出典: ameblo.jp

1番辛いのは自分自身のはずなのに、病床でも周囲への気遣いを忘れることはありませんでした。海老蔵は麻央さんの死後、ブログで「すごい妻を天から授かった」と述べていますが、まさに現代に舞い降りた天使のような女性だったのでしょうね。

がんの進行過程と臭いの原因

以下に、専門家による詳しい解説を紹介します。

「始めは虫に刺されたのかな?という小さいものですがどんどん箇所が大きくなります。初期症状では痛みやかゆみなどはなく、赤みとして現れます。その後に、「しこり」としてあらわれてくるようになります。
そして皮膚上にただれの症状が出てきて、潰瘍となりジュクジュクしてくるんですね。
浸出液が滲んできたり、傷口と同じですから血も出てきます。ここからは痛みも伴ってきますし、少し熱も帯びてきたりするそうです。傷口からはバイキンが入りやすく、そこにトリコモナスなどの嫌気性菌や真菌が感染すると臭いが出てくることになります」

「乳がんの場合、最初は皮膚表面が赤く腫れ、大きなニキビのような固いおできができます。やがて皮膚表面にびらん(ただれ)ができ、次第に潰瘍が形成されます。潰瘍の症状は、激しい痛みや出血が起こり、加えて滲出液(しんしゅつえき)が浸みでることもあります。この潰瘍に嫌気性菌が感染、増殖することで、臭いが発生します」

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