セカンド・ラブ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『セカンド・ラブ』とは、2015年にテレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送されたテレビドラマである。主演は亀梨和也。ヒロインは深田恭子。
ダンサーの平慶と閉塞感に身を沈める高校教師の西原結唯が、年齢差や生活環境、価値観などの違いに戸惑いながら恋に落ちる。夜のメロドラマを標榜する大人のラブストーリーである。
2人が演じたラブシーンが濃厚すぎるとして話題になり、特に亀梨ファンからは悲鳴が上がっていたという。

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『セカンド・ラブ』の概要

『セカンド・ラブ』とは、2015年2月6日から3月20日まで毎週金曜日にテレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送されたテレビドラマである。主演は亀梨和也。ヒロインは深田恭子。その他、早見あかり、小芝風花、大貫勇輔、秋山菜津子、寺島進、麻生祐未、生瀬勝久などが出演する。脚本は『セカンドバージン』などの大石静、演出は塚原あゆ子。

夢半ばで挫折した天才コンテンポラリーダンサーのダンサーの平慶(たいら けい)は、再び舞台に立つことを夢見て東京でアルバイト生活を送る。そんな中、閉塞感に身を沈める名門女子高の教師である西原結唯(にしはら ゆい)に出会う。年齢差や生活環境、価値観などの違いに戸惑いながらも2人は激しい恋愛の渦の中に身を投じるのだった。夜のメロドラマを標榜する大人のラブストーリーである。
色気たっぷりの亀梨の演技も見どころの一つ。役柄で洋服を着ない日もあったという。また、2人が演じたラブシーンが濃厚すぎるとして話題になり、特に亀梨ファンからは悲鳴が上がっていたという。
亀梨は、「大石静先生が手掛ける今回の物語は、中身で勝負することが求められると思うので、深田さんとお互い、より深い世界観に引き込み合えるような関係を築きたいと思います。僕自身もこの作品にいろんな要素を引き出してもらいながら、“夜メロの亀梨”と呼ばれるような(笑)、新たな雰囲気をまとっていきたいです」と、妖艶な笑みを浮かべてアピールした。
深田は、「大石さんの描き出す、繊細で情緒豊かな女性に私がどこまで近づけるのか、今は不安と期待が入り混じっていますが、精いっぱい演じていきたいと思います。週末の夜にドキドキしながら見ていただいて、結唯の心が潤い満ちていくように、皆さんの日常にもそんなみずみずしさをお届けできたらと思います」と、明かした。

『セカンド・ラブ』のあらすじ・ストーリー

2人の運命的な出会い

コンテンポラリーダンサーとして類まれな才能を持ちながらも、ドイツ留学時代の挫折以降、チャンスに恵まれない平慶(たいら けい)は、先の見えない日々に絶望していた。日雇い労働で食いつなぐなか、彼は名門女子高の化学教師・西原結唯(にしはら ゆい)の姿に目を奪われ、吸い込まれるように恋に落ちる。
一方の結唯も、同僚との不毛な不倫関係や変化のない日常に閉塞感を抱えていた。情熱的な慶の求愛を受け、彼女はかつてない衝撃とともに、彼と一夜を共にする。

情熱の共有と立ちはだかる壁

一度結ばれた二人の想いは加速し、慶は結唯に同棲を提案する。結唯は不倫相手との関係を清算し、自分に強く依存する母・西原真理子(にしはら まりこ)の反対を押し切って、慶との新生活をスタートさせた。
しかし、私生活の充実とは裏腹に、職場ではかつての不倫の噂が広まり、結唯は苦境に立たされる。一方の慶も、かつて所属したドイツのカンパニーの日本公演に通訳として関わることになるが、主役の座を別の日本人に奪われている現実に直面し、複雑な思いを抱える。

成功の影に忍び寄る亀裂

振付の才能を開花させた慶。慶は振付師として成功を収めるが、次第に多忙な彼からの連絡は「仕事中」の一言のみとなり、結唯は寂しさを募らせていく。
海外での仕事を終えて帰国した慶は、自らも踊りながら世界各地の小都市を巡るという、自身の理想を投影したワールドツアーの計画を立てる。
慶はこの夢を共に叶えるべく結唯にプロポーズし、一年間のツアーへの同行を求めた。しかし、平凡で穏やかな日常を愛する結唯にとって、彼の生きる世界は想像を絶するものだった。
互いを深く愛しながらも、人生観の決定的な違いを悟った二人は、すれ違う心を抱えたまま、一度は潔く別れる道を選んだ。

再会と別れ、そして新しい「形」

一年後、慶のプロデューサーとしてのツアーは大成功を収め、彼は「世界を動かした100人」に選ばれるほどの時の人となった。しかし、栄光の中にいても慶の心は結唯を求め、彼女のいない自分は魂の抜け殻であると痛感する。一方の結唯もまた、学校を辞めて農芸化学総合研究所に転じ、自らの誇りを取り戻すべく水耕栽培の研究に打ち込んでいた。

結唯との再会を求めて奔走する慶。時に執拗なまでの情熱で結唯を追うが、自立した歩みを始めた結唯は、心を乱されることを恐れて一度は彼を拒絶する。しかし、二人はきっぱりと決別するために噴水のある公園で再会を果たした。結唯は慶が「高く飛ぶために選ばれた人」であることを認め、彼にエールを送る。慶は結唯のためにラストダンスを踊る。大粒の涙を流しながら、結唯は慶の前から姿を消した。

さらに一年後、ハンブルグで舞台総監督として活躍する慶の前に、グローバルキャリア試験に合格した結唯が姿を現す。かつての「ありふれた恋」は、互いの夢を尊重し合う対等な関係へと昇華していた。
「ハンブルグでレタスを作る」と微笑む結唯を、慶は喜びとともに力強く抱きしめた。

『セカンド・ラブ』の登場人物・キャラクター

主要人物

平 慶(たいら けい/演:亀梨和也)

国際バレエ・コンクールの優勝経験を持つコンテンポラリー・ダンサー。若くしてコンテンポラリーダンスの才能を開花させ、10代でドイツのカンパニーへ留学した経歴を持つ。
「国際大会優勝」という輝かしい実績と天性のパフォーマンスから、かつては「若き鬼才」と称賛された。しかし、志半ばで挫折を味わい、現在は夢へ再挑戦すべく東京でアルバイト生活を送っている。
ダンスに対する誇りは極めて高く、中途半端な仕事は一切引き受けないという強い信念を持っており、生計を立てるために日雇いの肉体労働に励む日々を過ごしていた。
そんな折、名門女子高の渡り廊下を歩く教師・西原結唯の姿に目を奪われ、恋に落ちる。若さと日本人離れした大胆な行動力で、年齢や立場といった数々の障壁を軽々と飛び越え、停滞していた結唯の心を激しく揺さぶっていく。

西原 結唯(にしはら ゆい/演:深田恭子)

県立山王女子高校で2年A組の担任を務める、教員生活11年目の化学教師。いわゆる「リケジョ」の教師。かつては読者モデルとして活動していた経歴を持つ。生徒たちからは「西ブー」という皮肉混じりのあだ名で呼ばれている。
真面目でしっかり者という評価を周囲から受けており、端正な容姿を持ちながらも独身。若く瑞々しい肌を持つ17歳の教え子たちを前にしては、年齢を重ねた自身の顔に敗北感にも似た苦々しさを感じている。
実家では母・真理子から結婚を急かされる日々だが、実は同僚教師の高柳太郎と5年にわたる不倫関係にある。当初から結婚の望みがないことは自覚していたが、今ではこの恋に何を求めているのかさえ見失っていた。しかし、平慶という規格外の存在が現れたことで、それまでの閉塞的な人生観は激しく塗り替えられていく。

慶の関係者

野口 綾子(のぐち あやこ/演:早見あかり)

慶とは幼少期にバレエ教室で出会って以来の付き合いである、幼馴染のダンサー仲間。慶の才能を誰よりも信じており、彼の活動を公私ともに支える一方で、慶に対して複雑な感情を抱いている。

一之瀬 佑都(いちのせ ゆうと/演:大貫勇輔)

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