「大食い」の代償…元王者が語る危険すぎる真実
日本で独自に盛り上がり続けている文化「大食い」。その「大食い」を特に盛り上げている、食べる量とスピードを競う「フードファイト」。人間離れした食いっぷりが気持ちがいいと話題になった時期もありましたが、実際には死者を出してしまうほどの危険な競技でもあります…。この記事では、元フードファイト王者が語る「大食いの代償」についてまとめました。食べることを競技になんてしなくてもいいんです。ゆっくり、楽しく食事しましょうよ。
「わんこそば競争で10杯をいかに速く食べるかというなら分かりますが、エンドレスに食べるというのはどうか。摂食障害は、アルコール中毒と同じ精神的な病気であり、食べているときは気分がいいんですよ。フードファイターに出るのは、恥ずかしくないと思うように、食べると人柄が変わるからでしょう。しかし、実際のところは、嘔吐するなどして体を酷使しているわけです。そのへんのところについてテレビ局がどのような認識なのか、知りたいですね」
大食いブームが一気に沈静化
大食いによる死亡事故が発生
フードバトル競争を給食時にしていた愛知県の中学三年生がパンの窒息死で死亡する事故が起こった
大食いブーム全盛の時だったこともありメディアでは大きく取り扱われ、”大食いの危険性”に目が向くように
高まる大食いへの疑問からテレビ局には『裏で吐いてるのでは』などの疑問が高まり、ついに3年前に元祖「大食い番組」が放送中止となった
トップフードファイター・白田
「大食い」の流行で一躍スターに
全盛期の胃の容量13kgでほぼ負けなしの超大食い選手だった
大食いタレントとして一世を風びしたジャイアント白田だが、全盛期の年収は2~3000万円だったことを告白した
フードファイトを正式に競技化しようと『Fighter Association(FFA)』を設立した人でもあり、大食いに非常に貢献した
引退した理由は大食いはかなりハードであること
24日深夜に同じくテレビ東京「ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞けるマル秘料亭~」に出演したジャイアント白田が業界タブーである大食いの健康被害について言及
現役時は「朝の8時半からギョーザを2キロ、2回戦が午後12時ごろでゆで卵を80個以上、信じられないくらい気分が悪くなった」と明かし
「胃が広がるとほかの臓器が後ろに行く。腸とかが後ろに来て後ろがボコって出るんです」と腰と背中に手をやった