三谷幸喜の映画『ギャラクシー街道』は失敗作？酷評続出のワケを徹底解説

三谷作品は06年公開の「THE 有頂天ホテル」が興収60.8億円をあげたが、以後の作品の興収は右肩下がり

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かつては『人にやさしく』『西遊記』（ともにフジテレビ系）など、大ヒット連続ドラマの主演を次々と務めてきたが、近頃は主演するドラマが軒並み低視聴率の香取

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綾瀬も、売れっ子女優としては珍しく同性人気が高いのが特筆すべきところで、老若男女問わず広い支持層があります。ただ、お金を払って映画を見に行くほどの熱狂的なファンがいるかというと疑問

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ヒット作連発とはいえ近年は下降傾向にあった三谷幸喜作品。ここ数年間、映画でもテレビドラマでもヒットから遠ざかっている香取慎吾の主演作。これまで洪水のような番宣をたれ流してきたフジテレビの急速な影響力低下。副次的な理由はいろいろと考えられる

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公開初週、そして翌週のランキングでは1位を獲得してはいますが、数字はそれほど好調ではない

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三谷作品の前作で13年公開の「清須会議」は2週目の週末で興収12億円を突破したが、それに比べるとかなり物足りない数字

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三谷監督初のSF作品ということで注目を集めたが、前作「清須会議」の半分近い出足となり、最終興収は15億円前後が目安となりそう

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来年はNHK大河ドラマ『真田丸』の脚本に専念することになる三谷幸喜

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こういった酷評の嵐は来年のNHK大河ドラマ「真田丸」にも飛び火しているという。“ギャラクシー”のスベリっぷりが、そのままドラマにも影響したら、注目度が高い分、視聴率がダダ下がりになることもありえる

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以前、同じく脚本を務め大ヒットした「新選組！」の実績はあるが、今年の『花燃ゆ』が大苦戦したことを考えると油断はできない

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視聴者の批判も勘弁してほしいNHKにとっては、今の三谷に不安を感じたとしても無理はない

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公開前、映画の現場では「宣伝文句の『爆笑必至』まではいかないが、やはり面白い」「舞台を見ているみたい」などの意見も

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正確に言えば、面白い箇所はあった。けれどコネタ的な面白さは、作品全体の退屈さの中に埋没してしまっていた。それが「三谷ワールド」らしい作品と言えば言えなくはない

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登場人物全員が宇宙人という設定で好みが分かれる作品なのか、一部では「ギャラクシー街道、三谷作品の中でも好き」「ギャラクシー街道めちゃくちゃ面白かった」といった高評価も見受けられる

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これまでヒットメーカーの名を欲しいままにしてきた氏の経歴に初めてといえる大きなバッテンが付きそうな同作

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日本を代表する脚本、演出家であり、映画監督としてもヒット作を連発する三谷監督だけに、見る側のハードルは高い

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ネット上のレビューでは不評の嵐が吹き荒れていて、今後、興収が伸びそうな見込みはない

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