三谷幸喜の映画『ギャラクシー街道』は失敗作?酷評続出のワケを徹底解説

2014年10月24日に公開された『ギャラクシー街道』。人気ドラマ脚本家として知られる三谷幸喜監督の映画で、アイドルグループ「SMAP」の香取慎吾さんが主演を務めました。映画は興収ランキングで1位になるなど順調な滑り出しでしたが、なぜかネットでは酷評が続出。ヒットしているように見えるのになぜ酷評されるのか?評判をまとめました。

このサイトにおいて、いまだかつてこれだけの注目作がいきなり1点台だっことはない。今夏に公開され、酷評の嵐が吹き荒れた実写版『進撃の巨人』ですら2点台であることを考えれば、この点数がいかに異常であるかわかる

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・なぜ映画は酷評されているのか?

▼伏線の回収がないストーリー

綿密な伏線が終盤に回収されていくというのが三谷作品の醍醐味だが、本作ではそれが感じられないよう

三谷作品といえば、随所に笑いが散りばめられていたり、終盤に向けて伏線が回収されていく面白さが特徴

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しかし、「ギャラクシー街道」にはそれがまったくといっていいほどない。小さなハンバーガーショップに居るキャラクターたちがバラバラのまま関連性を持たず、伏線回収もない、まるで作りかけのような脚本

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ハンバーガーショップという限定された空間内でストーリーが進むのは、三谷監督が得意とする“シットコム”スタイルのはずだが、そこにいる客は絡むことはなく、バラバラに話が進行

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いろいろ種を撒いて、最後に出た芽をキレイに回収するストーリー展開は三谷の得意とするところですが、今回は芽の出ない種ばかりで後に続かない

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今回の『ギャラクシー街道』における大失速に関して言うなら、最大の原因は「作品の出来そのもの」と分析するしかない

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▼ギャグが笑えない

そもそも笑えないという同作

映画にはとにかく、コメディなのに全く笑えないという意見が多い

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ギャグがすべっていたり、少々悪ふざけが過ぎる部分もある

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もともと「宇宙人」を主題にする時点で“なんでもアリ”な内容になることを不安視する声は多かったが、予想を大きく上回る“スベりっぷり”のよう

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「意味もオチもなく、三谷さんが『王道の笑い』として見せているものが、愉快ではなく不快だった」という作品になってしまった

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▼下ネタが入っている構成

下ネタ満載の構成にも見づらいとの意見が

男子中学生なら喜びそうなくだらない下ネタも満載の同作

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三谷さんは笑いに下ネタを使うことを避けてきたところがありますが、今作は「一体何があったの?」というくらいに下ネタが出てくる

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下ネタも多いため、これまでの三谷作品とは違い客層が絞られてしまうのかもしれない

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鑑賞した人の感想によると今作は笑いどころが少ない上に下ネタが含まれているため、家族で見るのは厳しいという声も

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▼他の要因もいろいろと指摘される

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東宝&フジテレビがタッグを組んだ製作体制など、副次的な要素も指摘される

この10年間、東宝&フジテレビがタッグを組んだ製作体制で2〜3年に1本の間隔でコンスタントに新作映画を発表してきた三谷氏

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