テレビのやらせ発覚事件と放送事故まとめ

ここでは日本のテレビ業界の中で発覚したやらせ事件と、有名な放送事故をまとめた。バラエティー番組のやらせが発覚した件や、大手広告会社「電通」とオリンピックの裏金疑惑が絡む事件、「笑っていいとも!」の放送事故などを紹介している。

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NHK山形放送局のローカルニュース番組の天気予報コーナーで、気象予報士の女性が泣き出して原稿が読めなくなるハプニングがあった。
番組は午後6時10分~59分の「NHKニュースやまがた6時」。天気予報は6時半からで、担当は気象予報士の岡田みはるさん。
ネット上では以前からテロップを出してもらえない、お天気図をバラバラに破られていたなど局内でのいじめを指摘する声もあったが理由は不明。

岡田さんは今年の4月からこの番組のキャスターになったばかり。長野県出身で、信州大と早大を卒業、生物と英語の教員免許を持つ才媛だ。早大では演劇に打ち込み、卒業後はタレント事務所に。ケーブルテレビでお天気を担当したのをきっかけに2010年に気象予報士の資格を取得。この番組が地上波での、初めての大きな仕事だった。

「岡田さんは慣れないうえに生放送というプレッシャーで、原稿を噛んだりすることがしばしばあったと聞いている。反省会でそうしたミスを番組上層部にネチネチと注意されることに、岡田さんはすっかり萎縮してしまっていたそうだ」(NHK関係者)

問題の1日の放送でも、「鶴岡市の映像」と言ってしまった後、「新庄、新庄!」と注意する男性スタッフの声が聞き取れる。こうした職場のオトコたちの声に、岡田さんは泣かされたのか。

岡田アナは放送翌日から番組を休養。その後復帰したが、3月25日の放送を最後に降板した。NHKのお天気キャスターが1年で交替するのは異例で、事実上の契約解除と見られているという。
NHK山形放送局に降板の理由を聞くと、「契約期間は今年3月までであり、契約期間終了によるものです」と回答した。 NHKは騒動の原因を、「彼女は違う画面が出て動揺した」と説明したが、ネットでは「スタッフによるいじめが原因ではないか」という噂がまことしやかに流れた。

「王様のブランチ」カンフー君流血事件(TBS)

カンフー君流血

「王様のブランチ」にゲスト出演していた映画「カンフーくん」の主役の“カンフーくん”ことチャン・チュワンが、カンフーアクションを実演後、頭部から大流血する事件が勃発!
泉ピン子らがトークする中、カンフーくんの頭部から激しく流血する事態に…。
慌てたピン子が「このぐらいの傷はがんばるよ」と苦しいコメントで無理矢理場を繋いだが、カンフーくん本人を含め、谷原章介らも動揺を隠せない空気が漂った。流血に気付いてから約30秒後、その男の子は画面から去った。

笑っていいとも放送事故

子役仕込み事件(03年6月4日)

子どもが夢を語る素人参加コーナー「ドリームズカムチャイルド」で、4歳の女の子が「キリンプロの○○です」と子役事務所の名前を付けて自己紹介。

「テレフォンショッキング」素人乱入事件(83年12月1日)

「テレフォンショッキング」でゲストを呼び込む前に、不審な男が「しゃべらせろよ」と乱入。
ゲスト席へ座った男に、タモリは戸惑いながらも「しゃべりたいことがある?何するの?」と話しかけた。

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観客ぬいぐるみ変身事件(05年9月21日)

月方方正(山崎邦正)がゲストの「テレフォンショッキング」中に、観覧席にいた素人男性が突然「タモリさーん!『いいとも』が年内で終了するって本当なんですか?」と大声を上げた。
CM明け後に、その観客が座っていた席にぬいぐるみが置かれていた。

元フジTVアナが語る「情報番組はすべてステマである」

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【あるある大事典】
「回転寿司の皿は右から左へ流れているから、多くの人が手に取るんだ」という意味不明な仮説があり、VTRがそれに丸ごと乗っかった構成になっていたのです。
私は実験の実況アナウンサーを担当したのですが、まったく仮説通りにいかない。
1~2時間たってイラついてきたディレクターから「これを読め!」と原稿を投げつけられて、「これはすごい! 右から流れているほうが、如実に多くの人が取っていますね~」と実況しました。1日中ロケをやって、そこしか使われませんでした。

『あるある大事典』は、もともとそういう制作陣でつくられていた番組だと捉えるしかありませんでした。のちのち大きな問題を起こすことになりますが、発覚しているのは氷山の一角だと断言できます。これは本書の第3章に書いてあります。
その中で、僕が在職していた当時から一番まずいなと思っていたのは、「いかにもな検証番組」を流して「反省したふり」をする点です。『あるある大事典』の検証番組で関西テレビとフジテレビは「ほかにも5つのやらせが発覚した」と言っていましたが、僕の知っている限り、同番組は3分の2くらいで適切ではない演出が入っているはずです。

【情報番組はほとんどステマ】
映画会社や多くの芸能事務所からスタッフがいい接待を受けて、「あご足」と言うのですが、お金を出してもらった上で取り上げている情報がほとんどだ、という意味ですね。
情報番組を見ていても取り上げるテーマについて悪いことは言わないでしょう? 当然です。お金をもらってるので、つまらない映画も面白いと言わなきゃいけないし、スイーツを食べたらすべてを美味しいと言わないといけないのです。半数以上は美味しくないわけですよ。でも、言わなきゃいけない。これは、以前、社会問題となった芸能人のステマと同じです。

情報番組を制作する情報局は、報道局と異なり記者クラブに属しておらず、例えばフジ社内では報道局からは「ワイドさん」という蔑称で呼ばれています。なので、情報局が報道映像を使用したい時には、報道局に許可申請を出して頭を下げなければならないという馬鹿げた構造があるのです。同じ社内なのに、です。でも、そうやって映像をいただいていても、それだけで1~2時間の番組をつくれるわけがないので、ステマで時間をつながないと、ネタがもたないのです。

元フジテレビアナウンサーで現在フリーの長谷川豊氏は、今回は5月に『テレビの裏側がとにかく分かる「メディアリテラシー」の教科書』(サイゾー)を上梓した。

テラスハウス(フジ)にヤラセ疑惑!キス手当が10万円?

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同番組は「台本は用意していません」とうたっており、ありのままのリアルであることを強調している。
発売中の週刊誌「FLASH」が内幕を暴露する記事を掲載した。
記事によると「番組初期は演出はなかった」というが、素人同然のキャストばかりだったため騒動が起こらず、面白くなかった。そのためスタッフが大まかなスト―リーを提示し、出演者がそれに沿ったセリフを喋るようになったという。

物理的な「台本」は存在しないため看板に偽りはないかもしれないが、ドラマチックな展開は番組側の演出によるところが大きいようだ。
さらに記事では、関係者が「特別手当」の存在を暴露。スタッフの指示や意向で出演者が異性に告白した際は5万円の「告白手当」がつき、男女がキスした場合は10万円の「キス手当」が支払われるという。もちろん番組内で本当に好きになった相手に告白やキスをする場合もあるが、それは手当がつかないそうだ。
番組側は『最低でもテラスハウスに週3日いること』という条件を提示しているだけで、以前から各メンバーはそれぞれ別の家に住んでいるといわれていました。また、多くの出演者は素人として登場しますが、実際は芸能プロを通じて無名のタレントやモデルに出演オファーを出しており、これも演出のにおいがチラつく。(サイゾー)

【放送作家が告白】
実際に番組出演を打診された23歳の女性タレントはこう打ち明ける。
「週に3日ほどテラハにいればいいといわれて驚きました。本当に住んでいるわけじゃないんだなって。それに恋愛に関してスタッフからアドバイスがあるけどそれは言うことを聞くようにって。嘘をつけない私には絶対向かないな~と思って断わりました」

そんななか、ある放送作家は「『テラハ』にはストーリーを作る人がいると聞いた」と明かす。
「旅や恋愛のドキュメンタリーバラエティーを中心に活躍する放送作家のAさんです。実は、ある番組の会議でAさんと一緒だったんですが、“テラハは全部私が書いている”と言い出した。自慢気でつい言ってしまったようでした。会議は一瞬凍りましたね。Aさんは過去、有名恋愛ドキュメンタリー番組のストーリーも作っていたといわれています」(週刊ポスト)

TBS「奥様はモンスター」でやらせと仕込みが発覚

【暴行事件】
TBSのバラエティ番組「奥様はモンスター2」(1月15日夜放送)の収録現場で、デヴィ夫人が出演者の一般女性の暴言にキレて平手打ちを食らわし、女性は警視庁成城署に被害届を提出。暴行容疑で捜査されていることが明らかになった。

【被害女性の正体】
被害女性A子さんは過去に後藤田正純代議士の“不倫相手”と報じられていた女性だった。
後藤田代議士は「フライデー」(2011年6月17日号)で銀座ホステスとの濃厚なキス現場&議員宿舎への「お持ち帰り」を報じられた。この銀座ホステスがA子さんだったのだ。

【夫を酷使する女王妻】
A子さんの「夫」として出演した男性は、実際はA子さんとは婚姻関係がないことも、関係者の証言で明らかになった。

【やらせ演出】
担当ディレクターは収録前、A子さんに足の組み方まで細かく指示し、「やりすぎるくらいでいいから、女王様を演じて下さい」「とくにデヴィ夫人への絡みは面白くなるから、よろしく」と、デヴィ夫人を挑発するように煽っていた。(週刊文春)

フジドラマ「最高の離婚」の小道具で「津波ラッキー」と表示

フジテレビのドラマ『最高の離婚』の中で登場する人物(都並竜也)が利用した名刺のメールアドレスに「tsunami-lucky」と書かれていたことを視聴者が発見し「津波ラッキーとは不謹慎すぎる」などと炎上している。
番組は東日本大震災発生時という設定であり、フジテレビの被災者に対する不謹慎な姿勢が問われかねない。

「怪しいお米セシウムさん」 東海テレビ番組中に不謹慎な表示

東海テレビ放送(フジテレビ系列)が8月4日午前、番組で実施した岩手県産米プレゼントの当選者を「怪しいお米 セシウムさん」と表記して放送する事故があり、同社はWebサイトで「常識を欠いた不謹慎な内容が画面に出てしまった」と謝罪した。

新聞の誤報

平成の三大誤報

出典: ja.wikipedia.org

珊瑚損傷に関する記事(朝日新聞)
グリコ・森永事件の犯人取り調べ記事(毎日新聞)
連続幼女誘拐殺人事件の犯人のアジト発見記事(読売新聞)

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