日本野球界のスター・ダルビッシュ有の伝説・画像・動画まとめ

ここでは日本野球界が誇るスター選手、ダルビッシュ有の伝説・画像・動画などをまとめた。1試合で120球を投げ切ってチームに貢献したり、同じく日本出身のスターであるイチローと対決したりと、華々しい活躍をしている。

ダルと相性抜群、同じ25歳…ホランドにも注目(2012.3.3)

レンジャーズの練習中にダルビッシュのキャッチボールの相手をいつも務めているのが、デレク・ホランド投手だ。ダルビッシュと同じ25歳の左腕は昨季16勝を挙げた成長株。陽気な性格でも知られ、右腕とも練習中に会話を楽しむなど、良きチームメートとなっている。

ダルビッシュは体のバランスを整えるために左投げでのキャッチボールを練習中に時々行うが、それを見たホランドもまねをして利き腕とは違う右腕で投げることも。2人の相性は抜群だ。ただ、ダルビッシュばかりが日米メディアに注目されることには納得がいかない様子で、左腕は「ほかの選手がいるのを忘れたみたい。忘れないでほしい」と報道陣をチクリ。背番号45の今季の活躍にも注目したい

デビュー戦でイチローと対決も!4・9マリナーズ戦濃厚(2012.2.29)

レンジャーズのダルビッシュ有投手(25)が27日、キャンプ3度目となるフリー打撃に登板。33球を投げ、安打性1本に抑えた。安定感抜群の投球内容を見た首脳陣は、3月7日(日本時間同8日)のパドレス戦にオープン戦初登板させることを決定。さらにレギュラーシーズンに入ればカード初戦を任せることも検討しており、メジャーデビュー戦が開幕2カード目初戦、4月9日のマリナーズ戦になる可能性が出てきた。いきなりイチローとの“日本人頂上決戦”が実現するか。

来るはずの球が来ない。13球目。フリー打撃でダルビッシュが投げたブレーキの利いたカーブに、昨季2Aフリスコで30本塁打をマークしたビアンキのバットが空を切った。「すごくよかった。自分の指の感覚とか体の動きとかが、だいぶよくなってきた」。ストイックな男が自画自賛した完ぺきな一球だった。

ブルペンで18球を投げたあと、キャンプ3度目のフリー打撃登板に臨んだ。慣れない目の前の防球ネットを外すと、ダルが本領を発揮した。高めの直球は球威抜群で変化球もさえた。相手がマイナー級の打者だったが、33球を投げて安打性は1本だけ。合計7度空振りを奪った。「それ(ネット)をずらして自分の視界を広げて、投げやすくはなりました」と余裕の口ぶり。カーブを空振りしたビアンキは「最初は浮き上がるように見えたが、4分の3ほど来たところで止まったように落ちた。イリュージョンのような動きだ」と目を丸くした。

ダルのオープン戦初登板は当初、6日のダイヤモンドバックス戦が濃厚だったが、チーム4戦目となる7日のパドレス戦でデビューすることが決定した。環境への適応や2日の紅白戦に先発するなど、疲労を考慮して間隔を空けた模様だが、この4戦目に投げることが大きな意味を持っている。

首脳陣はレギュラーシーズンに入れば、カード初戦で投げさせたい意向を持っているという。キャンプインわずか5日間でメジャーの野球に適応し、能力の高さを存分に発揮する右腕なら、重要視されるカード初戦でも力を発揮できるとみている。それだけに4月9日、開幕2カード目初戦となる本拠地でのマリナーズ戦がメジャーデビューの舞台になる可能性が出てきた。ワシントン監督が「今日の発表はあくまでオープン戦の順番」と指摘しているように、先発ローテの順番は流動的な部分もあるが、実現すればイチローと対決することになる。

7日のオープン戦は球団のホームページ上で中継映像の配信も内定した。今日のフリー登板での力の具合を問われると「120%」とジョークも飛び出した。自慢の変化球とは違って、自身にブレーキはかけない。

ダルビッシュ オープン戦初登板は3月7日に(2012.2.27)

米大リーグ・レンジャーズは27日、ダルビッシュのオープン戦初登板が来月7日のパドレス戦となったことを明らかにした。ダルビッシュは春季キャンプで3度目になるフリー打撃登板などで合わせて51球を投げた。

チームとして3試合目のオープン戦がダルビッシュの初登板となる。登板順を発表した後のワシントン監督の説明では、あくまでもオープン戦での登板順といい、開幕後の先発ローテーション順にはならないという。

この日、ダルビッシュはブルペンで捕手を座らせて18球。続いてマイナーの打者5人を相手にした打撃練習では、キレのある変化球と力のある速球を33球投じ、ヒット性の当たりはなかった。

練習後、4日ぶりに取材に応じたダルビッシュは「指の感覚や体の動きがよくなった」と好感触を口にして、「何%ぐらいの力か」との問いに「120%ぐらい」と冗談めかして答えた。投球練習を見たワシントン監督も「質が高かった。真っすぐは走り、変化球はよく曲がった」と納得した様子。

また、日本ハム時代の監督だった梨田昌孝氏も練習を視察。梨田氏は「彼はどこのユニホームを着ても似合う。この日は今までで一番の出来。まったく心配することはない」と感心していた。

ダルの球に「クレージー」と打者驚嘆(2012.2.25)

レンジャーズのダルビッシュ有投手が25日、米アリゾナ州サプライズのブルペンで20球。マイナー打者を相手にしたフリー打撃では今キャンプ2度目の打撃投手を務め、22球を投げた。

ダルビッシュが2度目の投球練習を行った。「ガンバッテ」と捕手のトレアルバの日本語に送り出されたブルペンで20球をまず投げ、打撃投手を務めるグラウンドに場所を移した。

そろって首脳陣が見守る中での1球目。マイナー打者は事前に球種が分かっていても左右に動く球、鋭く落ちる球に翻弄され、ブレーキの利いたカーブは見逃すしかなかった。22球で外野に飛んだのは、わずかに1球だけだった。

打者からは「両サイドにあれほど動く球は見たことがない」「クレージー・アクション」と驚嘆の声が続いた。5分間ずつの投球にも余裕が出てきたのか、前回よりも球数も増えた。コーチの一人が「流れるように投げていた」と感心し、ワシントン監督は「集中してやってほしいことをやってくれた」と褒めた。

バントも守備も“優”…指揮官大絶賛(2012.2.24)

24日、キャンプ2日目を迎えたレンジャーズのダルビッシュ有投手(25)がバントや守備練習で軽快な動きを見せた。

水平にバットを構えた。ダルビッシュは、左打者用のヘルメットをかぶってバント練習に臨んだ。器用に一塁線へ転がすとチームメートから喝采を浴びた。5球中、成功は3度。「めっちゃ緊張した」と笑みを浮かべた。

守備練習では、マウンド付近の飛球を捕る際に「I GOT IT!(自分が捕る)」と滑らかな英語で声を張り上げた。挟殺プレーやバント処理でもきびきびとした動きを見せた。練習前、ワシントン監督は「フィールディングがうまい。野球のセンスがある」と評した。

ア・リーグはDH制で、投手が打席に立つことがない。2年目の建山はバント練習について「去年はなかった。ワールドシリーズ(WS)に(視点を)置いているんでしょうかね。ダルビッシュも入ったからね」と証言した。レ軍は2年続けてWS敗退中。ダル加入で悲願達成への陣容が整ったからこそのバント練習導入との見方もある。ワシントン監督もキャンプ前から「今年は細かいプレーを大事にしよう」と選手に訓示している。

この日、過去に薬物やアルコール依存の経験を持つ主砲のジョシュ・ハミルトン外野手(30)が会見。断ったはずの酒を飲んでいたことが発覚して謝罪会見を開く事態に発展した。だが「ユウも加わったし、わくわくすることに目を向けよう。これからは野球やチームメートのことを聞かれれば答えるが、それ以外は答えない」とダルの話題を持ち出して自身の騒動に“ふた”をした。

シーズン終盤に新人選手がコスプレして遠征移動する恒例の「ルーキー・ラギング・デー」がある。同外野手は「何の衣装にするかシーズン中、ずっと考えておくよ」とニヤリ。メジャーでまだ1球も投げていない日本のエースが、抜群の存在感で、チームを変えつつある。

ダル沸く沸くキャンプイン!3・2紅白戦で実戦デビュー(2012.2.23)

レンジャーズのダルビッシュ有投手(25)が23日、キャンプインした。初日からブルペン入りし、フリー打撃にも登板。「体の面では負けていないなと思います」と語り、ア・リーグ連覇中の強豪チームにあって、見劣りしない存在感を示した。今後は3月2日の紅白戦で実戦デビュー。さらに、6日のダイヤモンドバックス戦でのオープン戦登板も決定した。日本のエースから世界のエースへ―。一気に加速していく。

アリゾナの日差しとは対照的に、ダルビッシュはクールだった。

「楽しみなこと? 楽しみに来ているわけでもないし、普通に野球をしにきただけなので…それで十分です」。1月24日の日本ハム退団会見以来となる肉声。米メディアも待望した会見だが、気負いはなかった。

ただ、注がれる視線は熱い。約150人の報道陣、ファンを従え、4つのグラウンドを移動。キャッチボール、フィールディング練習を終えるとブルペンに入った。正捕手のナポリが球を受けたいと熱望し、初めてコンビを組んだ。直球、ツーシーム、カーブ、スライダー、チェンジアップにスプリットと多彩な変化球を織り交ぜ、規定の5分間で15球。その後、マイナー選手相手のフリー打撃に登板。15球で3度スイングされたが、2球のファウルに遊ゴロという内容を残し、約3時間の練習を終えた。

頭の中にあったわずかな不安―。日本のものより滑りやすいメジャー球に対応できるのか。「僕も、そこがどうかと思っていた」。このオフはあえて新球をこねず、つるつるの状態で使用していたという。投球を見守った3Aのテリー・クラーク投手コーチが「8割くらいの力だろうが、あれだけ球が動けば十分」と太鼓判を押すほど変化球はさえた。「こっちではすごく投げやすい」。対策が奏功した。

今後の予定だが、マダックス投手コーチは「今日(23日)から1日置きにブルペンに入り、9日目の紅白戦で投げてもらう」と説明。3月2日に紅白戦で“メジャーデビュー”することが明かされた。その後、中3日でDバックスとのオープン戦登板も決定。真価を発揮する舞台は整った。

メジャーで勝負できるポイントを問われ、フィジカル面の成長だと答えた。プロ入り以前から線の細さを指摘され続けたが、ストイックなトレーニングに加え、吐くまで食べ物を胃に詰め込んできた。「すごくきつい思いをした分、他の選手と体格も変わらないくらいまできた。体は負けていないと思います。技術に関してはまだ分かりませんが、何となくやれそうな気がする」。体格、技術、そして言動。すべてが規格外だ。

ついにメジャー!テキサスレンジャー入り決定!(2012.1.18)

6年5600万ドル+出来高400万ドルの総額6000万ドルで契約合意したことを発表し、背番号は日本ハム時代と同じ「11」に決まった。また、同日に妻紗栄子との離婚も発表した。

札幌ドームで退団会見

”メジャーを選んだ理由はファイターズファンの前で言いたいと思っていた。しっかり聞いてください”

レンジャーズの本拠地球場で開いた会見では封印していた胸の内を、ダルビッシュが約1万1000人のファンの前で語った。
その言葉には、海を渡った多くの日本選手が抱くような「夢」や「憧れ」は含まれていなかった。
かつて「メジャーに行くなら野球をやめる」と話したこともあり、今でもその気持ちは「あまり変わらない」と言う。
だが、6年連続の2桁勝利、5年連続の防御率1点台など、圧倒的な実力を身につけた右腕を取り巻く状況が変わった。

”相手チームから「このカードで投げないで」「打てないよ」という声が聞こえてくるようになった。それが冗談だとしても、「相手打者を倒したい、という強い気持ちで向かっていくのが仕事。僕は勝負がしたかった”

大リーグでどれだけやれるか、という周囲の期待の高まりも感じ、「求められているのは違う環境かな」と考えた。

”米国で日本の評価が低くなっているのが嫌だった”

”世界中の誰もが、ナンバーワン・ピッチャーは、ダルビッシュだと言ってもらえる、そういうピッチャーになりたい”

”もちろん、それは帰ってくるとしたら、(日本ハムが)第1候補というのは間違いない”

ダルビッシュ有・背番号11

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