ワンルームワンコ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワンルームワンコ』とは、正田しろくまによる『フレックスコミックス』から出版された犬好きの為の漫画である。第8回メテオ・ポラリス彗星賞佳作と審査員特別賞を同時に受賞した作品。6畳のワンルームで暮らす飼い主の六条ひとみとサモエド犬ぽてまるの可愛さが詰まった日常系犬漫画。サモエド犬への愛情がたくさん詰まっているだけでなく、アパートの住人やそこに住むワンコとの交流も描かれて、楽しい作品となっている。サモエド犬だけではなく、いろいろな犬種の犬が出てくるので犬好きにはたまらない作品である。

春と秋の年に2回毛が生え変わる時期のこと。 春の換毛期は、冬毛が抜け落ちて密度の少ない夏毛が生え、秋の換毛期には夏毛が抜けてふわふわとした保温性の高い冬毛が生える。 このサイクルを繰り返すことで、季節ごとの気温や湿度の変化に対応できるようになっている。

ドッグカフェ

犬が同伴できるように工夫されているカフェだが、普通のカフェとしても利用できる。犬専用メニューを用意している店が多い。犬好きたちが集まるので、初対面の客同士でも話が弾むほか、飼い犬に社交性を身につけさせることができるという利点がある。ただし、犬を連れていく際には最低限のマナーと、狂犬病や各種ワクチンの予防接種を受けさせておく必要がある。
作中では看板犬やワンコにちなんだメニューが多数あり、ワンコ用無添加クッキーも販売されている。

サマーカット

サマーカットとは毛をバリカンなどで短く刈り込み暑さ対策をすること。カットによって全く別の犬のような姿になる。
通気性が良くなることで皮膚が蒸れにくくなり、皮膚トラブルを防ぐことにもつながる。紫外線による皮膚トラブルを防ぐため、長時間地肌に日光を浴びることを避けなければいけなくなったり次に生えてくる毛質が変わったりすることもあるので最初はあまり短く刈らない方が無難。

おかげ犬

江戸時代は伊勢参りが流行していて日本全国から集団で伊勢神宮を参詣した。 しかし、体が弱いなどの事情があって、伊勢神宮に参詣できない人もおり、そのご主人の代わりに伊勢神宮を参詣したと言われているのがおかげ犬(いぬ)。
首に道中のお金と伊勢参りをする旨を書いたものを括りつけておくと、道行く人がリレー形式で犬を連れて行ったと言われている。
当時は白犬を神様の使いと考える人がいたため、おかげ犬は白犬が多かったらしい。

犬ぞりレース

犬ぞりレースは犬にそりをひかせて走るドッグレース。北アメリカやロシア、ヨーロッパなどの北極地方で人気のあるウィンタースポーツの一つで、レースでは犬1頭を運べるスペースのあるそりにマッシャーと呼ばれる操縦する人が立って乗り、規定コースを犬にひかせ、移動タイムを競う。距離や地形によって犬の数は異なるが、マッシャーとマッシャーが操るハーネスをつけた犬を1チームとして、定められたスタートとゴール地点の移動タイムを競う。数kmの比較的短距離なスプリントレースから1000kmを超える長距離レースまでさまざまな距離のレースがあり、競技は数日から数週間に及ぶものもある。
本作ではひとみとぽてまるが犬1+マッシャー1の200m走に参加した。

『ワンルームワンコ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

犬養「今日も1日ワンダフルライフにしましょうね!」

朝の散歩時に犬養が言ったあいさつ。犬好きの犬養らしく犬の鳴き声とワンダフルを掛けているひと言。この場面以外でも大家さんは「ワンダフルライフ」という言葉をたびたび口にしている。

ひとみ「今日も宇宙一カワイイ~~ッッ」

朝ぽてまるに起こされたひとみの第一声。2度寝を阻止されても、寝起きでも、ぽてまるは世界一カワイイ。ひとみのぽてまる愛があふれるシーン。ぽてまるへの愛は止まらないひとみなのだった。

二ノ宮「ン゛ッフフフくびれ…!」

ひとみに服を着たぽてまるの写真を見せられて思わず出てしまった声。服によって毛がおさえつけられて面白くなってしまったぽてまる。笑ってはダメだと思いながらもつい声が出てしまった二ノ宮。毛のボリュームがある犬の洋服選びは難しいのだ。

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