『ガレキとラジオ』出演の役所広司が大激怒!”やらせ”と”演出”の差って何?
”やらせ”とは、事実とは異なる内容を作為・捏造しておきながら、そのことをまるで本当のことであるかのように見せることをいう。エンタメ界では、この”やらせ”が発覚し炎上することが多々ある。2013年4月13日に公開された東日本大震災の復興の様子を描いた映画『ガレキとラジオ』でも”やらせ”が発覚し、ボランティアでナレーションを担当していた役所広司が大激怒したという。しかし撮影スタッフ側はこれを”演出”と主張。”やらせ”と”演出”の差とは一体どこにあるのか、何にあるのかを考えてみた。
記事と違い、映像がないと成立しないのがテレビ。「すべてのウソを排除したら、何も撮れなくなる」
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現在のテレビ制作のスケジュールや予算組といった制作環境を取り囲む、現代のメディア産業の構造にもその本質的な要因
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限られた予算と時間内で「撮れ高」を確保しなければという下請けのプレッシャー、さらにやらせも「演出の一環」ととらえ、時にはそれに甘える制作現場のカルチャー
・いずれにしろやらせはやってはいけないこと
偽造やねつ造というのは、その道の「プロ」(職業人)として最も恥ずべき行為
作る側は、情報を扱っているという意識をもっと持たなければならない
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やらせには倫理的な問題のみならず犯罪行為にまでエスカレートすることが多いため、やらせを行うことで社会的な評価は著しく下がる
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後を絶たないテレビのヤラセ問題。メディア産業全体を取り巻く、大きな問題が根深く横たわっているのではないだろうか
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何度も取り沙汰されるエンタメ界のやらせ問題。役所さんが怒るのも当然です。こうした問題はなくならないのでしょうか?
関連まとめ
『めちゃイケ』で小保方晴子ネタが大炎上!パロディはどこまで許される? - RENOTE [リノート]
renote.net
お笑いコンビナインティナインが牽引したフジテレビのバラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』、通称『めちゃイケ』は、1996年から2018年まで長きに渡って放映されていたお茶の間の人気番組だった。コントや多彩な企画で番組を盛り上げ、時事ネタを面白おかしくパロディも多かった。しかしSTAP細胞の発見などで話題となった小保方晴子に関するパロディコントは「やりすぎだ」と批判を受けて炎上を招いた。
パロディはどこまで許されるのかというのは個人の主観もあるので難しいところである。
「視聴率」って結局なに?どうしてみんな気にするの?調査方法や問題点を解説! - RENOTE [リノート]
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