The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)の徹底解説まとめ

The White Stripesはアメリカデトロイト出身、Meg WhiteとJack Whiteによるロックデュオである。ブルース、カントリー、ガレージロックに影響を受けた音楽性が特徴。ギターとドラムのみだが、それを感じさせない力強く激しいサウンドで、ブルースロックを現代に蘇らせた。2011年に解散する前まで6枚のスタジオアルバムを発表、世界のロックシーンに与えた影響は計りしれず、ロックンロールリバイバルの立役者となったバンドである。

Jack Whiteが闘牛士になり、闘牛と戦う様子が描かれている。最初は調子がよかったが闘牛の可愛さに戦意喪失。最後は負けてしまうという内容のMVで非常に面白い。

The White Stripesの名言・発言

Jack White「The White StripesはもうMegとJackのものではない」

解散時にロッキンオンの取材でJack Whiteが語った言葉。続けて「The White Stripesは君たちのもので、君たちがどうにでもすることができる。アートとミュージックの美しさは、人々がそう望みさえすれば、永遠に続く。この体験を分かち合ってくれてありがとう。君らの関わりを忘れることはない。本当に感謝している」と語っている。13年に渡る活動を支えてきたファンへ送る感謝のラストメッセージだ。

Jack White「なんでメグが辞めたいと思ったのかその理由もはっきりと分からないんだ」

解散後の2012年にNY Timesのインタビューで語った一言。最終的にThe White Stripes解散を決めたのはMegだったが、本当の理由はわからないらしい。彼女をステージに上げただけでもラッキーだったとも語っている。

Jack White「意味のあることをやっていれば、それが永遠に生き続けるわけだから、重要なのはそこなんだよ」

4枚目のアルバム『Elephant』発売前、ロッキンオンのインタビューでの発言。人気バンドになっても自分の状況を冷静に分析するしている。人に言われることをやるのではなく自分で道を作ってきたJackらしい発言だ。

The White Stripesの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

Jack Whiteはローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト17位に選ばれた

Jack White​はローリング・ストーン誌が選ぶ、歴史上最も偉大な100人のギタリストで17位と発表された。ブルース、カントリー、ロックンロールを主体としたギタースタイルは、世界的に評価が高いことが分かる。

サッカーワールドカップ2006年ドイツ大会で、優勝したイタリアが「Seven Nation Army」を合唱

2006年に行われたサッカーワールドカップドイツ大会、優勝したイタリアは決勝戦終了後にThe White Stripesの大ヒット曲「Seven Nation Army」を合唱した。同曲はFIFAワールドカップやUEFA EUROなどのサッカー国際大会で、選手の入場曲やゴール後にかかる音楽に使用されている。

Jack Whiteは映画『コールド マウンテン』に出演

2003年に制作された映画『コールド マウンテン』にJack Whiteがバンドマン役で出演。サウンドトラックにはオリジナル曲「Never Far Away」を提供するなど映画のヒットに貢献している。

デイヴ・グロールがメグのドラムを絶賛

アメリカのロックバンドFoo Fightersのデイブ・グロールは、ローリングストーン誌のインタビューでMeg Whiteのドラムを絶賛している。15秒聴けば誰がプレイしているかわかるドラマーの1人と評価。

ライブではセットリストを用意しない

ライブ中はセットリストを作らずに、2人が意思疎通を取りながら演奏される。新しい想像を常に生み出したいといった、Jack Whiteの希望によるものである。

インターネット上に2人の婚姻届と離婚届が流出

デビュー当時は姉弟と言っていた2人だが、後に婚姻届と離婚届が流出。2人もこれを認めている。しかし、The White Stripesとしては、あくまで姉弟として活動している。

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