The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)の徹底解説まとめ

The White Stripesはアメリカデトロイト出身、Meg WhiteとJack Whiteによるロックデュオである。ブルース、カントリー、ガレージロックに影響を受けた音楽性が特徴。ギターとドラムのみだが、それを感じさせない力強く激しいサウンドで、ブルースロックを現代に蘇らせた。2011年に解散する前まで6枚のスタジオアルバムを発表、世界のロックシーンに与えた影響は計りしれず、ロックンロールリバイバルの立役者となったバンドである。

Lafayette Blues

1998年11月発売

1. Lafayette Blues
2. Sugar Never Tasted So Good

「Lafayette Blues」は彼らの故郷であるアメリカデトロイトはミシガンのことを歌った曲だ。ライブで演奏されるときは、さまざまな地域名にアレンジされて歌われる。アコースティック曲「Sugar Never Tasted So Good」はファーストアルバム『The White Stripes』に収録された。

The Big Three Killed My Baby

1999年3月発売

1. The Big Three Killed My Baby
2. Red Bowling Ball Ruth

「The Big Three Killed My Baby」は1stアルバム『The White Stripes』の3曲目に収録された。Big Threeとは自動車メーカー「フォード」、「クライスラー」、「ゼネラルモーターズ」のことで、歌詞ではこれらの企業を批判している。ジャケットに自動車のイラストが書かれているのにも注目だ。

Hello Operator

2000年5月発売

1. Hello Operator
2. Jolene

「Hello Operator」は2ndアルバム『De Stijl』からのシングルカットである。「Jolene」はアメリカのシンガーソングライターDolly Partonのカバーで、ライブでも演奏されている。

Lord, Send Me an Angel

2000年10月発売

1. Lord, Send Me an Angel
2. You're Pretty Good Looking(Trendy American Remix)

「Lord, Send Me an Angel」はブルース歌手Blind Willie McTellのカバー曲。オリジナルと同じくアコースティックギターでの演奏になっている。

Party of Special Things to Do

2000年12月発売

1. Party of Special Things to Do
2. China Pig
3. Ashtray Heart

3曲ともアメリカのブルースロックバンドCaptain Beefheartのカバーである。「Party of Special Things to Do」、「Ashtray Heart」はノイジーなギターサウンドでアレンジ、「China Pig」は原曲に近いカバーになっている。

Hotel Yorba

2001年11月発売

1. Hotel Yorba
2. Rated X(Live)

3rdアルバム『White Blood Cells』からのリードシングルで、「Hotel Yorba」は彼らの故郷であるデトロイトにあるホテルのことを歌ったカントリーソングだ。このホテルは、イギリスのロックバンドBeatlesが宿泊したという噂を、子供の頃に聞いたとJack Whiteは語っている。イギリスのチャートで26位を記録した。

Fell in Love with a Girl

2002年4月23日発売

1. Fell in Love with a Girl
2. Lovesick(Live at the Forum, London December 6, 2001)
3. I Just Don't Know What to Do with Myself(Live at BBC Radio-1 Evening Session)

「Fell in Love with a Girl」は、アルバム『 White Blood Cells』からのシングルカット。テンポの早い縦ノリ曲で、わずか1分50秒で演奏が終了する。他に「Lovesick」、「I Just Don't Know What to Do with Myself」の2曲のライブ音源が聴ける。

Dead Leaves and the Dirty Ground

2002年8月発売

1. Dead Leaves and the Dirty Ground
2. Stop Breaking Down"(live at the BBC Studios, Maida Vale)

太い歪んだギターリフから始まる「Dead Leaves and the Dirty Ground」はUKインディーチャートで3位を記録した。アメリカ伝説のブルースマンであるRobert Johnsonのカバー「Stop Breaking Down」がライブバージョンで聴ける。

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