The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)とは【徹底解説まとめ】

The White Stripesはアメリカデトロイト出身、Meg WhiteとJack Whiteによるロックデュオである。ブルース、カントリー、ガレージロックに影響を受けた音楽性が特徴。ギターとドラムのみだが、それを感じさせない力強く激しいサウンドで、ブルースロックを現代に蘇らせた。2011年に解散する前まで6枚のスタジオアルバムを発表、世界のロックシーンに与えた影響は計りしれず、ロックンロールリバイバルの立役者となったバンドである。

Candy Cane Children

2002年12月1日発売

1. Candy Cane Children
2. The Reading of the Story of the Magi
3. The Singing of Silent Night

The White Stripesの1000枚限定クリスマスシングルでジャケットには「merry Christmas from The White Stripes」と書かれている。「Candy Cane Children」は作中で、キャンディケインガールという女の子が登場し「クリスマスがやっと来た。誰も銃を持ってない」という内容のことを歌っている。2曲目の「The Reading of the Story of the Magi」では「こんにちは、ホワイト・ストライプスから季節の挨拶です」というMegの挨拶から始まり、Jackがマタイの福音書の一節を朗読している。その後3曲目でMegがアカペラで披露するクリスマスの定番曲「Silent Night」が聴ける。

7 Nation Army

2003年04月21日発売

1. 7 Nation Army
2. Good to Me(Brendan Benson, Jason Falkner)

The White Stripesの大ヒット曲「7 Nation Army」はアルバム『Elephant』からのシングルカットである。アメリカビルボード76位、UKチャート7位、イタリアやドイツといったヨーロッパでヒットを記録した。その他、Jack Whiteが最優秀ロックソングを受賞、ローリングストーン誌選出のオールタイムグレイテストソング286位、同誌発表の2000年代のベストソング100では6位にランクインしている。曲は至ってシンプルなリフが繰り返されるのみでギターとドラムの強弱でメリハリをつけている。なお、シングル版の表記は「7 Nation Army」だが、アルバムでは「Seven Nation Army」となっており以後はこちらの表記が使われている。

I Just Don't Know What to Do with Myself

2003年発売

1. I Just Don't Know What to Do with Myself(BBC Radio 1 Evening Session)
2. Who's to Say...

「I Just Don't Know What to Do with Myself」は、アルバム『Elephant』からのシングルカット。シングルではラジオセッションバージョンでの音源になっている。UKチャートでは13位を記録した。原曲はイギリスのミュージシャンDusty Springfieldが1964年に発表している。

The Hardest Button to Button

2003年11月9日発売

1. The Hardest Button to Button
2. St. Ides of March

4枚目のアルバム『Elephant』からのシングルカット。「The Hardest Button to Button」は新しい赤ん坊が生まれて居場所がなくなった子供のことを歌っている。UKシングルチャート8位を記録。

There's No Home for You Here

2004年3月15日発売

1. There's No Home for You Here
2. I Fought Piranhas / Let's Build a Home(live at Electric Lady Studio)

アルバム『Elephant』から4枚目のシングル。「I Fought Piranhas / Let's Build a Home」は1stアルバム『The White Stripes』と2ndアルバム『De Stijl』からの曲でメドレー形式のスタジオライブ音源だ。

Blue Orchid

2005年4月18日発売

1. Blue Orchid
2. The Nurse

5枚目のアルバム『Get Behind Me Satan』のオープニングトラックで、同アルバムからの最初のシングル「Blue Orchid」は、軽快なドラムとメリハリが効いたリフがかっこいいロックンロールナンバーだ。UKシングルチャートで9位を記録するヒットシングルになった。

My Doorbell

2005年7月11日発売

1. My Doorbell
2. Same Boy You’ve Always Known

5枚目のアルバム『Get Behind Me Satan』からのシングルカット。「My Doorbell」はギターではなくオルガンとマラカスを取り入れたサウンドが聴ける。2006年ベストポップノミネート獲得、UKチャート10位を記録した。

The Denial Twist

2005年10月31日発売

1. The Denial Twist
2. Shelter of Your Arms

アルバム『Get Behind MeSata』からの3枚目のシングル。前作のシングル同様「The Denial Twist」はギターではなくピアノメインでの演奏になっている。UKチャート10位を記録した。

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