Noel Gallagher's High Flying Birds（ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ）の徹底解説まとめ

2023年にリリースされた4thアルバム『カウンシル・スカイズ』の完全生産限定盤には、ノエル・ギャラガー自身の名言を印刷したTシャツ（全3種）がランダム封入されている。このうちの1枚にプリントされている格言がこの「Rock n’Roll to me is all about freedom of thought and to be whatever you want to be.」（俺にとってロックンロールとは、思考の自由と、自分がなりたいと思ったものだったら何にでもなれるということを意味するんだ）という一言だ。
Oasis（オアシス）で世界的ミュージシャンとしての地位を確固たるものにし、その奔放さも愛されてきたノエルだが、Noel Gallagher's High Flying Birds（ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ）でも健在であることを覗かせている。
ちなみに他の2種にプリントされた名言は「I get out of bedeveryday and I’m in shock at how good I am.」（は毎朝起きて、自分がいかに最高かということにショックを受けるぜ）と「Do you have this shirt in other colors? Just get another one.」（このTシャツの他の色は持ってるか？もう1枚買っちゃえ）というお茶目さが光るものであった。

Noel Gallagher's High Flying Birds（ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ）の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

タクシー運転手の一言に由来するバンド名「Noel Gallagher's High Flying Birds」（ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ）

ノエルは運転免許を持っていないため、よくタクシー移動をすることで知られている。
ある日ノエルが乗っていたタクシーの運転手が、突然車の窓の外を指さして「おい、あれを見ろよ！ハイ・フライング・バーズ（高く飛ぶ鳥たち）だぜ！」と言ったのだという。その言葉がなぜか気に入ったというノエルは、それをそのままバンド名にしたと語っている。彼の皮肉屋特有の斜に構えたセンスと、どこか気まぐれな側面が表れているエピソードだ。