錦矢りさの小説ランキング9選!繊細な描写で若者の心を揺さぶる傑作選!
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デビュー当時、女子高生小説家として話題になった錦矢りさ。ここでは錦矢りさがこれまで発表してきた小説作品を、1位から9位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。
ランキングには斬新な視点が評判を呼んだ『かわいそうだね?』や、突飛な行動をする主人公が巻き起こす予測不能な展開が心を揺さぶる『ひらいて』などがランクインしている。
■綿矢りさの小説ランキング第1位:斬新な視点
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出典: www.amazon.co.jp
かわいそうだね?
「許せないなら別れる」―恋人の隆大が求職中の元彼女・アキヨを居候させると言い出した。百貨店勤めの樹理恵は、勤務中も隆大とアキヨとの関係に思いを巡らせ落ち着かない。週刊誌連載時から話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」の二篇を収録。第6回大江健三郎賞受賞作
『かわいそうだね?』表題作読了。これまで読んだ綿矢りさ作品の中で一番、しかも突出して好きかもしれない。特に樹里恵が隆大宅に突入してからラストに至るまでの描写は圧巻。全体的にも細部の表現、テンポ、展開の良さが光る。男には刺激が強すぎるだろう。が、これが女だ。かわいそうを超えろ。
— tty (@tomtomyork) 2014.05.05 17:08
錦矢りさの小説「かわいそうだね?」の紹介つぶやき
久しぶりに思いっきり読書!4月に買った綿矢りさの『かわいそうだね?』を読み終えた。爽快感と少し悲壮感。分かる、分かるわ〜と思いながら読んだ。
— 幸実 (@looproot) 2014.05.04 15:39
錦矢りさの小説「かわいそうだね?」の紹介つぶやき
綿矢りさの「かわいそうだね?」を読んだ。小説読むのひさしぶり。表題作の方、ラストで主人公が自分の感情を剥き出しにして怒鳴り散らすのが最高にカッコ良かった。 pic.twitter.com/bTQb4UdjIF
— くりかのち (@kureeen) 2014.03.29 17:36
錦矢りさの小説「かわいそうだね?」の紹介つぶやき
■綿矢りさの小説ランキング第2位:展開が読めない
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ひらいて
やみくもに、自分本位に、あたりをなぎ倒しながら疾走する、はじめての恋。彼のまなざしが私を静かに支配する――。華やかで高慢な女子高生・愛が、妙な名前のもっさりした男子に恋をした。だが彼には中学時代からの恋人がいて……。傷つけて、傷ついて、事態はとんでもない方向に展開してゆくが、それでも心をひらくことこそ、生きているあかしなのだ。本年度大江健三郎賞受賞の著者による、心をゆすぶられる傑作小説。
ひらいて、を読んだ。綿矢りささんの本は、そんなことしちゃうの!?的な主人公の行動が多いし読むと何が常識か分からなくなるけど、透き通るような色味のある描写が本当に綺麗だと思う。
— Eri@Hello! (@age_367) 2014.05.02 14:38
錦矢りさの小説「ひらいて」の紹介つぶやき
綿矢りさ氏「ひらいて」を読んだ。小説って楽しいな。昼ドラのような場面もあり自分から遠いのに、でもちゃんと主人公の気持ちになれた!なんでだ!
— 井上涼 INOUE Ryo (@kitsutsukijanai) June 15, 2013
錦矢りさの小説「ひらいて」の紹介つぶやき
綿矢りさ「ひらいて」読んだ。綿矢さんを読むと未成年の未完成なこころと対峙するので若さゆえの痛さとかがびしばし伝わってくる。でも今の自分はそんな感情を乗り越えたわけではなく共に在る。そして偶にこうして顔をのぞかせるのだ。
— Mr.サンデー (@SundayPicnic) 2012.10.24 14:13
錦矢りさの小説「ひらいて」の紹介つぶやき
■綿矢りさの小説ランキング第3位:すぐ読めて後味さっぱりな感じ
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綿矢りさ、インストール読了。かずよしが出来過ぎ感ありますが、高校生でこれを書いたのはやはり驚きです!というか若さあってのこの作品!みずみずしいとはこの事です! #読書 #感想部
— きむらきおり (@picnictoday) July 3, 2013
綿矢りさの小説「インストール」の紹介つぶやき
綿矢りさの『インストール』なんて完全に説話論的構造に合致した単純な「行きて帰りし物語」で、この程度の物語なら俺でも書ける。しかし、『インストール』のストーリー上の素朴さを補完して余りある彼女の文章表現の力能は賞賛に値する。
— † (@hallucinyan) July 26, 2012
綿矢りさの小説「インストール」の紹介つぶやき
僕が綿矢りささんを凄いと思うのは、彼女は模倣期が一切なく、いきなり「インストール」というオリジナルでデビューした。あの三島でさえ「花盛りの森」というリルケの模倣から創作に入ったのに(本人も模倣だと言及している)。三島はそのとき16歳、綿矢は17歳だ。
— 八幡謙介 (@kensukeyahata) 2014.04.30 00:40
綿矢りさの小説「インストール」の紹介つぶやき