徳川家3代目将軍の家光はホモだった？根拠まとめ
徳川家の3代目将軍といえば、皆さんご存知の徳川家光ですよね。実は彼にはホモだったというウワサがあるのですが、これって本当なのでしょうか。この記事で根拠をまとめてみました。調査を進めると、どうやらかつての日本では男性が自分より年下の男性を愛でる「男色」文化が当たり前だったようです。家光はその中でも特に「男好き」として有名だったとのこと。結果的には女性と結ばれて世継ぎも残しているわけですが、もしもそれがなかったとしたら、日本の歴史は大きく変わっていたかもしれませんね。
男色（年長者が年少者を愛でる）文化の背景
「女性は穢（けが）れた存在」であるという仏教の考えから、「女犯」をタブーとした寺院で僧侶が稚児と関係するのが盛んになり、そこから貴族や武士達の間でも男色が行われるようになった。戦国武士達の間では、「女犯」をせず男色一筋のほうが武士として偉いとまで言われていた。江戸時代になると、男色は町人たちの間でも大流行した。
出典： ameblo.jp
当時は、同性愛者の概念はなかったともいえる。
風俗画と肉筆浮世絵展」 | 弐代目・青い日記帳
だが、その中でも男好きであったのが、徳川家光である
大奥（逆転版） 万里小路有功→お万の方 : 江戸・東京ときどきロンドン
幼少期から素質があった
若衆歌舞伎（少年俳優の演じる歌舞伎）に大いに関心を寄せ、自分も美しく化粧をし、しなをつくって歌舞伎踊りの真似事をしていた
性生活のスタートとともに、彼は男色にのめり込むことになる
『徳川実記』によると、家光は16歳のとき、坂部五右衛門という小姓と関係を持った
しかし、家光は五右衛門が同輩と戯れあっていたのを知り、嫉妬のあまり彼を手討ちにし、彼とは破局した
以上が、男色へののめりこみのはじめである、 次に家光は酒井重澄と関係を持つこととなる
三つ下の小姓酒井重澄はことのほかお気に入りで、重澄の家にしばしば夜這いに出かけた
おかげで重澄は、10代の若さで、下総生実2万5000石を領する大名に出世した。
しかし、重澄は27歳のときに病気療養を理由に屋敷に引きこもり、こっそりと妻妾との間に4人の子をもうけた事が家光にバレ、所領を没収されてしまう
家光は非常に嫉妬深かった
他にもエピソードはある
阿部重次 小姓から宿老にまで出世！家光が死んだ後殉死した
内田正信 こちらも39歳で殉死
中根正盛 一時めっちゃ気に入られ、重臣でも家光はこの人の前では正座して対応した
坂部五右衛門 どうやら家光に嫉妬され殺されたらしい
ここでもまた嫉妬深いエピソードが、、。
そんな家光も、後には女に目覚めた
家光の乳母春日野局は、家光がまったく大奥に足を運ぼうとしないことにあせり、「これでは、お世継ぎができませぬ」と、京都からとびきりの美女を呼び寄せた
