2015年、野球の「最優秀バッテリー賞」の表彰式で、張本勲から大谷翔平に出された注文が議論を呼びました。それは「二刀流を諦めて投手に専念してほしい」というもの。先輩からの要求に対して二刀流の続行を宣言した大谷でしたが、彼の決意表明に対してファンの間でも意見が真っ二つに分かれたようです。
大谷翔平が球界の大先輩にまさかの注文をつけられてしまった
日ハム大谷が球界の先輩からとある要求を突きつけられた
今季の「投手大谷」は沢村賞の受賞こそ逃したものの、自己最多の15勝、防御率2・24、勝率・750で投手3冠に輝き、3年目にして大きな飛躍を遂げました。更に、シーズン終了後のプレミア12では韓国打線を圧倒、そのポテンシャルの高さをメジャースカウトたちに見せ付けました。
その一方、「打者大谷」は打率.202、5本塁打、17打点と昨シーズンよりも成績を下げており、二刀流続行はいかがなものかという意見も聞こえるようになりました。
そのような中で飛び出た球界の大先輩からの"投手一本"の要求に対し、大谷は堂々と二刀流の続行を宣言しました。
これに対してはファンの意見も分かれているようです。
野球の「最優秀バッテリー賞」の表彰式が11日、都内のホテルで開かれ、セ・リーグの石川―中村（ヤクルト）、パ・リーグの大谷―大野（日本ハム）の4選手に、それぞれ賞金100万円が贈られた
大谷は「すごくうれしいです、初めてなので。悪いときもいいときもあった、そういう年でした」と、今季を振り返った
表彰式中、同賞の選考委員を務める張本勲、有藤道世の両氏から次々と繰り出されるムチャぶりに困惑しきりだった
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張本勲氏が二刀流にNO！「早く一本で」
張本氏は投手大谷を高く評価！投手一本に専念することを要求した
今季は22試合に登板してリーグトップの15勝を挙げ、最優秀防御率（2・24）、最高勝率（・750）の3冠に輝いた
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だが、選考委員の張本氏は「早く投手一本でやってほしい。25は勝てる」と投手専念を要望
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「まだ子どもだから説得しないと。ことしの打撃なら私は3カ月でできる」
球界の大先輩は大谷の為を思って投手一本を薦めている
「100年に1人の投手。早く一本で。気の強い投手なら、死球を当ててくる。このままなら米国へ行く前にけがをする」
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「大きな体の大リーガーに対抗するため、しっかり体をつくらないといけない」
「もっと走り込むには二刀流をやっていては時間が足りない。打者は打席でけがをする可能性がある」
有藤道世氏も"投手大谷"に大きな期待を寄せた
人生の大先輩から「結婚指令」まで出されてしまった
「この球で20勝しなかったらおかしいと言ったんだ。15勝でしょ？ 彼の甘いところです」
「来年は25勝。米国に行っても、（日本と合わせ）15年連続20勝はできる。金田さんの記録は破られるためにある」
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「日米通算で金田さんの通算記録を破ってほしい」
また、後半戦5勝止まりだったことにも言及し「結婚でもすると変わってくるんじゃないでしょうか」と結婚の勧めも説いた
しかし大谷は堂々と二刀流続行を宣言した
来年も二刀流をやると続行を宣言した
大先輩の気持ちに、大谷も応えた。
「（来季も二刀流を）やるつもり」
