ミルモでポン!(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ミルモでポン!』とは、篠塚ひろむによる漫画作品。主人公の南楓のもとにやってきた、外見はかわいく見えてひねくれ者の恋の妖精・ミルモとその仲間たちを描いたラブ・コメディーである。『ちゃお』2001年3月号に読み切り版が掲載され、同年の9月号から2006年1月号まで連載された。コミックスはちゃおフラワーコミックスで全12巻刊行されている。ここでは作品のおおまかなあらすじ・ストーリーと登場人物・キャラクターについて紹介する。
妖精
ヤシチ
「妖精の里」の忍者妖精でミルモを目の敵にしている。かなりなスケベでスカートめくりやパンツの柄をメモすることが生きがい。「ジャマ者を消すおまじない」ができるマグカップに入って安純のもとにやってくる。結木の彼女になりたい安純の命令に従うほか、アイロンがけや部屋の掃除など、安純にこき使われている。呼び出す飲み物は麦茶。
ムルモ
ミルモの弟。自分のかわいさを自認しており、それを武器に周囲にかわいがられるように仕向ける腹黒い妖精。常にかわいく見えるようなしぐさを研究している。呼び出す飲み物はトマトジュースで、好きなお菓子はマシュマロ。楓に恋する松竹香とパートナーになる。
パピィ
人間界に遊びに来た女の子の妖精。マグカップから呼び出すときの飲み物はいちごミルク。幼馴染のムルモのことが好きだが、意地っ張りで憎まれ口をたたいてしまう。
サスケ&ハンゾー
ヤシチの子分。ふたりともヤシチを慕っていて素直な性格だが、かなりなおっちょこちょい。サスケはすぐに緊張し、ハンゾーは動きがトロいため、ヤシチの助太刀をしても作戦はめったに成功しない。
ダアク
かなり凶悪な悪魔で、原作では実体の無い姿や銀河の買ってきたヒヨコのぬいぐるみ姿で登場した。一人称は「私」。黒い帽子とマントに、月と十字架を合体させた杖を持つ。妖精界・人間界を支配しようと銀河を伝って計画を進行させていたが、ミルモ達に敗れた。妖精界を滅ぼそうと思った理由は「失恋したから」というものだった。
ムーン
無口で無感情な妖精で、好物はミステリアスシャーベット。マグカップの色は薄い青紫で、注ぐ飲み物は青汁。原作、ゲーム版では喋るが、アニメでは無口である為喋らない。原作とアニメで、大きく設定が違うキャラクターの1人である。
ミステリアスな雰囲気から、女の子によくく告白されて付き合うが、笑うのが苦手なために結局振られてしまう事が多い。
楓のクラスメイト
日高 安純(ひだか あずみ)
楓の恋のライバル。勉強が得意で強気なロングヘアーの美少女。結木を振り向かせるためなら人の心を操る魔法を使うことも厭わない。しかし楓が結木への気持ちに自信がなくなったときにスリッパで殴って活を入れるなど、楓を認めている面もある。