2002年作品
杜ノ宮高校漫研の愉快な学生生活兼オタク生活がつづられます。
年齢設定は高め(30~40代対象)。
80年代~00年代のオタクを知ることのできる、貴重な作品で、萌えオタの地位がいかに低いかよくわかる作品でもあります。
対象
萌えオタ 腐女子 貴腐人 主腐 壁サークル 同人ゴロ レイヤー 文学系 カメコ ミリタリ
ドール ライダー 他
2001年~作品
「オタク」は「オタク」が嫌いなんです、そういう性質がよくわかる逸品。
ありとあらゆる「妹萌え」を揃えておきながら、書いている内容はえげつないww
対象年齢は30~40代 業界ネタ大目。
対象
妹萌え 萌えオタ 他
2001年作品
オタクだっていいじゃない、情熱と妄想があれば…そんなノリと勢いと思い込みでオタクを語る逸品。
開き直りとリビドー全開のオタクライフ、ここに極まれり。
尚、メガネ萌えを世に知らしめた作品でもあります。
対象
萌えオタ フィギュア メガネ萌え 巫女萌え 他
2013年作品。
やはり20代後半以上対象のオタク漫画ですが、「服屋に着ていく服がない」と言ってみたり、彼氏(予定)に「男性の皮ってどうなっているんですか」と聞いてみたり、「私で勃ちます?」と聞いてみたり…要は「オタク恋愛あるある」です。
オタクのぶっ飛んだ思考回路や言動、特に恋愛が絡むとどう面白くなるのかわかる作品ですね。
対象
恋愛をしたいオタク(男女問わず)
2003年度作品
最後は、オタクの「負」の部分「しか」語らないこの作品。
まず間違いなくライトな方は「鬱作品」と評するでしょう。
とあるやる気に乏しい漫研の実際にいそうなオタクたちの、青春物語…とは聞こえはいいですが、実際は自分の能力に自覚のない者たちへ痛烈な皮肉とメッセージが込められています。
対象
オタク全般
えーと、『らきすた』とか『げんしけん』とか『ラブやん』とかなんで取り上げてないんですか? という疑問があるかもしれません。確かに上記3作品は「オタク」を語っているように見えますが、「平均的なオタク」ではないんですよね。どこかしら突き抜けているように見えます。
例えば、『げんしけん』は大学生活をサークル中心に描いているわけですから、大学生の青春物語とも読めてしまいます。
もちろんそれが悪いわけではない(むしろそれが面白いところもある)のですが、今回のまとめからは除外しました。
以上5作品から見る「オタク像」。「人の振り見て我が振り直せ」となるか「隣の芝生は青い」となるかは、読む人次第です。