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pocka4のレビュー・評価・感想

ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜 / Zom 100: Bucket List of the Dead
9

社畜に送るゾンビ漫画!『ゾン100』で価値観見直してみませんか?

今日、世界がゾンビだらけになったらあなたは何をしたいですか?
本作はブラック企業で心も身体も疲弊しきった主人公・天道 輝(てんどう あきら)が、突如発生したゾンビ・パンデミックにより仕事から解放され、「ゾンビになるまでにしたい100のこと」を実現していく物語です。

入社初日の歓迎会から3日完徹、パワハラ上司、ゾンビ・パンデミックで社会崩壊など極端な設定が目立ちますが、主人公の「死ぬまでにやりたいことを全部やる」思想は、「バケットリスト」と呼ばれる自己分析や終活にも用いられる手法です。余命宣告を受けた男性2人の姿を描いた映画『最高の人生の見つけ方』にも登場し、話題になりました。
生き延びることよりも自分のしたいことを優先するアキラたちの姿を見て、社会の常識や合理性に囚われて見失っていた自分の価値観を再発見する機会となりました。

『ゾン100』は今の生活になんとなく物足りなさを感じている人、新しい視点を求めている人におすすめの作品です。日常のルーチンから抜け出して、自分のしたいことを考え直すきっかけにしてみませんか?
ゾンビものによくある悲壮感ばかりではなく、全体を通してギャグ要素も多く含まれた作品となっているためユーモアを楽しみながら読み進められます。
アキラたちの「したいこと」が気になった方はぜひ、ご一読ください。

NARUTO / ナルト
9

絶対泣ける漫画!忍者の里のうずまきナルトの物語!

有名な大ヒット漫画「NARUTO」は忍者の世界の物語です。
主人公は「木の葉の里」に住んでいる「うずまきナルト」。
幼いころに両親を亡くしており、一人で生活しています。
ナルトが小さい頃、木の葉の里に九尾という生き物が襲撃してきました。
あまりの九尾の強さにナルトの父「ミナト」がナルトの体に九尾を封印したのです。
その為、村の大人たちからは「里を襲った九尾を体に封印している子供」という印象を持たれ、ナルトをよく思っていませんでした。
ナルトは自分の体の中に九尾が封印されている事は知らされておらず、大人たちの冷たい視線にいつも悲しんでいました。
ナルトは大人たちに自分を認めてもらおうと、木の葉の里のトップである「火影」になりたいと夢を語ります。
忍者アカデミーを卒業したナルトは、サクラ・サスケとチームを組み、任務をこなしています。
ある日、サスケが里を出ていくと言い出し、ナルトは必死に止めます。
ナルトにとってサスケは友達であり、よきライバルでした。
里を出ていくサスケを止める事ができなかったナルトはもっと強くなりたいと修行に励みます。
ある日、木の葉の里にナルトの中の九尾を狙い襲撃事件が起きました。
襲撃が起き、景色が一変してしまった木の葉の里のピンチを救ったのが、強くなったナルトです。
一夜にしてナルトは里のヒーローになりました。
今まで「九尾の子供」と避けてきた大人たちを認めさせて、一躍、町の人気者に。
ナルトは最初から強かったわけではありません。
サスケと出会い、恩師と出会い様々な経験を得て、強くなります。
忍者と聞くとあまりイメージが沸かないと思いますが、ナルトを中心として友情・人情に溢れた泣ける漫画です。

耳をすませば / 耳すま / Whisper of the Heart
10

学生時代に戻りたくなる!甘酸っぱい青春映画

今回紹介するのは、ジブリ映画の『耳をすませば』です。
2022年10月14日に実写化されることで話題を呼んでいます。
読書が大好きな主人公雫と、雫と同じ中学校でバイオリン職人を目指す聖司が、互いに惹かれあう姿を描いた青春映画となっています。
そんな『耳をすませば』の見どころを2つ紹介していきたいと思います。
1つ目は、聖司のロマンチックなアプローチです。
聖司は、雫が借りそうな本の図書館カードに自分の名前を書き、雫の目に留まるようにしていたのです。
読書好きな雫は、自分より先にいつも本を借りている聖司を意識するようになります。
なかなか普通の人では思いつかないロマンチックなアプローチ方法に、キュンキュンしてしまいませんか?
2つ目は、雫が将来の夢や目標がないことで悩む姿です。これに共感できる方は多いのではないでしょうか?
雫は、聖司がバイオリン職人になりたいという夢があり、そのために2か月間イタリアへ留学するという話を聞いて、聖司が自分の目標に向かって進んでいることを知ります。
一方で、雫は特に将来の夢や目標がなく、そんな自分と聖司を比べて、焦りや不安を感じるようになります。
雫の学生ならではの将来への不安、夢を叶えることの難しさ、周りとの比較などで悩み、焦ったり、葛藤したりする様子は、学生だけでなく、大人でも共感してしまう部分も多く、思わず映画の世界に引き込まれる方も多いはずです。
ただの青春映画ではなく、学生ならではの悩みを描いているこの映画は、大人の方もとても懐かしい気持ちになれるのではないでしょうか。
そんな魅力たっぷりの『耳をすませば』、ぜひ一度ご覧になってみてください!