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どん底から這い上がれ
今回、紹介したいのは『NARUTO』である。
『NARUTO』は忍者が舞台となっている漫画だ。主人公のナルトはどん底からスタートする。ナルトは両親、兄弟おらず、一人で育っていく。里のみんなから嫌われている。本当にどん底の状態なのだ。
僕は『NARUTO』は第一話が一番感動して、胸が熱くなる。ナルトは不器用で、成績はいつも最下位。負けず嫌いな性格だから、めちゃくちゃ努力するが、それでも上手くいかない。なかなか苦しい現実だが、ナルトが一番苦しんだのは、人間関係だ。
ナルトのお腹の中には九尾という化け物がいる。この九尾のせいで、里のみんなから嫌われている。親もいないから、里の人に酷いことをされても、誰も助けてくれる人はいない。ナルトは幼少期からずっと孤独で、誰からも認めて貰えず、苦しんでいる。だから、人との繋がりを誰よりも大切にしている。自分から離れていく友達にも手を差し伸べて助け、仲間を大事にする。
ただの漫画と思い、舐めている人がいたとしたら、大間違いだ。我々にも関係ある事がたくさんあり、とても考えさせられる内容になっている。少年漫画となっているが、大人の人が読むのが一番価値があると考えている。ただのバトル漫画ではない。深さがある。そして、どんな状況からでも這い上がる事が出来ると教えてくれる漫画だ。ぜひ読んで欲しい。