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misumiyua1のレビュー・評価・感想

Dying Light
9

今までにないパルクール+オープンワールド+ゾンビという新ジャンルの世界

オープンワールドのゾンビゲームなんて、今の時代たくさんあるので、あまり第一印象はよくないかもしれませんが、『ダイイングライト』はそれにパルクールの要素が加わり、とてもスピーディに街を駆け回れるアクションゲームになりました。プレイヤーの目線は、ファーストパーソンシューティングのような目線ですが、主に使う武器は近接の武器(ナイフやバット・斧など)です。もちろん、ハンドガンやライフルも登場しますが、そんな言うほど使いません。

このタイトルの面白いところは、改めてパルクールにあります。今までオープンワールドの面倒な要素として、移動がありましたが、『ダイイングライト』はそれを生身の人間がパルクールで走って、跳んで、そして飛び降りるのです。ゾンビの群れをかわしながら、時に踏み台に使いながら、ストレス無く移動とアクションを楽しむことができます。
逆に、やっかいなのがパルクール?を駆使しておいかけてくるゾンビの存在です。豪快な声で、プレイヤーを罵倒しながら追いかけてくる様は、ホラー要素も感じられその驚異は、夜になった時に体感できます。ゾンビ意外の化け物が徘徊しだし、とことんプレイヤーを追いかけてくる様はまさに絶望そのものです。今後の新作品に期待です。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて / DQ11 / ドラクエ11 / Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age / ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
9

「変わらない良さ」と「新たな試み」の絶妙なバランス。ドラゴンクエスト?は子供から大人まで虜にする。

国民的RPGとして絶大な知名度を誇る、ドラゴンクエストシリーズの最新作です。
2017年にプレイステーション4とニンテンドー3DSの2機種で発売されました。
更に2019年には、ニンテンドーSwitchにて、新たなストーリーやキャラクターボイスなどの新要素が追加された「ドラゴンクエストXI S」が発売されています。
このゲームの何が凄いかというと、「古き良きドラクエが好きな世代」、「はじめてドラクエに触れる世代」のどちらもターゲットにしているところです。
2Dドット時代からプレイしているお父さん世代には3DS版の2Dモードを、鳥山明氏がデザインした愛嬌たっぷりのモンスターが動き回る世界を楽しみたい方にはプレイステーション4版をおススメします。
また、Switch版ではその2つを切り替えることができるので、自分に合ったモードで遊べます。
これは非常に画期的な試みだと思います。
戦闘はおなじみのコマンド入力方式。
画面構成やインターフェースは過去作を踏襲しており、直感的に操作ができるため、懐かしさと共に、とっつきやすさを感じます。
良いものはそのまま残していくことで、いい意味で「変わっていない」ところも魅力です。
その一方で大きく変わった部分もあります。
シンボルエンカウントになったため、モンスターが徘徊しているフィールド上を自由に歩き回る楽しみが増え、主人公や仲間達が良く動き、表情も豊かになったため、イベントシーンの迫力が増しました。
それが、今までのドラクエの世界観を壊さず、しかし新しい面白さを産んでいるサジ加減は見事です。
そして、このドラゴンクエストXIというのは、主人公、つまりプレイヤーであるあなたが真の勇者になるまでの物語だと思います。
ドラクエシリーズは、従来から主人公に自分自身を投影しやすい作品です。
新米勇者のみなさん。主人公と一緒に世界を旅し、仲間と出会い、様々な危機に立ち向かって下さい。
大丈夫です。あなたは一人ではありません。エンディングを迎える頃のあなたは、間違いなく勇者になっています。
一方、シリーズファンである伝説の勇者のみなさんは、是非エンディング後もプレイを続けてみて下さい。
ドラクエXIがシリーズにおいて、非常に重要な位置を占めている事が分かります。
そして最後の最後、ラストの演出は心憎いばかりで、あなたが今まで救ってきた、いくつもの世界を思い出させてくれるでしょう。