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may-dof6のレビュー・評価・感想

ジュリー・ロンドン / Julie London
9

往年のセクシーボイス

ジュリー・ロンドンは1950年代~60年代の古き良き時代の女性JAZZシンガーの一人である。
彼女の魅力はなんと言っても、あのセクシーなハスキーヴォイスだ。

1926年にアメリカ合衆国カリフォルニア州に生まれ、18歳で女優デビュー。
女優としては華やかな活躍には恵まれなかったが、27歳の時ジャズピアニストで作曲家のボビー・トゥループの指導のもと、JAZZシンガーに転身。
2年後にはあの「クライ・ミー・ア・リバー」が大ヒット。
一躍スターとなり、女優としても返り咲くという快挙を成し遂げる。
彼女の歌声は古き良き時代のアメリカを彷彿とさせる妖艶さが最高に格好いいと思う。
また彼女の柔らかなハスキーヴォイスは耳に心地よく馴染みJAZZ独特の贅沢なムードを味わう事が出来る。
そして、彼女のアルバムといえば文句なしのセクシーなジャケットだろう。
彼女のファンなら、その格好良さに思わずジャケ買いという事もよく聞く話だ。
アルバム「THE VERY BEST OF JULIE LONDON」は、ヒット曲の「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」や「クライ・ミー・ア・リバー」、
また映画「酒とバラの日々」のカバー曲「デイ・オブ・ワイン・アンド・ローズ」等も収録されており、ジュリー・ロンドンの魅力を知るにはちょうど良いボリュームだ。
たまにはJAZZに赴くままに酔いしれる、そんな時間も人生にはあっていいと思う。

アイ・アム・レジェンド / I Am Legend
9

色々と考えさせられました。

簡単に言ってしまうとゾンビのような映画ですが、出てくるのは実はゾンビではなく…。
これはホラー映画の部類に入るのかわかりませんが、ウイルスが原因で起こる街の消滅、国の消滅といった映画でしょうか。
最初はバイオハザードみたいだと思いましたが、内容は全くの別物で、新しい感覚で恐怖ある面白い映画でした。
一人の博士が、自分達のせいでこうなってしまったと責任を持って最後まで戦い続け、生き残った人を助けるのですが、何もそこまでしなくても一緒に助かる方法があったのではないかと思えてしまいます。
自分しかもう生きていないかも。なんて思いながらも、一緒に飼っているペットのシェパードと何とか毎日を過ごしている勇敢な姿。たった一人と犬がこれだけ孤独にいると、確かに頭もおかしくなってきそうですが、動くことも話すこともないマネキンに話しかけてみたりする姿を見て「もし、自分も一人ぼっちだったら…」と考えると、ちょっとわかるような気がしました。
今の世の中では、全くあり得ないと言えない状態なので、本当にもし、何かしらの出来事で自分が一人になってしまったら、この主人公のように生きていけるのか、ちょっと考えてしまう映画でもありました。
人だけではなく、他の猛獣などの動物も生き残っていることもあるし、その猛獣にやられてしまうかもしれないし。
とにかく、ゾンビとはまた違った新鮮な感じでの面白い恐怖映画です。