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kurobonx1c3のレビュー・評価・感想

バービー(映画) / Barbie (film)
10

映画『Barbie』の感想

この作品は、フェミニズム的で、ポップカルチャーを通して鑑賞者に現代社会の問題を改めて考えさせる深い意味を持つ作品であった。
物語は、世界的に有名な人形「Barbie」が不調を治すために、自分の持ち主に会いに行くところから始まる。
この作品の最大の魅力は、やはり可愛すぎる世界観だろう。まず、たくさんのBarbieとKenが住むBarbie Landがとにかく可愛い。家から車、歯ブラシまでBarbieのおもちゃのままで、ピンクが貴重になっているキラキラした世界観には誰もが魅了されるだろう。さらに、Barbieを演じるマーゴット・ロビーの可愛らしさにも惹き込まれる。彼女は、『スーサイド・スクワッド』でハーレイクインを演じたことで有名な女優で、小悪魔的な魅力を持っていたハーレイクインとは違ったテイストの可愛らしさがBarbieでは披露されている。この「可愛い」を前面に押し出した世界観は多くの人をワクワクさせるだろう。
また、所々にコメディ要素があるところも魅力だ。スーツを着たお偉いさんたちがローラースケートに乗っていたり、Kenたちが少しダサめだったり。所々に、クスッと笑ってしまうような要素が込められている。
このように、可愛らしい世界観とユーモアで物語が繰り広げられる『Barbie』だが、フェミニズムの問題にフォーカスされている。例えば、冒頭のシーンでは、Barbieが「何者にもなれる」存在であることが強調される。また、女性優位社会の「Barbie Land」と男性優位社会の「現実世界」が物語を通して対比されている。特に、現実世界を知って、「Barbie Land」を男性優位社会に変えようとしたKenの行動には、男女不平等社会の問題がうまく描かれている。
このように、映画『Barbie』は、可愛らしくてユーモア溢れた作品を通して、現代まで根強く残る男女の不平等問題に訴えかけるフェミニズム的な作品になっている。楽しめるだけではなく、現代社会の問題を改めて考える機会を得ることができる意味深い作品なので、ぜひ一度は観るべきだ。

スーパーピンボール〜ビハインド・ザ・マスク〜
10

ピンボール好きはやるべき懐かしのゲーム

僕がこのゲームをし始めた切っ掛けは、かつて父親がゲーム好きということもあり、たくさんのゲームソフトやファミコンが自宅にありました。好きに使っていいよ、と言われたので、たまには一味違ったゲームをやってみようと興味を持ち、ピンボールのソフトをプレイしてみました。実際にプレイするとなかなか難易度が高かったのですが、結構楽しくて何度も回数を熟すにつれてハイスコアを目標にしたり、どこまでステージをクリアできるか、など兄弟達と競争するようになりました。

一度だけでしたが、全部のステージを制覇したことの喜びと達成感は忘れられません。あまりにも夢中になりすぎて利き腕が腱鞘炎になったことも恥ずかしい思い出ですが、ゲーム好きな父親でさえクリアできなかったので本人はすごく悔しがっていました。
しかし、ファミコン自体が古かったりで接触不良になってしまい、せっかくクリアできそうになる時に画面が消えたり、点かなかったり、音も楽しみたいのに音が出なくなったりするなど、様々な不具合があってファミコンとソフトを引っ越しする時に中古のゲーム機を売る店に引き取ってもらってからは喪失感が残りましたが、あのゲームの世界観、独特のサウンド、キャラクターはかっこよかったです。もし、このゲームがまた手に入れることができたらプレイして全制覇したいです。

ダンケルク / Dunkirk
8

リアル志向でダンケルク撤退戦の極限状況を描き出す映画『ダンケルク』

『ダンケルク』は2017年戦争映画で、第二次世界大戦時のダンケルク撤退戦を描いています。脚本・監督・製作はクリストファー・ノーランが務めました。出演は、フィオン・ホワイトヘッド、トム・グリン-カーネイ、ジャック・ロウデンなど。この映画の配給元はワーナーブラザーズです。ダンケルクは撤退戦を、陸、海、空の3つの視点から描いています。会話はほとんどありません。それはノーラン監督が映像と音楽で緊張感を創出したかったからです。撮影は2016年5月にまさにダンケルクで始まり、その年の9月にロサンゼルスで終わりました。その後はポストプロダクション処理です。カメラマンのホイテ・ファン・ホイテマはIMAXの65ミリフィルムと65ミリの大判フィルムで撮影を行いました。ダンケルクは実写にこだわり抜き、数千人ものエキストラを動員し、また撤退用の舟艇は「歴史もの」、また航空機は第二次大戦時の実機を使用しています。『ダンケルク』は脚本、監督、音楽譜、音響、映像美において高い賞賛を獲得しました。一部の批評家はこの作品をノーランの「ベスト」、また戦争映画の傑作のひとつと呼んでいます。
1940年、フランスの戦いのときに、連合国兵士はダンケルクに撤退しました。若き英兵のトミーはドイツ軍の待ち伏せに遭って壊滅した部隊のただ1人の生存者です。海岸で撤退を待つ数千人規模の部隊を目にし、死体を埋葬していたギブソンに出会います。ドイツ空軍の急降下爆撃機の攻撃に遭いながら彼らは病院船に乗り込もうとしますが、その病院船は急降下爆撃機に撃沈されてしまいました。トミーはもう1人の兵卒アレックスを救います。彼らはやっとのことで英海軍駆逐艦に収容されたのですが、駆逐艦がダンケルクを離れる前に雷撃されて沈んでしまうのです。

Weeekly
8

韓国の7人組ガールズグループ

紹介するのは韓国の7人組ガールズグループ・Weeekly(ウィークリー)。
かわいくてダンスも抜群にこなせる彼女たちですが、パフォーマンスだけでなく、歌の表現力もとても高いです。
わかりやすいのが2ndミニアルバム「WE CAN」です。このアルバムは全5曲と非常にコンパクトながら、バラエティに富んだ曲調で聴いていてまったく飽きないのがおすすめできるポイントです。
元気なポップロック風のZig Zag、神秘的でアーティスティックなMY EARTH、恋する気持ちをキュンとするメロディーに乗せたかわいらしいTop Secret…と名曲ぞろいです。
アルバムのアートワークもとてもかわいらしく、なんといっても特徴的なのはリングノート風になったアルバムのブックレット。韓国のアルバムは趣向をこらしたものが多く、歌詞カードもただ歌詞を載せているのではなくアイドルの写真集のようになっているのが特徴なのですが、このようにリングタイプはとても珍しいと思います。めくりやすく見やすいとファンからも好評です。彼女たちの愛らしいルックスもたっぷりと堪能することができます。音楽だけならストリーミングで済ませることも出来てしまいますが、これは手元にあって損なしのかわいいアルバムとなっています。
まずはこのアルバムを入門にWeeeklyに興味をもってもらえたらと思います。