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koharu92のレビュー・評価・感想

ダンダダン / Dandadan
10

漫画力の詰まった作品、『ダンダダン』の魅力

週刊少年ジャンププラスにて連載されている、『ダンダダン』という漫画について紹介させていただく。
この漫画の魅力について、大きく3つあると考える。
1つめが、“ストーリー”。2つ目が、“絵”、3つ目が、“キャラクター”だ。
どの漫画にも言えることなのではないかと思われるかもしれないが、この作品においては、3つの要素において、一味も二味も違う。

1つ目に挙げたものが “ストーリー” だ。
宇宙人の存在を信じるが幽霊の存在は信じないオカルトオタクと、幽霊の存在は信じるが、宇宙人の存在は信じないギャルの二人を中心に物語が展開されていく。
コミカルなシーン、宇宙人や幽霊との戦闘シーン、そしてラブコメシーンなど、様々なシーンが目まぐるしく展開される。
全く展開が予想できないため、いつの間にか『ダンダダン』の世界にハマってしまう。

2つ目の“絵”に関しては、とにかく見てもらえれば分かるだろう。
この漫画最大の特徴と言っても過言ではないかも知れないが、作者の龍先生が描く漫画には一切の効果音がない。
圧倒的画力で魅せるのだ。その画力もさることながら、特に圧巻なのは戦闘シーンだ。
セリフや効果音だけでなく、キャラクターの細かい動作まで、まるで動画を見ているかのような躍動感で表現されている。

3つ目が、“キャラクター”だ。
彼らのキャラクターは、それぞれ印象的だ。
主人公の「オカルン」の普段は頼りないが、漢らしい一面も持つキャラクター性、ヒロインの「モモ」のサバサバした性格の中に見え隠れする乙女な一面、
他にもイケメンだけど天然なキャラクター「ジジ」や、ツンデレキャラクターの「アイラ」など、主人公周りには魅力的なキャラクターが多く存在する。
さらに、敵キャラもなかなか憎めない性格、エピソードをそれぞれが持っており、作者のキャラクターに注ぐ愛情を感じ取ることができる。
読み進めていくうちに、全キャラクターの虜になってしまうことだろう。
私も、一番好きなキャラクターを決めることはできないほどには全てのキャラクターに魅力が詰まっている。

これら3つのポイントから『ダンダダン』の魅力について語ってきたが、読み進めるうちに作者の“漫画力”を感じざるを得ないということは確かであろう。
そんな作者と『ダンダダン』の魅力をぜひ、読んで、感じてもらいたい。

リメンバー・ミー / Coco
7

家族っていいなあ

とてもいい話でした。家族と音楽の話で、映像も綺麗だし、音楽も素晴らしいし、素敵な話です。音楽はダメだという家族に反発するミゲル。そりゃあ、そうだと思います。子どもにミュージシャンになってほしくないとかはわからなくはないけど、だから音楽しちゃダメって厳しすぎます。そんなことしていいことなんてないのになあと思います。まあね、ひいひいおばあちゃんはわからなくはないけど、他の家族は許しちゃう人もいるとかの方がリアリティがあると思うけどねとは思います。あと、ヘクターの正体は最初のミゲルの生い立ちの話でわかるというか、あんまりどんでん返しっぽくはないなとは思います。まあ、どんでん返しがなくても、面白い映画はおもしろいし、ヘクターがミゲルの家族でうれしいです。死者の国もすごく楽しそうでいいのですが、死ぬのが怖くなさすぎる演出はいかがなものかなとは思います。それに、誰にも覚えてもらえない人なんて、いっぱいいると思うし、今は結婚しない人も多いですしね、なんかあの設定は悲しいっちゃあ、悲しいですね。もう生者の国に戻れないとかぐらいなら、良かったのにと思います。それだとドラマチックさが足りないから無理だったんでしょうか、ちょっと悲しくなってしまいました。