家族っていいなあ
とてもいい話でした。家族と音楽の話で、映像も綺麗だし、音楽も素晴らしいし、素敵な話です。音楽はダメだという家族に反発するミゲル。そりゃあ、そうだと思います。子どもにミュージシャンになってほしくないとかはわからなくはないけど、だから音楽しちゃダメって厳しすぎます。そんなことしていいことなんてないのになあと思います。まあね、ひいひいおばあちゃんはわからなくはないけど、他の家族は許しちゃう人もいるとかの方がリアリティがあると思うけどねとは思います。あと、ヘクターの正体は最初のミゲルの生い立ちの話でわかるというか、あんまりどんでん返しっぽくはないなとは思います。まあ、どんでん返しがなくても、面白い映画はおもしろいし、ヘクターがミゲルの家族でうれしいです。死者の国もすごく楽しそうでいいのですが、死ぬのが怖くなさすぎる演出はいかがなものかなとは思います。それに、誰にも覚えてもらえない人なんて、いっぱいいると思うし、今は結婚しない人も多いですしね、なんかあの設定は悲しいっちゃあ、悲しいですね。もう生者の国に戻れないとかぐらいなら、良かったのにと思います。それだとドラマチックさが足りないから無理だったんでしょうか、ちょっと悲しくなってしまいました。