keita_u9@keita_u9

keita_u9
keita_u9
@keita_u9
4 Articles
5 Reviews
0 Contributions
0 Likes
keita_u9

keita_u9のレビュー・評価・感想

NieR:Automata / ニーア オートマタ
9

ストーリーが素晴らしい

『ニーア オートマタ』の良い点は、壮大で泣けるストーリーです。
プレイをしていると「伏線かな?」というシーンがいくつか出てきます。実際、1周目をクリアした時点では全ての伏線は回収されません。しかし、ストーリーを進めていくにつれて真実が明かされていきます。
メインストーリーをクリアしたとき「こんな背景があったんだ」という、驚きや大どんでん返しを味わうことができます。
さらにメインストーリー以外にもサブストーリーがあり、メインストーリーでは明かされなかった事実もあったので、プレイすることをオススメします。
また、キャラクターに感情移入ができるゲームとなっており、全てのエンディングを見終えたあとは色々と考えさせられました。
こういったストーリーについて考察できる点は、プレイしていてとても有意義に感じました。

反対に改善してほしい点が2点あります。
1つ目は、マップをもう少し見やすくしてほしかったです。
「通れそうで通れない」「目的地にいるはずなのに到着したことになっていない」など「あれ?」と感じる点がいくつかありました。作品の世界観を意識してのことだと思いますが、もう少しわかりやすくても良いと思いました。

2つ目は、シューティングゲーム要素が多すぎる点です。
作品中に度々登場し、最初は楽しめていましたが、途中から少し頻度が多すぎるなと感じました。しかし、トータルで見ればとても面白く素敵な作品のため9点です。

鬼談百景
7

本当にあったことのよう。

残穢の主人公の小説家がまとめていた百物語という設定の話で、オムニバスです。
どの話もなかなか怖くて気に入っています。なんだかよくわからない終わりのもありますが、怪談ってそういうものだし、その余韻がいいと思いました。
私が好きな話は、空きチャンネルという話です。とある高校生の体験談なのですが、その子の友達がラジオの空きチャンネルから流れてくる女の人の愚痴を聞いているうちに変になってしまい…という話です。
空きチャンネル!この響きだけで怖いし、私もラジオのチャンネルを合わせるとき、何も聞こえないチャンネル、ガーガーいうところ、を聞いたりするから、余計怖かったです。
それ以外の話も結構日常系で、ほんとに起きそうなことでした。
実話怪談によくある話はよくある話なのですが、出ている役者さんも有名どころを使っておらず、本当にあったことだよ感を強調した作風でした。
でも、一人だけ有名どころも出ていて、それはナレーションの竹内結子さんです。
竹内さんは残穢の時も思いましたが、ナレーションがすごくうまいと思います。
なんだか、落ち着いていて、わかりやすい話し方をしていると思います。
別の映画でもナレーションとかしてほしいです。

IU / アイユー / イ・ジウン
10

TWICEもファン!韓国ソロ歌手IUの魅力

K-pop人気は依然として高いのですが、その多くがグループとして活動しています。
しかし、ソロとして活動し、国内・国外問わず長い間愛されているアーティストがいるのです。
それが『IU』です。

IUは2008年、15歳でデビュー。
活動名のIUは『I』と『YOU』を掛け合わせたもので、「あなたと私が音楽でひとつになる」という意味が込められています。

IUを語るうえで欠かせないのが『三段ブースター』。
2010年にリリースされた『Good Day』という曲のラスト。
超高音域で3オクターブに渡って歌い上げる姿は圧巻です。
この楽曲は韓国語バージョンと日本語バージョンがあるので、是非どちらも聴いていただきたいです。

また、歌手としてだけではなく、本名の『イ・ジウン』として映画やドラマにも出演しています。
歌声は高く、儚いイメージなのに対し、地のケ尾は低めのハスキーボイス。
このギャップが、彼女の魅力なのです。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い / Extremely Loud & Incredibly Close
7

頑張る少年に涙。気になるところはあり。

アスペルガー症候群の少年が、9.11で亡くなった父の死を乗り越えようとする話です。いきなり、最愛の人がなくなったら、立ち直れないよなととても共感しました。何かをせずにはいられなくて、鍵が開ける場所を探す冒険に出るオスカーの気持ちがよくわかります。最後、父からの謎を解いて、ブランコに乗るシーンはすごくよかったです。でも、どうなんでしょう。実は、オスカー1人でやりのけたのではなく、みんなオスカーが謎解き冒険をしてるのを知ってて、協力していたのですが、そのことをオスカーに母親が伝えているのです。それって伝える必要あるのかなと思いました。そりゃ、実際はね、はじめてのおつかいだって、撮影許可とか店にとってるんだから、最初から子どもが1人でくるってわかってて、周りは助けてますよ。そうじゃなきゃ、1人でやり遂げるのが無理なことが多いのはわかります。でも、子どもには1人でできたという自信をつけさせてやるべきなのではと思いました。でも、まあ、アスペルガー症候群はきちんと説明しないとわからないとかあるのかもどし、その子の特性というものがあるので、一概に一つの対応がいいわけではないのですが。でも、物語的には、いい人が起こした奇跡とかでよかったかなと思いました。この映画には原作小説があります。小説では、オスカーの祖父&祖母の悲劇的なエピソードが盛り込まれていたり、広島原爆投下のことが書かれていたりするらしいです。ラストも違うそうなので、小説版も読みたいなと思いました。

結界師 / Kekkaishi
10

最高に面白い漫画、結界師

不思議な力があり、夜になると妖が集まってくる場所、烏森学園。
学園を守るために数百年前から存在している『結界師』と呼ばれる仕事をしている主人公、墨村良守と雪村時音が、戦いや出会いと別れを通して成長していくお話。
結界師とはその名の通り結界術(結界を操ることができる)を使える者のこと。良守はパワータイプでとても大きくて威力のある結界を張ることができる。
それに対して時音は小技が得意で良守よりも技術を持った結界師である。
良守は昔、自分の甘さで時音に怪我をさせてしまったことを気にしており、人が傷つくことを異様に嫌っている。
だから自分が前に出て、時音やみんなを守りたいと思っている。

やがて烏森への攻撃が強くなってくる。
そんな二人の前に夜行と呼ばれる組織から志々尾限という少年が派遣されてきて、二人と共に烏森を守る義務を背負う。
最初はうまくいかなかった三人だが、徐々にコンビネーションを発揮し、見事に敵を破るのだった。
しかし、ある日襲撃してきた組織によって限は殺されてしまう。
その怒りを糧に修行に励む良守。
そんな中、限を殺した組織が再び烏森に襲撃してきたのだった。
良守は限の仇を取るため、単身敵の陣地に行くことに……。

ここまでのストーリーは、まだ序盤。
これから先、良守と時音はどうなるのか!?
新たなキャラクターたちも出てきて物語は佳境に入っていく。
そもそも烏森とは一体何なのか。ストーリーが進むにつれてその謎も解き明かされる。

色んな要素が盛りだくさんの『結界師』。
ぜひ読んでみてほしい!