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inudogmaskd6のレビュー・評価・感想

ONE PIECE FILM RED / ワンピース フィルム レッド
10

ONE PIECE史に残る屈指の大ヒット作品

日本国内の興行収入197億、歴代8位という快挙を達成したONE PIECE FILM RED。
過去のONE PIECEの映画とは違い、伝説の海賊がラスボスではなく、一人の少女との葛藤が描かれているのが印象的でした。
ONE PIECEの迫力ある戦闘描写は過去作から通り受け継がれ、幼馴染の女の子の複雑な心情や対立など従来の映画では描かれることの少なかった視点の融合に新たなONE PIECEを感じることができると思います。
また、この映画では漫画のONE PIECEでも常に謎の男であるシャンクスがピックアップされている作品です。
シャンクスの核心に迫るようなワードであったり、人々の行動などが散りばめられているのが非常に興味をそそられます。
そして、なんといってもこの映画は歌がテーマになっているため、作品中に流れる曲に注目していただきたいです。
歌い手のAdoさんを含め、作詞作曲された豪華有名アーティストたちの曲に引き込まれます。特に歌詞を意識して聞くことで物語の感じ方が変わり、様々な視点で鑑賞することができます。一回見終わった後に曲に注目して聞くことで歌詞の意味だったり、登場人物たちの心情だったりをより深く感じることができると思います。

見える子ちゃん
7

ネタバレあり!ホラーの生々しさを漫画で感じたいならこれ!

主人公みこちゃんは、見えてはいけないものが人よりもよく見えてしまう体質!!
この世ならざるものが居る生活はきっとこんな感じなのだろうと思う世界観です。
画力が凄すぎて、幽霊たちのリアルな恐ろしさが描かれていて背筋がこおりました!
また、みこの悩みである見えることでいつも恐怖と緊張感が耐えない日常は、霊視など本当にしてる人が悩んでることかもしれなくて、その中でみこちゃんの忍耐強さや根性があって色々考えさせられましたね。
それでも、みこも人間です。幽霊を連れてきてしまったり失敗もあったりします。そして幽霊対策を考えてる矢先、霊媒師ゴッドマザーと出会います!彼女は60歳はまわってるであろうおばあちゃんですが気迫は誰にも負けず情の深いひとです。みこ程能力は高くありませんが、経験豊富でみこの助言者となります。彼女の渾身のアイテムをさずけるも一瞬で砕かれてしまう事実に霊媒師としての店じまいを考えるも、ある事件を目撃してしまいやはり見過ごすことが出来ず、S級アイテムを装備し、みこを助けるために立ち上がります。
このゴッドマザーの人情に少しドキッとしました!とても優しい方なんでしょうね。みこは、ある神社の主に願い事をしてピンチを救われますが、代償を払わなければいけないことを知り自分のした事の重大さに一時的にショックを受けます。しかし彼女は根性のある方なので、どんなに怖かろうと腹を括り謎の存在に挑んでゆきます。このシーンはとても応援したくなります!
恐怖と緊張感を味わいたい方、しっかり休憩もストーリーの中にあって読みやすいものとなってます。いかがでしょうか?

善き人のためのソナタ
8

人間に潜む善悪の両面を見事に描き出した『善き人のためのソナタ』

『善き人のためのソナタ』は2006年に公開されたドイツの劇映画で、脚本と監督はフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが務め、ドナースマルクは本作で映画デビューを果たしました。ストーリーは、東ドイツの国家秘密警察のエージェントが東ベルリンの住人を監視している話です。出演は国家秘密警察の刑事ゲルドにウルリッヒ・ミューエ、その上司アントン・グルビッツにウルリッヒ・トゥカー、脚本家ゲオルグ・ドレイマンにセバスティアン・コッホ、ドレイマンの愛人である著名な女優クリスタ-マリア・ジーラントにマルティーナ・ゲデック。
映画の公開と同時にズールカンプ出版社から脚本が出版されました。本作はアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞しています。この映画は製作費が200万ドル、全世界での興行収入が7700万ドル以上。ドイツ民主共和国の終焉を画す、ベルリンの壁崩壊の17年後に公開されて、『善き人のためのソナタ』は『グッバイ・レーニン』のような一連の喜劇の後に、その主題を扱った最初の特筆すべき劇映画となりました。ドイツではヴィースラーの性格を人間的に描いたことに批判的な者であってもこの作品のアプローチを賞賛しました。監督が東ドイツの外部で成長し、ベルリンの壁崩壊時に16歳であったとしても、作品の真正性は賞賛に値すると受け止められました。

Oasis / オアシス
10

「普遍性」のある歌詞を歌うOasis

Oasisは、イギリス・マンチェスター出身のロックバンド。
1991年に結成し、2009年に解散した。
ボーカルのリアム・ギャラガーと、ギター&ソングライティングのノエル・ギャラガーがバンドの核となって活躍。
CD売上枚数は全世界で7,000万枚を突破。
Oasisの歌詞は、「生きたい、死にたくない」「自分は自分自身でしかない」「自分で行動しなきゃいけない」などの、人間なら誰しもが共感できるメッセージを歌うものが多い。
労働者階級の家庭で育ち、なりたい職業になれるチャンスさえもない状況を味わってきた彼らが伝えたいのは、生きてさえいればいい、自分は自分でしかないんだから受け入れよう、という重みのあるメッセージである。
このような前向きなメッセージ性の曲が多い一方で、ドラッグの隠語を使用する曲も存在し、作詞担当のノエル・ギャラガーのライフスタイルが反映されていることを感じることができて面白い。
Oasisはラブ・ソングを歌うことが非常に少ないところも魅力である。
「愛してるぜ」などと歌っているのは聞いたことがない。
そんな小っ恥ずかしいことを歌うよりも、もっとスケールの大きいデカいことを歌うのが彼らのスタイルである。