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hutamaruoa7のレビュー・評価・感想

肉女のススメ
7

女性が肉を食べる漫画!

「肉女のススメ」は、女性キャラが肉料理を食べる姿を描いたグルメ漫画である。タイトルに偽り無し!
メインとなるキャラは、狼谷花子、犬塚まりあ、熊代奈津美の3人で、3人とも年齢や立場は違うが同じ会社に勤めている。
話の中でこの中の誰か1人か2人が肉料理を食べたり、3人で食べたり、他のキャラも絡んだり、そんな漫画だ。
絵柄が可愛らしく、料理も美味しそうである。そしてその料理を女性キャラが美味しそうにばくばく食べる。
こちらはただそれを見ているだけなのだが、それだけでいい。そう思える。
メインの女性キャラ3人それぞれには、この人とくっつくのかなあという男性キャラが用意されている。
主人公の狼谷花子のお相手は同じ会社の鷹木誠で、鷹木はEDなのだが、美味しそうに食事をしている花子を見ると反応してしまう。
犬塚まりあのお相手は、多分、血の繋がらない弟。
多分という言い方をして申し訳ないが、私としてはまりあと弟くんは、再婚した両親の連れ子同士なのでは無いかな、と思っている。
上記の男性キャラ2人の設定もちょっと癖があるというか歪んだ愛情の予感がするが、一番問題なのが、熊代奈津美のお相手キャラの弁当屋だ。
弁当屋は父子家庭で、娘も奈津美と面識があり、懐いている。
しかし親子揃って押しが強い。
強引で、相手の気持ちを無視しているように思える。この父親とくっつくのは嫌だなと思ってしまう。
考えすぎだろうか…。
女性キャラ3人が肉を食べている姿はすごくいいし好きな漫画なのだが、弁当屋が気になって仕方が無い。
このもやもやを誰かと共有したい。

仮面ライダー 正義の系譜
9

バイオハザードのような仮面ライダー

仮面ライダー 正義の系譜はバイオハザードのような視点がカメラの固定視点でプレイするゲームとなっております。プレイすることができる仮面ライダーは一号、二号、V3、ブラック、アギトの5人で、悪の組織に占領された発電所を舞台に物語は進みます。このゲームはバイオハザードのようにマップ内の探索をしていき、謎を解いていく内容となっております。もちろん、ショッカーの戦闘員や怪人と戦闘する場面もありますが、プレイ時間のほとんどが探索する時間となります。ですので、戦闘員や怪人と戦闘するアクションだけを味わいたい、という思いがある方には不向きなゲームです。また、回復方法もバイオハザードのようなものとなっております。このゲームでは、ライフパックと呼ばれる回復アイテムがマップ内のいたるところに配置されており、それを使って回復する仕組みとなっております。バイオハザードにおけるハーブや救急スプレーのような仕組みに酷似した内容となっております。「バイオハザードが好きで探索したり、謎解きすることが好き。それに加えて、仮面ライダーが好きで一号やV3といったライダーを操作してみたい!」という方には大変おすすめのゲームとなっております。

Paradise Lost(バンド) / パラダイス・ロスト(バンド)
10

息の長い英国バンド

日本ではあまり人気のないバンド「Paradise lost」。テクニカルな要素が全くないことや、何が楽しくて生きてるのかと問いただしたくなるのくらいの暗さがその理由だろう。しかし欧州では大人気だ。安定したセールスもあるのだろう。気づけば16枚ものアルバムをリリースしている。過去の作品のリメイクやLPのカップリングなど、マニアがよだれをたらす商品もこきざみに発売するあたり、かなりの商売上手でもある。このような戦略も活動を長く続ける要素になっているのだろう。
このバンドはある時期を境に他の似たようなバンドに対し大きく水をあけることに成功する。そのきっかけはアルバム「one second」のリリースだ。ブラックアルバムに阿鼻叫喚していた90年代以降、あえて彼らはその流れに身を任せた。その決断が彼らの立ち位置をゆるぎないものにし、息が長いバンドとして活躍し続ける要因となったのに違いない。しかしその結果、従来のファンは困惑し離れていった人も多数いたと思う。恥ずかしながら私もその一人なのである。レビューし宣伝することは、そんな私の過ちの許しを請うわけでは決してない。さて「Paradise lost」。このバンドに少しでも興味がある方は6枚目のアルバム「one second」から始めるとよい。そこから遡ってもよし、後ろに下ってもよし。きっとあなたをニヤリとさせるはずだ。