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go-1018370009951753001752のレビュー・評価・感想

SEKAI NO OWARI / セカオワ / End of the World
10

世界観が最高

SEKAI NO OWARIは「Habit」のダンスの流行、『クレヨンしんちゃん』の映画に「RPG」が起用など様々なところで目にすることがあるアーティストです。曲名やDJがピエロであることから分かるようにファンタジーな世界観の曲が多く、曲の中に物語があるかのような歌詞です。実際、曲名に眠り姫を使ったり、歌詞にシンデレラを使ったりと物語性やファンタジー感を意識したアーティストであると感じられます。そして、歌詞が一つ一つ美しくて、聞いていてその曲の中に引き込まれてしまいます。
例えば「不死鳥」という曲は序盤に最新型ロボットに恋をし、永遠の命であるロボットとの永遠を望むかのような歌詞ですが、終盤になるにあたって永遠を望むのではなく、一緒にいられる今の時間を大切にしたいという歌詞になり、その心情の変化や「僕らの空を花火が飾り夏が終わる」といった綺麗な締め方など、曲をひとつ聞き終わる度に物語をひとつ読み終えたかのような満足感がある所がとても良いポイントです。またそれらの歌詞を活かすことがうまく、ライブでも巨大な樹を使ったセットがあったり、汽車が走る演出だったりとSEKAI NO OWARIのファンタジー世界に入ったかのような演出であるため、曲が気に入ったらライブも見に行ってほしいです。

悪夢探偵
4

hitomiさんがちょっと…。

若宮刑事が夢の中で変になるところがよかったです。
別に死にたいとか思ってなさそうだったのに、実は思ってたのかなと思うと怖いし、そこをつくゼロはゾクっとする奴だと思います。
若宮役の人はあまり知らなかったのですが、これからは注目しようと思います。
また、松田龍平さんもすごくよくて、よくわからないマントみたいな服も似合っているし、全てに投げやりな感じも彼だからこそ、いい感じでした。
でも、話的にはほんとよくわからないし、悪夢探偵って題名ながら松田龍平さんが探偵かといえば、そうじゃなくて、ん?って感じで、彼がなんであんなに投げやりなのかもあまり伝わってこなかったです。
それに一番の難点は、hitomiさんで、なぜ彼女がヒロインをしているのかが理解できませんでした。
演技が下手なのは許すとしても、何を言ってるのか聞き取れないのがやばいです。
登場人物の一人、しかもよく喋る人の声が聞き取れないのだから、話が読めなくなるに決まってます。
滑舌がなってないです。なんか、ビジュアルで選んだのかもしれませんが(ロック的な、別の霧島が出てくる)、失敗だったと思います。
ああ、演技って大事だったんだなと感じました。他のキャストで見たい作品です。

クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
9

カスカベ防衛隊が活躍

この映画の一番いいところはやっぱりB級グルメがおいしそうだというところです。B級グルメ博とか実際にあるし、行きたくなります。特に、キーポイントとなっている健さんの焼きそばはめっちゃおいしそうで、焼きそばが食べたくなります。あの歌の通りに作れば、おいしい焼きそばが作れるのかなとか考えました。たしかに、きちんとした食事もおいしいけど、B級グルメがない世界なんて味気ないと思います。敵の過去を知ると、敵もちょっとかわいそうだなと思える作品でした。あと、カスカベ防衛隊が活躍するので、すきな作品です。ていうか、あのお姉さんはなんで、子どもたちに秘伝のソースを託したのでしょうか。ちょっと良くないでしょうとかマジレスしてしまいました。健さんの恋人?か何かのお姉さんの声は渡辺直美でした。いつもはお笑いの人だし、体つきもあるし、あまり意識していませんでしたが、声がとてもセクシーでした。たしかに普段の声もよく聞くとセクシーです。すごくいい配役だと思いました。カスカベ防衛隊のみんなはソースを守るため、みんなで敵と戦ったり、敵を欺いたり、なかなか賢かったと思います。なんか一番、いつものアニメっぽい雰囲気のまま、うまく映画化したなと思いました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
7

勝ち負けとは何か

不満点を先に挙げますが、全体的に駆け足気味です。
コンテンツが豊富な今の時代には、テンポ良くお話が進むスピーディーな展開が好まれがちではあると思いますが、人によっては展開が速すぎて置いてけぼり感を抱く可能性があります。
その点に目をつぶりさえすれば、あとは褒めるところしかありません。
とにかく鑑賞者を飽きさせない、スリリングでなおかつ心を揺さぶる映画です。
この作品は人を眠らせ自由自在に夢を見させる鬼、魘夢が登場します。
精神操作系の能力です。
特筆すべき点は悪夢ではなく、幸福な夢を見させることです。
主人公の竈門炭治郎は幸せな夢を見ます。
家族は全員生きていて、禰豆子も鬼にはなっていません。
日輪刀など握らず、炭焼きの仕事をしながら楽しく暮らす夢です。
そう、幸福な夢だからこそ、惨いのです。
その夢から目覚めるということは、幸福を自分から手放すことです。
たとえ夢であっても、それは容易なことではないのです。
主人公が家族を振り切るシーンは、胸に込み上げてくるものがありました。
アクション要素は言うことなしで、ラスボスである猗窩座と煉獄杏寿郎の鬼気迫る戦闘シーンは圧巻です。
この物語は安易に単純に答えてしまうのなら、激戦の末に煉獄杏寿郎は死亡し、あまつさえ鬼を取り逃すだけの話です。
これだけ聞くと拍子抜けかもしれません。
ただのバットエンドではないかと。
ですが、そうではないのです。
この物語の勝利条件は、他にあるのです。
炭治郎が逃走する上弦の参、猗窩座に言い放った言葉。
その言葉はかなり核心を突いた言葉です。
ただの負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、のちに明らかになる猗窩座という鬼の過去を理解すれば、本当の勝利者が煉獄杏寿郎であったことが理解できるのです。