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fa_mik7

fa_mik7のレビュー・評価・感想

=LOVE / イコラブ
10

人気急上昇中、イコラブの船に一緒に乗ろう!

「=LOVE」、通称「イコラブ」は指原莉乃プロデュースの11人組アイドルグループです。デビューは2017年。
着々と実力をつけ、6thシングル「ズルいよ ズルいね」で初めてオリコン1位を獲得。
その波に乗り、2021年1月、念願の日本武道館ライブを大成功させました。
そんな彼女たちは女性ファンが多いと言われています。
その理由としては、とにかく顔面偏差値が高いこと、歌詞に共感できること、衣装が可愛いことかと思います。
まず、みんなすごく可愛いんです。特に齊藤なぎさちゃんは顔面がプリクラと言われるほど顔が整っています。
そこにとっても可愛い衣装を着るんです。可愛い×可愛いなので、可愛くならないわけがないんです!
そして、歌詞に共感できる要因として、女の子目線で曲が進んでいくところにあると思います。
また、プロデューサー兼作詞担当である指原の言葉のチョイスが絶妙で、
「コンビニケーキ 冷めたチキン 完璧ではないけど これがきっと幸せ」や「揺れるカーテンと細い髪」など、
その情景が目に浮かぶような歌詞が多く、一曲が物語のようになっているのも魅力の一つだと思います。
また、パフォーマンスは生歌のため、メンバーの気持ちがダイレクトに伝わってきます。
可愛い曲は可愛く、かっこいい曲はかっこよく。そのギャップに惚れる人も多いかと思います。
かっこいい曲を歌うメンバーに惚れてガチ恋になる女オタもいるほど。これからがとっても楽しみなアイドルです。

フル・モンティ / The Full Monty
7

おじさんが頑張るのって愛らしい。

失業して、子供の養育費が払えない男が息子のため、仲間たちと男のストリップショーをするという話です。
廃れた鉄鋼業?の町の話で、街全体がなんか暗いです。
日本の炭鉱の話と似ています。仕事もないし、買い物もできなかったり、辛い時期だと思います。
ストリップの話はとても愉快です。
みんなそれぞれ悩みを抱えてて、切なくもあるのですが、みんなで踊ってみたり、オーディションをしていろんな踊りを見たり、おじさんが仲間と頑張ってる姿ってなんか愛らしいです。
すごいおじいさんなのに、ブレイクダンスが踊れる人がいたり、ダンスがダメなのに、自慢のイチモツで合格したり、笑ってしまいます。
途中、やっぱりやめようってなって、みんなでハローワークに行くんだけど、有線でホットスタッフが流れると、体が踊ってしまって、やっぱりやろうってなるところが最高です。
ていうか、ホットスタッフって曲がほんといいし、このきよくを聞くと本作を思い出します。
男ストリップの話って聞くと、下ネタバカコメディっぽいけど、先述のように不況の切なさもありますし、親子愛とか夫婦愛の話もありますし、なかなか中身のある、良質なコメディだと思います。
まあ、下ネタがないわけではないし、鍛えられてない男の裸はあるので、そこは注意です。

火花(映画)
6

リアリティがあった

夢を追いかけるのって大変だし、嫌なことも多いけど、素敵だなと思わせてくれる映画でした。
芸人は今すごく多いし、売れる人なんか一握りなのだろうなということはなんとなく分かっていましたが、夢破れた人の姿を見るとよりリアルに切なくなりました。でも、映画の中の神谷のいうとおり、そうじゃなきゃ面白くないし、敗者あっての勝者なのでしょう。負けた人にも意味があると教えてくれるいい話でした。
あと、やはり芸人の世界をよく知る人が原作を書いてるだけあって、芸人とはどういう生活してるのかとか、芸人とはどういう人なのかに、リアリティがありました。後輩に飯を上がるというしきたりにより生じる苦しみとか、オーデイションのダメ出しとか、ああ、こういう感じなんだとよく分かりました。それに、桐谷健太さんとか、いかにも熱い男で神谷にぴったりだなと思いました。
ただ、2時間という短い時間にまとめているので、いいエピソードの切り貼り感は否めないです。私はドラマ版は見ていないのですが、そちらは12話あったし、そっちの方が深く描けていたようです。そりゃあ、小説が原作の映画で小説の全てを描くのは難しいとは思いますが、もうちよっとどうにかならなかったかなと思いました。

らせん / Spiral
5

だんだんややこしく

リングの続編です。リングで最後亡くなった真田広之の友達の佐藤浩市のところに、真田の恋人がきて、呪いのビデオのことを聞いて、調べるみたいな話です。佐藤浩市は子どもをなくしていて不安定だし、真田の恋人とごちゃごちゃするし、リングで生き残ったはずの松嶋菜々子親子は死ぬし、いろいろややこしくなっていきます。真田の恋人は中谷美紀がやっていますが、なんか訳ありな感じがよく出ていていいし、俺が抱いたのは本当に人間か、実は貞子なんじゃとか、なかなか怖い展開です。さらに貞子の過去がわかったり(井戸に落とされた様子とか)、貞子がテレビから出てきたり、ホラーぽくていいなと思うところもあり、そこはリングに引き続き、いいなと思います。でも、やはりちょっとわかりにくいです。リングは呪いのビデオの呪いを解くという一つの目的がありましたが、らせんは何が目的かよくわかりません。まあ、原作もだんだんややこしくなっているので、監督のせいとかではないです。最後のほうで、佐藤浩市が自分の子供恋しさに裏切りをしたり、貞子が生まれたり、結構ドラマチックな話ではあるので、原作を読んでいるとか、深読みが好きな人とかは気にいる作品かもしれません。ただのホラー好きからするとリングのほうが好きです。