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enagaya2のレビュー・評価・感想

ザ・シムズ4 / The Sims 4
10

エンディングがない長期的に遊べるゲーム

このゲームのシリーズは1からずっと遊んでいて、ザ・シムズ4はもう9年ぐらい遊んでます。他のゲームだと大体クリアしたら終わりですが、このゲームには終わりがなくずっとだらだらとプレイできます。また、決まったルートなどもなく自由に自分の思うままプレイできるのも魅力です。どうぶつの森に似た感じですが、それよりもリアルで大人のままごとと言った方が近いです。ワールドがあるのでそこから一つ土地を選んで、そこに自分で家を建てるか購入して、生活を楽しみます。仕事やクリスマスなどのイベント、四季なども新たに追加ソフトを買うことで増えていきます。特に四季が追加されるソフトはおすすめで、春夏秋冬が楽しめるので実際に1年を過ごしているような感じも味わえます。
このゲームのもう一つの魅力は、建築です。私も建築にはまってずっと家ばかり作っていることもあります。ある程度窓やドアなど建築材料が限られてますが、それでもかなり自由に好きな家を建築することが可能で、他にもお店やレストラン、公園なども自分で作って設置することも可能です。家の中の内装も、色々なアイテムが揃っていて、家具や家電、インテリアや雑貨などが多数あるため自由に自分の好きな部屋に出来るのも面白いです。

RRR / アールアールアール
10

話題の映画『RRR』

世間で話題になったインド映画「RRR」についてのレビューです。インド映画といえば突然みんなで踊り出したり歌い出したりしてしかも上映時間が長い、、、というイメージを持っている方も多いと思います。もちろん私もそうでした。友人から「RRR」というインド映画が面白かったと勧められても3時間か、、、と思うとなかなか見る気にもなれず。
ところがある日テレビの紹介でやっていたのをたまたま見ました。その時はまだ公開されてから1ヶ月ほどの時だったと思います。存在自体は知っていたもののそこまで興味をそそられていた訳でもありませんでしたが、その紹介ではクライマックスと思われるシーンがまだ序盤でここから更に物語が進むんです!!とアナウンサーの方が豪語していて、その方が推しのアナウンサーさんだったこともあり次の休みに観にいきました。
もう観ていなかった頃には戻れない面白さ。なんなら今すぐ記憶を消してもう一度観たい、、、そう思わせるほど面白かったです。
その時は1人で観たので興奮を抑えきれず、思わず友人と家族に布教するほどでした。そして着実に沼に落とし語り合える仲間を増やしました。
正直3時間は一瞬です。ストーリ展開の面白さ、アクションシーンなどなど尿意がくる隙間なんてありません。一部の映画館では休憩を挟んで上映しているところもあるので、ぜひ調べてみてください。一緒にナートゥナートゥを踊りましょう。

永遠の門 ゴッホの見た未来 / At Eternity's Gate
8

ゴッホの見ていた世界。

ゴッホって結構波乱万丈だということで、芸人さんがその話をしていたりして、弟テオとかゴーギャンのことはちょっとは人生を知っていたんだけど、改めて見ると本当にいろいろあったんだなと思いました。
今見ると、ゴッホの絵って個性的ですごくて、売れそうな絵なのに、生きているうちは1枚しか売れずに、貧乏で凄まじかったです。売れなかったことはお金の面もそうですが、自尊心をひどく傷つけただろうなと思います。だからこそゴーギャンとだけはずっと仲良くしたかっただろうに、彼とも揉めてしまって…、悲劇だなと感じました。
また、ゴッホの目から見た世界がよく表現されていて、彼の目にはこのように見えていたのかってのが興味深かったです。だからあの絵が描けたのかと思うと、すごく感動しました。でも、もしそのようにずっと世界が見えていたならちょっとしんどかったんじゃないかとも思います。事実、ちょっと私は酔ってしまいました。
また、ゴッホを演じている俳優さんは本物と思えるほど、ゴッホに似ていました。いや、ゴッホの写真とか見たことはないのですが、彼の自画像に似ているというか、ともかくそっくりでした。すごくいいキャスティングだと思います。私は絵画は好きで、絵描きの自伝映画も結構好きなのですが、本作もお気に入りの作品になりました。

映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日
8

子供向けとは思えない挑戦的ストーリー

通常、プリキュアの映画は普遍的ストーリー、例えば民話や童話をモチーフにプリキュアのテーマの一つである「諦めない気持ち」を合わせたストーリーが多いのですが、今作は「タイムリープ」つまり時間を逆行し同じ日を何度も繰り返させる敵側と、明日(=未来)に進もうと努力するするのどか(プリキュア)側との対比が短い上映時間の中で濃密に展開し描かれて行きます。
驚くべきはプリキュアのパートナーであるヒーリングアニマルが「明日を司る妖精」ミラクルンより託されるミラクルンライトを得て、初めて敵の妖精・リフレインと対峙するまでに既に何度も同じ一日をくり返していた事が、それとなく示唆されている点です。つまり、彼女たちがミラクルンライトを手にする事がこの異常な状態に気づくきっかけとなり、初めてのどかは繰り返す一日を意識しだすのです。
この辺の複雑な物語の構造は、メインの視聴層である未就学児にとってその本質を理解するのは難しいかも知れません。ただ何となく「同じシーンが何度も続いて不思議だな、変だな」と感じる程度なのではないでしょうか。元々本作は春に公開される所謂お祭り系映画であり最新作のヒーリンぐっどプリキュアにとって人気に弾みをつける作品になるはずでしたが、紆余曲折の結果10月末の公開に成らざるを得なくなってしまうのです。実はそういった困難も不思議と映画のストーリーとリンクしている様な雰囲気があってとても印象深い作品になりました。

SELECTION PROJECT
8

他のアイドルアニメとは少し違う

全国9つの地区予選を勝ち抜いた少女たちが、本選オーディションに挑む姿を描いた物語。
アイドルアニメは同じような設定で同じ結末が多いように見えますが、この作品は他のアイドルアニメとは違った点があります。特徴的なのは、一度全員がオーディションを辞退して自分たちで一から路上アイドルとして頑張っていきます。普通のアイドルアニメだったらおそらくオーディションを順調に進めて終わりだったと思います。この作品では、予想のつかないことがあるので楽しく視聴することができます。メインキャラクターの過去がしっかりしているのは当たり前ですが、サブキャラの社長やマネージャーの過去もしかっかり描かれており面白いと思います。
評価は8とかなり高めの評価をしましたが、あくまで自分にはぴったりと思ってこの評価にしました。人によっては全然面白くないという人は、普通にいると思います。それは都合の良すぎるシーンなどがあり、ツッコミ所が多い点です。特に最初の主人公のオーディションのシーンです。1位になってセイラが海外に行くことになり、2位だった主人公がオーディションを合格しました。さすがに都合よすぎるだろと思いましたが、自分はそんなに気になりませんでした。気にする人は好んで見ることはできないと思います。他にもツッコミ所のあるシーンがあるので、気にする人にとっては面白くないと感じると思います。
作画に関しては、文句の言いようがないぐらいの出来です。特にダンスシーンは、綺麗すぎてびっくりする程です。モーションも自然に動いておりアイドルアニメの中でも上位に上るくらいの神作画と言えます。