bug7@bug7

bug7
bug7
@bug7
3 Articles
3 Reviews
0 Contributions
0 Likes
bug7

bug7のレビュー・評価・感想

ヨルシカ / Yorushika
10

魅力の詰まったアーティスト「ヨルシカ」

多くの若い者からの人気が高いアーティスト「ヨルシカ」。
メンバーは、ボーカルのsuisさんとギターのn-bunaさん。
ヨルシカの楽曲には、「花に亡霊」、「だから僕は音楽をやめた」、「言って」などの人気な楽曲が多くあります。
その中でも特に人気の高い「ただ君に晴れ」はYouTubeでは2億再生されるといった絶大な人気を誇っています。
アニメ「僕の心のヤバいやつ」やドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の主題歌もつとめています。
多くの人気楽曲を生み出すn-bunaさんの楽曲にはそれぞれストーリー性があります。
例えば、「だから僕は音楽をやめた」は主人公の音楽をやめた理由が歌詞の中に含まれています。
n-bunaさんが考えるストーリーを鮮明に映し出した映像、suisさんの透き通った声とどんなストーリーでも表現できる表現力によって素晴らしい楽曲が作り出されます。
その楽曲まるで、一つの本を読み進めているかのような感覚になります。
個人的には「春泥棒」、「夜行」がおすすめです。
多くの若者たちから愛される「ヨルシカ」には、他にも魅力が色々あります。
実際に「ヨルシカ」の音楽にふれて、沢山の魅力を見つけてほしいです。

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 / 防振り
10

残虐、殺伐とした要素などは一切なし。気楽に観れるVRMMORPG作品です。

『ソードアート・オンライン』と同様の、実際にプレイヤー自身がゲームの世界にダイブする、所謂「VRMMORPG」を題材とした作品です。
しかし『ソードアート・オンライン』とは違い、殺伐とした要素などは全くありません。
最後の最後まで常にほんわかした雰囲気で物語が進行するので、
「キツい描写は苦手だから」
「どうせ残虐表現があるんでしょう?」
などとバトルアニメを敬遠している人たちにこそ、是非ともオススメしたい作品です。
また作品のタイトルにもあるように、主人公はレベルアップの際に、
「痛いのは嫌だから」
と全ての取得ポイントを防御力に極振りしてしまい、
「防御力だけが極限までに突出しており、攻撃力、回避力、命中力などの全てのパラメーターが壊滅的」
という極端なステータスに陥ってしまうのですが、
それでも攻撃力無視の固定ダメージの攻撃スキルを習得してしまうなど、意図せずにシステムの裏を何度も何度も偶然突いてしまい、クリアした者が数少ない難関クエストを次々とクリアしてしまったことで一躍有名人になってしまいます。
そんな主人公の姿に危機感を抱いた運営側が何度もゲームバランスの改善を行うのですが、それでも主人公は全く意図せずに再びゲームシステムの裏をついてしまう…。
そんな主人公と運営側の「目に見えない戦い」も見どころの一つです。

最近流行っている異世界もの、仮想空間ものの作品の中において、最後の最後まで全く殺伐とした要素のない、常にのほほん、緩やかな雰囲気で物語が進むのですが、これは多くの人に楽しんでほしいという理由から、原作者が意図的にそういう作品にしているとのこと。
是非多くの人に観てもらいたいですね。

ジュディ 虹の彼方に / Judy
8

高揚した

ジュディはオズの魔法使いでしか知りませんが、すごくドラマチックな人生だったのだなと思いました。
もちろん、映画だからフィクションの部分もあるとは思いますが、感動しました。
一度売れた人が再起をかけて戦うというだけで好きな話ですし、やっぱダメじゃんと思ったら、なんて歌が上手いんだとみんなが震えるとか高揚しました。
それにファンに助けられるというのがよかったです。
ああ、ファンってなんてありがたいんだろうと思います。
この頃は、ライブに行けてませんが、ライブに行ったときのような高揚感を味わえました。
音楽映画として素晴らしいと思います。
レニー・ゼルウィガーさんの歌ってシカゴでも聞きましたが、今回、改めて歌が上手いなと思いました。
パフォーマンスもよかったし、ジュディのカリスマ性がよくわかりました。
レニーさん自身、昔売れた感のある人なので、とても合ってる役なのだと思います。
他の人たちもみんな上手いし、いい人かたくさん出ていました。
再起をかけたけど、すぐに亡くなってしまったのは悲しい話ですが、彼女はやはりスターなのだと世間に知らしめることができてよかったと思います。
歌のパートだけでもなんども見直す、聞き直したい作品です。