beniko1004f8@beniko1004f8

beniko1004f8
beniko1004f8
@beniko1004f8
3 Articles
3 Reviews
0 Contributions
0 Likes
beniko1004f8

beniko1004f8のレビュー・評価・感想

マッチング(映画)
7

映画「マッチング」鑑賞レビュー

人生で初めて映画館でサスペンス映画を鑑賞してきました。鑑賞しようと思った理由は、自分がSnowManのファンだからです。
まず思ったのが、殺人のシーンが多い。ちょっとトラウマになりそうな映像だったので、私は「出てきそうだなー」と思ったら、コートで目隠しするか目を瞑ってました。
あと、出演者の皆さん本当に演技がすごすぎて、とても話に引き込まれました。個人的に金子さんのクライマックスの豹変するシーンが特に怖かったです。本当に怖かったのでこれも時々目を瞑ってました。主演の佐久間さん、普通にちゃんとストーカーで怖かったです。途中「良い人なのかも??」と思ったのに、最後「やっぱり悪人じゃないか」と思わされたり、展開についていくのに必死でした。
ちゃんと考えながら見ないとついてけなくなるな、と個人的には思いました。あと、原作の文章で読むより、映像の方が怖さは減るかもしれないです。
マッチングアプリ、現代のSNSの怖さを感じさせられる作品でした。写真1つあげるだけでも、その背景から誰と繋がってるのか、どこに住んでいるのかといった個人情報はすぐにわかってしまう。自分もSNSに写真を掲載する時は気をつけようと思いました。

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
10

『転生したらスライムだった件』はおすすめの異世界転生作品!

『転生したらスライムだった件』は、異世界ファンタジーの中でも非常に魅力的な作品です。この作品の主人公はある日事件に巻き込まれてしまい異世界転生することになりますが、なんとそこでスライムに転生してしまうのです!そして主人公は新しい人生「スライム生」を満喫するため冒険出るという、今までにない新しい異世界ファンタジーとなっています。

この作品の魅力は、主人公の並外れた成長速度や、彼が出会う個性豊かなキャラクター達との交流にあります。
スライムとは世間一般的に弱いイメージがあると思いますが、主人公は暴風竜という世界で4体しか存在しない超常的な存在から溢れ出る魔素という魔物や魔法の素から生まれます。転生の際、自分の意思が強く反映されると手に入れられる特殊能力を複数手に入れ、状況を打開するための洞察力や優れた戦略眼により、思いもよらぬ戦いで相手を翻弄したりと飽きない展開を見せてくれます。

さらに、主人公が出会うキャラクター達も非常に魅力的です。個性的な能力を持つ人物たちは、主人公が異世界を生き抜くには必要不可欠な存在であり、その性格や力、さまざまな策略による戦闘シーンは手に汗握るほどの熱い展開になっており、新しい人物が登場するたびに興奮してしまいます。また日常シーンでは主人公との絡みだけでなく、他の人物同士の絡みによって意外な一面を見ることもできるため、飽きることのない内容になっています。

最後に本作品の世界観も魅力の一つです。異世界ファンタジー作品の中でも、異世界の住人たちの文化や生態系といった設定が詳細になっているため、物語を読み進めるほどに読者の想像力を刺激し、作品に没入してしまいます。

以上のように『転生したらスライムだった件』は、主人公の成長や個性的なキャラクター達、そして充実した世界観など多くの魅力があるため、ファンタジーが好きな方には特におすすめしたい作品となっています。

ハイスクール・フリート / High School Fleet / はいふり
8

女子高生×軍艦 夢のために奮闘する女の子達

国土のほとんどが海に沈み人工フロート都市を建設し発展した日本で、海の治安を守る「ブルーマーメイド」になるために奮闘する女の子達の日常と戦いを描いたアニメです。実在した旧日本海軍艦艇に乗り込み船上での生活や戦闘を緻密に描いていて、ミリタリー好きな方も楽しめる作品となっています。日常パートと戦闘パートがおよそ半々の尺があるのでテンポも良く中だるみもなく飽きが来ない作りになっています。
序盤では、主人公達をお尋ね者にすることで主人公達の徐々に追い込まれていく心情と緊張感が引き立たせられていました。中盤に事件の原因がRATSウイルスの感染による暴走であることが分かるのですが、これも誰か悪い人をやっつけるという重いテーマではなく事件を解決して海の、世界の安全を守るという主人公達が目指すべきところをストレートに表していてオチもわかりやすくなっています。
ただ、主人公の岬明乃が艦長としてはあまりにも無鉄砲で自由気ままなため苦手意識を持つ方もいるかもしれません。実際に作中でもそれが原因でクラスがバラバラになり重たい空気が漂ってしまいます。その後の仲直りも多少急ぎ足でした。岬明乃が終盤、戦闘によって誰かが傷つくかも知れないという恐怖に押しつぶされるシーンもあるのですが、これも少し唐突だったように思います。今まで何も考えずにクラスメイトを戦火の中に巻き込んでいただけに急な心情の変化だったように思います(もちろんその思いに至る出来事はあったのですが、それでももう少し何か気持ちが変わる出来事があったらなと思います)。
それでも艦長を支えるべくクラスが一つになり、岬明乃も立ち直り、力を合わせて最終決戦に望む、ピンチの時にこれまでの航海で出会った仲間達が駆けつけるという展開は王道ながら燃え上がる展開で非常に見応えがありました。
そして最後、激戦を乗り越え無事船員を陸へ送り届けた船「晴風」の最期のシーンは美しく見事の一言につきる名シーンでした。
展開に無理がある点もありますが、全体的には非常にまとまりのあるストーリーでテンポもよく見やすい作品です。また、日常シーンにも戦闘シーンにも見所がありまったくダレさせない作品に仕上がっています。