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anilike79

anilike79のレビュー・評価・感想

桜蘭高校ホスト部 / Ouran High School Host Club
10

女の子が男装して、お客様を笑顔にする

この作品は、天然で、ものぐさな女の子がある理由から学校のクラブ活動の借金を背負うことになったので、部長の命令で男装をして女子生徒の指名を取り借金を返す物語です。この作品の面白い所は、主人公の周りにいる男の子たちが全員美少年でお金持ちというところです。クールで腹黒い系、王子様系、母性くすぐる可愛い系男子など様々出てきます。見る人にとってのタイプのホストがいると思います。
作品の話によって、部室の内装が変わり、海賊風、南国風、昔話風など、見る読者を飽きさせない工夫が沢山あります。
見ているこちらもカッコいい衣装に身を包んだイケメンにドキドキしてしまいます。ドキドキするだけではなく、お金持ちの家に生まれたからこその複雑な家庭環境が、キャラを引き立たせるアクセントと物語の重要な役割となっていて注目です。この作品は、王道のラブキュン作品です。来るお客様の小さな悩みから発展するキュン場面から男子部員の女の子をめぐる嫉妬ややきもちが見ていて楽しいと思います。
漫画からアニメ・ドラマ・映画になった作品です。ドラマと映画はイケメン俳優がキャラを演じているので、さらにドキドキします。漫画を見て、アニメを見て、映画を見て自分だったら誰と仲良くしたいかぜひ考えてください。

チェ(映画)
9

キューバ革命の寵児チェ・ゲバラの行動を特異な表現形式で追った大作『チェ』

『チェ』は2008年に公開された2部構成の伝記映画で、アルゼンチンのマルクス主義革命家エルネスト・「チェ」・ゲバラの生涯を描いています。監督はスティーヴン・ソダーバーグ。時間を追って展開する従来の方法に従うよりも、映画はタイムライン全体に断片的なシーンを配置しています。第1部は「アルゼンチン」と名付けられており、フィデル・カストロ、ゲバラ、その他の革命家たちがキューバ島に上陸するところからフルへンチオ・バチスタの独裁をその2年後に打倒するまでのキューバ革命の焦点を当てています。第2部の題名は「ゲリラ」で、ゲバラがボリビアで革命を試みて、現地に果てるまでを描いています。両作ともにシネマヴェリテ様式で撮影されていますが、それぞれが線的な語り、カメラワーク、ヴィジュアルなルックに対して異なるアプローチを採用しています。出演はゲバラ役にトロ、その他にデミアン・ビチール、ロドリゴ・サントロなど。
映画製作者テレンス・マリックが当初はボリビアに革命を起こそうとするゲバラの試みにのみ限定された脚本を執筆していました。資金調達に失敗するとマリックは映画製作を降り、ソダーバーグが最終的に映画を監督することになります。後者は当初の脚本ではゲバラがボリビアでゲリラ活動をする前後関係が示されていないと考えて、キューバ革命と1964年に国連総会に登場する場面も描かれることになりました。ペーター・ブックマンが脚本家として雇われて、脚本が長くなりすぎたので、ソダーバーグは映画を2分割することを決断しました。第1部はキューバ革命のクロノロジー、第2部は、ゲバラのボリビア時代を描いています。ソダーバーグは背水の陣で撮影にあたり、第2部「ゲリラ」はスペインで39日、第1部「アンルゼンチン」はプエルトリコとメキシコで39日間撮影されました。『チェ』は全世界で4090万ドルの収益をあげ、制作費は5800万ドルでした。