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Taishi5

Taishi5のレビュー・評価・感想

制服サバイガール
4

リアリティがなさすぎる

日本ならではのゾンビ映画のストーリーとしては面白いかもしれないが描写のリアリティに相当欠けているます。
僕はゾンビ映画が好きで昔からゾンビ映画沼にハマっていましたがこれは流石に酷すぎると思います。主人公が高校生というごく普通の一般人でなおかつ、そこのアトラクションの管理人がゾンビ化して次々に襲いかかる描写とかは素晴らしいと思いますがゾンビなのに目が光るのが意味わからなかったです。
脚本家ではないぼくが映画の作り方にどうこういうのもおかしいですがこれはもはやランクで示すならZ級です。
植物に寄生されてゾンビ化というのもその原因がどのように生まれたのか、どのように発生したのかもどうせなら詳しく書いてほしかったです。
キャストはいろんなホラー映画き出ている人やドラマで脇役を演じている人ばかりである意味無理やり作った映画なのかなと思いました。
ゾンビなのに武器を使って襲ってくるのはハイレベルな感じがしてとてもハラハラしました。その点はスリルを感じられました。
まだまだゾンビ映画もたくさん需要があると思うのでまたシリーズ化できたらクォリティが高い作品を期待します。
上から目線で申し訳ありませんがこれから監督の新たな作品を楽しみにしています。

リアル鬼ごっこ3
6

1、2とは別物の新作リアル鬼ごっこ

リアル鬼ごっこ3、4、5は3部作での構成となっており、主演は大人気俳優の山崎賢人さんという、豪華で非常にボリューミーかつ見ごたえのある作品だと思います。前作のような入り組んだ設定はなく、舞台も現代日本の学校と閉じた場所で「血液型がB型の人間のみを狙ったリアル鬼ごっこ」が開始されます。グロ描写も前作ほど激しくなく、ナンバリング的には途中からにはなりますがリアル鬼ごっこという作品の世界に飛び込んで見るには十分な内容かと思います。
「私たちは、B型のいない平和な日本を目指します!」という何事かと思うほどのキャッチコピーのこの作品は、とある事情によって走ることができなくなったB型の高校生・スグルが、学校内で突如始まったリアル鬼ごっこに巻き込まれ、生き延びるために必死で鬼から逃げるというストーリーです。毎作ツッコミどころが非常に多いシリーズで、今回もそういった部分はもちろんあるのですが、B型でないスグルの親友・コダマとスグルの友情が非常に泣かせてくれます。
B型をかばったものは鬼によって死刑になってしまうのですが、コダマはそれをいとわず、学校に閉じ込められたスグルやB型の生徒を助けに来てくれます。自分の学生時代にコダマみたいな行動ができる人間は、自分を含めて存在しただろうか…と、過去の友情についていろいろ考えるきっかけにもなりました。

結界師 / Kekkaishi
8

青春系なのに妖怪退治の作品

主人公の墨村良守と幸村時音が、通っている中高一貫校で闇夜に紛れて妖怪退治をしながら、様々な問題を解決していく話です。結界師とは、自分の意思で結界を張って妖怪を滅したり、自分や地域の人を守ったりする人達を指します。お話に出てくる墨村家と幸村家は代々、妖怪が集まる烏森学園で妖怪を退治する仲間です。ただ、家も隣同士なのに、実は墨村家と幸村家は犬猿の仲なのです。どれくらいかというと、祖父母の代の結界師が顔を会わせれば、ケンカ勃発するほどです。でも、孫同士である良守(中学生)と時音(高校生)の仲は良いし、良守は時音に片想いをしているくらいでした。しかし、良守の力量不足をかばって時音が大ケガをして、両家がさらに不仲になってしまいます。話の見所は、良守が「時音を守れるように強くなりたい!」と努力して成長する所です。誰かのために成長するストーリーは、少年漫画にありがちですが、王道だからこその良さがあります。それに、王道ではありますが、良守はとても不器用で面倒くさがりで、学校では寝てばかりです。親近感がわくけど本当にそんな状態で時音を守れるような強さは手に入るの?とほっとけなさがあります。良守の兄が時空を作っているのに憧れて挑戦するも「俺に向いてないわ。やーめた。」なんてあっさり諦めもします。そんな中、烏森学園はただ妖怪を集める土地なはずもなく、問題も解決しなくちゃならない。最終的に大きな困難を突破しますが、良守頑張れと応援したくなる作品です。