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Finger-bearsi6のレビュー・評価・感想

チャイルド・プレイ(2019年の映画) / Child's Play(2019 film)
6

おもしろいけど、違う。

『チャイルド・プレイ』のリブート版というけど、全然違う話でした。
もともとは人形に殺人鬼の心が入っちゃってみたいな話でしたが、今回のはAIの暴走って感じです。
昔はAIとかなかったし、人形がうごくだけでおかしかったけど、今は動いても喋っても普通だから、まあ話を変えるのもいいかもしれません。
でも、あのチャッキーが見れると思っていたのに残念です。でも、このチャッキーも怖いです。
もともとの人形には制限がかけられていて汚い言葉は言えないはずなのに、彼だけ汚い言葉が言えるというのが今っぽくておもしろかったです。
あと、いい、悪いしかなくて、ちょっと持ち主を傷つけたら殺しちゃうとかが人形系ホラー漫画っぽいなと思いました。
このチャッキーはちょっとかわいそうだったなと思いました。
人形とかおもちゃとかは案外持ち主に粗末に扱われたりするから、人形が力を持ったら怖いですよね。
昔の主役は誰にも信じてもらえなくてそれがまた恐怖だったのですが、今回は友達がいて、みんなでどうすんだよみたいな場面もあり、少年探偵団みたいでした。
前の話とは全然違うけど、それなりにおもしろかったので、わざわざチャイルド・プレイの名を借りなくてもよかったのになと思いました。

東京卍リベンジャーズ / 東卍 / 東リベ / Tokyo Revengers / Tokyo卍Revengers / 東京リベンジャーズ
9

熱い不良少年達が描くサスペンス作品

タイムリープ×ヤンキーという一見不釣り合いなテーマを見事に合致させた作品です。

ただ逃げ続けるだけの人生をひたすら送っていた主人公・花垣武道が、突然にも意識だけを過去に飛ばす能力に目覚め、そこから現代で犯罪組織トーマンのせいで死亡したヒロインを助けるために過去に飛び、どん底の未来を変えていくストーリーになります。
最初こそ長年の現実から目をそらした生き方のせいで逃げ腰の性格でしたが、かつて付き合っていたヒロイン・橘日向や千堂 敦をはじめとした悪友達との再会、物語のキーともなる東京卍會(通称トーマン)暴走族の総長・佐野 万次郎(通称マイキー)とその親友の龍宮寺 堅(通称ドラケン)との出会いで、立ち向かう勇気を培っていきます。

ヤンキーもの特有の暴走族チームや激しい描写はもちろん、喧嘩のシーンも見ているこちらまで熱くなるような迫力あるものに仕上がっています。アニメでは特に戦闘シーンの作画が素晴らしく、非常に見ごたえがあります。

それだけでなく、多くの登場人物が入り乱れての人間ドラマも見どころです。
特に人気のあるトーマンの総長マイキーは無茶苦茶な行動もとりますが、それでも正々堂々とした不良で、そんな彼が未来では極悪組織の首領になっています。
何故、橘日向は殺されたのか、どうしてトーマンは巨悪化したのか、怒涛の展開に目が離せなくなることでしょう。